インフィニット・ストラトス〜古の英雄〜   作:ボイスターズ

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今回は鈴〜ラウラまでのISを紹介します。


「IS」について その3

甲龍(シェンロン/こうりゅう)

鈴専用の3世代型IS。燃費と安定性を第一に設計されてて、機体カラーは赤み掛った黒。待機形態は手についている黒のブレスレット。

 

双天牙月(そうてんがげつ)

大型の青龍刀で、2基装備されている。

連結すれば投擲武器としても使用可能。

 

龍砲

空間自体に圧力をかけて砲身を作り、左右の翼から衝撃を砲弾として打ち出す。肩部と腕部に装備されている。拡散衝撃砲や貫通衝撃砲などの種類がある。砲弾だけではなく、砲身すら目に見えないのが特徴である。

 

 

ラファール・リヴァイヴ・カスタムII

シャルロット専用の第2世代型IS。

ラファール・リヴァイヴをカスタムした機体で、基本装備の一部を外した上で後付け装備用に拡張領域を原型機の2倍にまで追加されており、その搭載量は追加装備だけで20体になる。

後述の高速切替と合わせ、距離を選ばない戦いができる。機体カラーはオレンジ色で、待機形態は十字のマークのついたオレンジ色のネックレス・トップ。

アサルトカノン「ガルム」、連装ショットガン「レイン・オブ・サタデイ」、近接ブレード「ブレッド・スライサー」、重機関銃「デザート・フォックス」などの武装がある。

 

高速切替(ラピッド・スイッチ)

大容量の拡張領域を活用して事前に武装の呼び出しをせずに戦闘と同時進行で武装を呼び出すシャルロットの特技。

 

灰色の鱗殻(グレー・スケール)

シールドの裏に装備されている69口径のパイルバンカーで、通称・盾殺し(シールド・ピアース)と呼ばれる本機の切り札。

 

砂漠の逃げ水(ミラージュ・デ・デザート)

斬り合っていたかと思えばいきなり銃に持ち替えての近接射撃に、間合いを離せば剣に変更しての接近格闘に、押しても引いても一定の距離と攻撃リズムを保ち、攻防ともに安定した高レベル戦闘方法。

 

防御パッケージ「ガーデン・カーテン」

実体シールド2枚、エネルギーシールド2枚による防御機能を向上させる機能。高速切替によって防御の間も攻撃が可能。

 

 

シュヴァルツェア・レーゲン(黒い雨)

ラウラ専用の第3世代型IS。

武装は肩の大型レールカノン、リアアーマーに計6機装備されたワイヤーブレード、両腕手首から出現するプラズマ手刀。AICと呼ばれる機能がある。密かに組み込まれていた国際条約違反のVTシステムが暴走し、一夏によって破壊されたが、コアが無事だったので予備パーツで補い、復活させた。待機形態は腿の黒いレッグバンド。

機体カラーは黒。

 

AIC(慣性停止結界)

アクティブ・イナーシャル・キャンセラーの略称。ラウラ自身は「停止結界」と呼称し、もともとISに搭載されているPICの発展系。対象を任意に停止させることができ、1対1では反則的な効果を発揮するが、使用には多量の集中力を必要とし、複数戦やエネルギー兵器には効果が薄い。

 

VTシステム

Valkyrie Trace System(ヴァルキリー・トレース・システム)の略称。

過去のモンド・グロッソ優勝者の戦闘方法をデータ化してそのまま再現・実行するためのシステム。パイロットに「能力以上のスペック」を要求し、肉体に莫大な負荷が掛かって場合によっては生命が危ぶまれる。束曰く「不細工なシロモノ」で、現在あらゆる企業・国家での開発が禁止されている。

シュヴァルツェア・レーゲンに搭載されたものは機体の損害がレベルDに達して最大限となったラウラの負の感情(戦闘で敗北した悔しさ・それから来る怒り)を起動キーとして発動するように設定・欺瞞されていたらしい。

ちなみにこのシステムを研究していた施設は、暴走事件のすぐ後に束の手で倒壊した。

 


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