魔法少女リリカルなのは 軌跡を探して   作:にこにこみ

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56話

 

 

重い瞼を開けて、意識が目覚める中身体に倦怠感と貧血がする。 倦怠感はともかくなんで貧血がするのかはわからないが……

 

「そうだ……昨日の火災で……」

 

とりあえずまだ寝たいので寝返りをうち枕に手を伸ばす。

 

むにゅっ……

 

(柔らかくて暖かい枕だなぁ、ミッドチルダにはこう言う枕があるのかぁ)

 

しばらく枕の感触を確かめていた。

 

むにゅ、むにゅう……

 

「んっ………」

 

「…………………ん?」

 

誰かの声が聞こえて、目を開けたらまずは白が見えてきて、顔を上げたら見覚えのある紫色の髪が見えて……

 

「うわああああっ!」

 

飛び上がりベットの上を確認すると、そこにはすずかがいた。

 

「うーーん、レンヤ君おはよう……」

 

「えっ…おはよう……じゃなくて!何で俺と一緒に寝ているの⁉︎アリサと寝たんじゃないの⁉︎」

 

「う〜〜ん……寝ぼけちゃった♪」

 

悪気がまるでなく言い切ったよ。

 

「て言うか隠せ!目のやり場が困る……」

 

下着にワイシャツ1枚で寝られるか?ていうか皆も似たような格好出し⁉︎

 

「レンヤ君も上脱いでいるよ」

 

「わっ!いつの間に⁉︎」

 

俺はよく寝苦しいのか寝ている時に上を脱ぐ事があり、起きた時に上が適当に脱ぎ捨てられているのがよくあるのだ。

 

「それよりも……レンヤ君、私の胸の感触はどうだったの?」

 

「そっそれを今聞くか⁉︎///」

 

恥ずかしくて顔が熱くなるを感じる。

 

「で、どうだったの?」

 

「………………柔らかかったです……///」

 

「ふふっありがとう♪」

 

すずかはそう言い抱きついてきた。

 

「むぐっ!」

 

「ふふっレンヤ君は可愛いな〜〜」

 

顔にすずかの大きな胸が……それに貧血のせんで抜け出せない!て言うか絶対吸血鬼の力を使っているな!

 

「ーーレン君、何をやっているのかな?」

 

「なっなのは!助け……」

 

「んんっ///レンヤ君くすぐったいよ」

 

やべえ、チラ見してなのは見たが、目に光がなかったよ。

 

「レンヤ?すずかと何をやっているの?」

 

「私が寝ている間に階段でも登ったんか?」

 

「す〜ず〜か〜………」

 

「抜け駆けはダメって言ったよね?」

 

他の4人も起きたが、同じく目に光がない。

 

「きゃああ〜〜レンヤ君、怖い〜〜」

 

「ん〜〜〜〜!」

 

全く怖がっている風には見えず、強く抱きついて来て息ができなくなる。

 

「すずかちゃんレン君から離れて!」

 

「レンヤ!まさかすずかと……////」

 

「レンヤ君!階段から降りてきて私を上に上げてえな!」

 

「あんたは何口走ってんのよ!」

 

「すずかずるい!私もレンヤと寝る〜〜!」

 

皆が迫ってきて俺は混乱する、皆目のやり場困る格好で来ているからさっきから身体のあちこちに柔らかいのが当たってくる。

 

「とにかく静かにしてくれーーー!」

 

俺を中心にした言い争いはしばらく続いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから皆落ち着き、私服に着替える。

 

「全くすずか、あまり悪ふざけはやめろ」

 

「うん、ごめんねレンヤ君」

 

本当に反省しているのかなぁ。他の皆も自分の格好と行動を思い出し、顔を赤くして俯く。

 

「コホン、はやて。話しがあったんだな?」

 

「え!ああ、うん……実は前から思ってて……昨日の事で余計に思ったんや。局……特に地上部隊の対応の遅さ……もちろん理由も分かっとる。本局が高ランクの魔導師を引き抜いてしまうからや」

 

「よく見てるな、はやて」

 

ラーグははやての見識の高さに感心する。序でに言うとそれが原因で上手く連携も取れていない。

 

「それでな?私は自分の……ううん、違うな……自分達の部隊を持ちたいんよ!みんなでやれるんなら、別に私が部隊長でなくても構わへん!」

 

はやては途中で思い直し改めて全員の顔を見て力強く宣言する。

 

「そうなると…部隊長は誰がやるんだ?」

 

「順当に考えれば、私はレンヤ君がええと思うんやけど……」

 

「俺はすでに部隊長だ、俺以外だとはやてが1番適任だな」

 

「でっでもレンヤ君の方が階級高いし経験豊富やし……」

 

はやての推薦を断わり、逆にはやてがやる様に言うと戸惑った不安な表情になる。

 

「何も全部やれなんて言わない。実際、俺は1人じゃミッドチルダ全域は守れないからな。だから俺もはやてを助ける……俺だけじゃない。なのは達もな?」

 

俺ははやてを励ましながらなのは達の方を見る。

 

「もちろんだよ!それにそんな楽しそうな部隊に誘ってくれなかったら逆に怒るよ?ね、フェイトちゃん!」

 

「うん!そうだよ、はやて」

 

「レンヤ君、なのはちゃん、フェイトちゃん…おおきに!」

 

はやては俺達の言葉に目尻に浮かんだ涙を拭い微笑む。

 

「もちろん私達も協力を惜しまないわよ」

 

「言わずもがな、だね」

 

「皆と一緒にいられて楽しそうだし!」

 

「アリサちゃん、すずかちゃん、アリシアちゃんも……ほんまおおきに!」

 

こうして俺達の高校卒業後の目的も定まった。

 

はやてとの話も終わり、今日の予定を決める事になった。

 

「それで今日はどうするの?」

 

「なのはちゃん達は大丈夫?疲れてない?」

 

「それはコッチの台詞、と言いたいがな」

 

「ん~昨日は確かに忙しかったけど幸い徹夜はしてないし……遊ぶ元気はあるよ~!」

 

「レンヤが事後処理を首都航空部隊に丸投げしたからね?」

 

「当たり前だ、ろくに働いていないんだから事後処理ぐらいやらせても罰は当たらない」

 

「あはは♪流石レンヤ君や!取り敢えず朝食を食べながら決めよか?」

 

「賛成~」

 

「展望レストラン楽しみですぅ!」

 

取り敢えず俺達は朝食を摂る為にこのホテルの最上階にある展望レストランへ向かった。 どうやらここは朝食・昼食はバイキング形式らしい、それもどれも豪華な物ばかりだ。ヘルシーなのからこってりしたのまで、男女共に満足できる仕様となっている。

 

「ん~美味しいね~!」

 

「そうだね!」

 

「やっぱり朝は和食やな!」

 

「はいですぅ♪」

 

「俺はツマミに合えばどっちでもいいけどな」

 

「私和食〜〜」

 

「私としてはミッドに和食がある事が今でも驚きなんだけど」

 

「確か……ミッドに移住した日本人が広めたんだったな?」

 

「ナカジマ家がその子孫達の内の一人だよね」

 

「はいですぅ!」

 

「あとはレンヤを始めとした地球出身の魔導師の知名度の高さも和食が注目される要因ですかね~」

 

「なるほど~、レンヤ達は有名人だもんね」

 

ソエルの補足を聞き、フェイトは感心する。

 

「でも…そんなに有名なのになんで騒ぎにならないのかな?」

 

「確かに言われてみればそうやな?」

 

辺りを見渡したなのはは首を傾げ疑問を呈し、はやてもそれに同意する。

 

「それはなのは達に渡したメガネの力だな」

 

「メガネ?」

 

俺の言葉に首を傾げながらなのは達が掛けてる眼鏡を見る。これは部屋を出る前に俺がなのは達に渡した物だ。

 

「ラーグお手製のこの眼鏡には認識阻害の魔法が掛かっててな。掛けただけで周りの認識を阻害する」

 

「お手製マジックアイテムだぜ!」

 

「なるほど~……便利だね?」

 

「確かにそうだね!」

 

「これは助かるな~!」

 

「よくお世話になっているわ」

 

「怪しまれないしから色々な場所に気軽に行けるからね」

 

「便利だよね〜」

 

そんな会話をしながら朝食の時間は過ぎて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先ずは東部12区内・パークロードに向かい、それから俺達は買い物をしたいと言うなのは達と共にファッション系、アクセ系、カフェ、屋台などの店が立ち並ぶエリアへとやって来た。

 

「先ずは何から見ようか?」

 

「そうだね…服とか?」

 

「昨日、見たよね?」

 

「ここでは見てない、って事じゃなか?」

 

「あ、それやったらレンヤ君の服をみんなで選んであげようや!」

 

「え?」

 

何を見るか話し合っているといきなりはやてがそう切り出した。

 

「それは良いわね!」

 

「うん、何時も私達ばかり見てるし……良いんじゃないかな?」

 

「賛成賛成!」

 

「リインもレンヤさんのお洋服選ぶです!」

 

何故か全員乗り気らしい、

 

「うーん……分かった、それでいいか」

 

この空気で断れる筈もなく、俺は承諾する事にした。

 

「決まりだね!それじゃあ、出発ー!」

 

「「「「「「おぉ~♪」」」」」」

 

なのは達の先導の下、俺は服屋へと向かった。 ほんとん着せ替え人形になったような気分だったが、着てみるごとにに皆が顔を赤くしていたのはなんでだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後もゲームセンターなどに行き盛り上がりって買い物を終え、ホテルへと戻ってきた、俺達は晩飯を食べる為に再びホテルの展望レストランへ。夜はちゃんとしたディナーであり、俺達の座った席は街を一望できる様になっている。

 

「う〜〜ん、美味しい!」

 

「朝とは違って作り凝まれているね」

 

「うん、レンヤ君に迷惑かけたからオーナーがシェフに頼んで凝った物にしてくれたみたいだね」

 

「なら遠慮せず食べる!」

 

「酒をくれ〜〜」

 

「アンタは自重しなさい」

 

「そう言いばレンヤ君、あの話しを受けるん?」

 

「そうだなぁ……」

 

街を回っている途中人とぶつかりメガネを落とし顔を見られてしまったのだ。その人はDSAA関係者で今年の大会の出場をお願いされた。

 

「DSAAって何?」

 

「DSAA、ディメンション・スポーツ・アクティビティ・アソシエイションの略称で。簡単に言えば次元世界のスポーツ競技の運営団体だ、レンヤの年齢が出場出来るのは全管理世界の10歳~19歳の魔導師が出場するインターミドル・チャンピオンシップだろうな。まだ締め切りの期限は過ぎていないから、出場出来るぞ」

 

アリシアの疑問にラーグが大まかに説明する。

 

「私は聞いた事あるよ、メガーヌさんとクイントさんも学生時代に出場したって聞いたし」

 

「主に格闘技術を競う大会だったわね、確か7月から開催されるはず」

 

「それでレンヤはどうするの?」

 

「とりあえず出場してみるさ、色々と試したい事もあるし」

 

「レン君、DSAAはレン君の実験場じゃないよ」

 

「あはは………」

 

「応援するんよ、レンヤ君!」

 

その後も色々な話をしながら食事を終え、ようやく俺の部屋が用意できたのでそっちに向かう。

 

その後俺はのんびり温泉に入り、コーヒー牛乳を飲み終え部屋へと戻って来た。

 

「ふう、やっとゆっくり出来る」

 

「今日もなのは達と寝ればいいじゃん」

 

「ラーグ、あまりふざけるな」

 

ラーグを注意して、ベットに寝転がり目を閉じて少し眠る。

 

時々こうするとまるで別の人の夢を見ることがある。

 

脳裏に浮かんでくるのは女性2人と男性1人が、1人の女性を呼び止める場面だ。顔はボヤけて見えない。

 

【ーーーーー。貴方は私達の大切なお友達です、その憎悪を私達にも背負わせてくれませんか?】

 

【これは私の問題だ、アンタ達には関係ない】

 

【たとえそうでも、私は諦める事は出来ない】

 

【物好きね、私はーー】

 

女性は左手を赤黒い獣の手に変えながら言う。

 

【ーーー鬼神よ】

 

「…………憎悪、か」

 

俺には分からない感情だが、それを否定することもできない。 もし……こんな記憶を今も彼女の子孫が持っていたら、一体どうなるんだろう?

 

コンコン

 

「ん? どうぞ」

 

ドアが開かれて入って着たのはフェイトだった。 風呂上がりで髪がまだ濡れていて、ただ濡れているだけなのに妙な色香が出ていてちょっと直視できなかった。

 

「レンヤ……その、もう温泉には入ったの?」

 

「ああ、ちょっと長湯した気したがな」

 

「ふふ、確かに、あそこの温泉すごく気持ちよかったからね」

 

「それでフェイトは何をしに? なのは達が呼んでいるのか?」

 

「えっと、レンヤは昨日から疲れたでしょう? 肩とかこってない?」

 

そう言われて肩を揉んでみると、かなりガチガチだった。 昨日に加えてここ最近仕事詰めだったからな。

 

「うーん、確かにこってるかなぁ?」

 

「なら私がマッサージしてあげるよ、お風呂上がりの方が効果があるんだよ。 よく母さんとリンディさんにもやってあげているし」

 

「ならお願いしようかな」

 

フェイトに背を向けてお願いする。 すぐに肩に細長い手が乗せられて肩を揉み始めた。

 

「あ、やっぱり固いね。 今日でも休んでおいて良かったかもね」

 

「それはお互い様だろ?」

 

なのはやフェイトも注意はしているがあんまり休んだことは少ない、もちろん無茶はしてないが。

 

「んしょ、んしょ……ふう、固いなぁ」

 

むにゅん……

 

「⁉︎」

 

手から肘を使って肩をほぐし始めたフェイト。 だがそうなると、肘を当てるために密着することになり……後頭部に、胸が……

 

(一難去ってまた一難⁉︎ これでなのは達でも着たりしたら……)

 

「ん!」

 

「うぐっ……」

 

……なんか、どんどん強く押し当てられているような……しかも気付いていないようだし。

 

「ひゅーひゅー! フェイトやるぅ!」

 

「まさに凶器だな、あれは」

 

「え……?」

 

ソエルとラーグが茶々を入れてきて、フェイトはマッサージを止めて下を向いた。 すると今の状況に気付いたのか、みるみる顔を赤くしていく。

 

「えっと、言うに言いづらかったというか……真面目にやっているフェイトに悪いとも思ったし……」

 

「ッ………‼︎///」

 

フェイトは慌てて離れると、躓いて倒れようとした。

 

「フェイト!」

 

すぐに手を伸ばして助けようとするが、逆に引っ張られてそのまま一緒に床に転んでしまった。

 

「痛たた……大丈夫か、フェイ……ト?」

 

うつ伏せから起き上がろうとして目を開けると……目の前にフェイトがいた。

 

「レ、レンヤ……///」

 

(この状態は……!)

 

故意ではないが、結果的に俺がフェイトを押し倒す構図になっていた。

 

「………よ」

 

「はい?」

 

「レンヤなら……いいよ///」

 

「何が⁉︎」

 

頰をさらに赤くしながら変なことを口走っている。 とにかくすぐに離れないと……

 

「レン君〜! そろそろ夕食の時間だ……よ?」

 

「早くこんとなくなってまう……よ?」

 

そこに、運悪くなのはとはやてが部屋を訪れてしまった。 俺とフェイトの構図を見て固まり、しばらく沈黙が続いた。

 

「えっと、そう! これは事故だ! 決して故意じゃなく、倒れようとしたフェイトを助けようとしてこうなったわけで……」

 

上体を起こし、手を振りながら言い訳をいう。 あれ、なんで言い訳なんだろう?

 

「……そうやな」

 

「はい?」

 

「レンヤ君もお年頃なんやし……美少女6人と同じ部屋で寝たら若い衝動が目覚めてもおかしくあらへんやろな……」

 

「激しく勘違いしてますよ、はやてさん⁉︎」

 

とにかくこの状況を脱するにはフェイトからも弁明してもらわないと……! そう思い視線を下げると……未だ顔を赤くしてうわ言のように何やらブツブツ言っていた。

 

「……レンヤに……私、レンヤに……女にされちゃう……」

 

「フェイト〜? おーい、フェイト〜〜⁉︎」

 

ダメだ、完全に心ここにあらずだ。

 

「………レンヤ君?」

 

「え、なのは?」

 

「ちょっと、お話……しようね?」

 

黒いオーラを見に纏いながら、なのははお話の発音がなんか違うように言いながら言った。

 

「だ、だからこれは事故だってーー」

 

「問答無用や!」

 

「ふふ、それじゃあ……逝こうか?」

 

「ちょっ⁉︎ フェイト! 起きてフェイト! 目を覚ましてくれぇ‼︎」

 

部屋にフェイトを置いて行って問答無用でなのは達に連行され、その後……どうなったのかは、覚えていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日ーー

 

ミッドチルダから地球に帰ろうと本部にある転送ポート向かっていた。

 

「うーん、昨日の部屋での記憶が欠落しているような……」

 

「き、気のせいじゃないかな?」

 

「そ、そうやで。 きっと疲れて眠ったんやと思うで?」

 

妙に上擦った声で答えるフェイトとはやて、本当に何もなかったのか? そして何やら皆で集まってコソコソし始めた。

 

(……悪いことしちゃったけど、分かったこともあるよね)

 

(そやな、レンヤ君のあの可能性は消えたんやな)

 

(あれだけアプローチしているのに全く反応しないから、一時期レンヤってホーー)

 

(とにかく、そっちの方向は消えたわ。 今はそれだけで十分よ)

 

(そ、そうだね……てことは最終的には、レンヤに押し倒されて……)

 

(フェイトちゃん、落ち着こうね。 話がエレベーターで上がるくらい飛んでいるよ?)

 

……なにやら、変な誤解をされていた気がするような。

 

「ラーグ、ソエル、なにか知らないのか?」

 

「さぁてね?」

 

「くく、面白くなってきたなぁ」

 

「ですぅ?」

 

何が何だか分からないまま、ミッドチルダの小旅行は終わった。

 

 

 


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