第三次スーパー宇宙戦艦大戦―帝王たちの角逐―   作:ケット

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老人と宇宙/時空の結合より3年半

〔UPW〕のある〈ABSOLUTE〉から出る多数のクロノゲート。その一つを選び、まず新五丈の金洲海に出る。

 それから、バラヤー帝国につながる『道』を横目に、南蛮にあるゲートに行く。

 そこからは崩壊した帝国、今は最大勢力が〈世界連邦〉である時空に出る。

 

 今回、ウォーゼルとコンスタンス・キニスン、スーン・スール、エリ・クイン、ランファ・フランボワーズ、太助ら〔UPW〕特使が向かうのは、シンナックス星にあるゲートの向こう側だ。

 一見、老朽船。だがその裏には高いステルス性のある〈影の月〉が付き添い、百隻近いの艦隊と、三千の〔UPW〕最新無人小型艦を詰めている。ウォーゼルたちは別の、さらに高水準の隠れた船を用いている。

 ここに来れるのも、南蛮・練を治める羅候が実は武者修行中で光学迷彩装置を用いた影武者だからだ。唯一影武者の件を知る姜子昌が実際には支配し、なれあい戦争を続けているからだ。

 その許可があるのだから、トラブルなく通過できるのだ。同時に、

(レンズマンは借りを返す……)

 いくつかの天災や凶作、疫病、重大な麻薬犯罪などを解決しながらの旅で、少し時間はかかったが。

 

 そして無政府状態の、練とパルパティーン帝国に荒らされつくした時空をしばし旅した。その目的地、恐ろしいヒトデ状異星生物が出没し、かつ緑色の肌をした地球人の末裔が侵略している星域の、ある星に生じたゲートに向かった。

 

 転移能力と、すべてを溶かす液、高い身体能力を持つヒトデ……強敵ではあるが、〔UPW〕艦隊の敵ではなかった。魔法が転移を妨害し、無人機からのバーゲンホルム・ハイパー放射ミサイルが船の内部も殺し尽くし、次々と敵を封殺した。

 レンズマンでもそのヒトデは、あまりにも心が虫のようでありすぎ交渉は困難だった。だが、レンズマンは、

(不自然なもの……)

 を感じていた。

「とてつもない技術の持ち主が、何か意図があって作ったような不自然さがある。

 食料を無限に作ることができるのに、知的生物を食うことを好む。

 それ以外の心がないのに、宇宙船を作ることができる。

 合理的な存在ではない」

 と。

 

 

 そのゲートの向こうにある時空は、何百年も前から多数の異星種族が激しく争っていた。

 主に、植民地(コロニー)に適した居住しやすい惑星を奪い合って。

 容赦のない戦い。皆殺しにする。食う。楽しみや宗教儀式のために拷問し虐殺する。ありとあらゆる暴虐が横行していた。

 技術も互いに盗み合い、またたくうちに平準化される。コンスー族と呼ばれる、飛びぬけた技術を持つ種族を除いて。

 その宇宙に出た地球人は、宇宙は残忍な戦国、血と爪牙の自然であることを思い知った。

 そして学び、自らを鍛え、戦った。技術を盗んだ。

 のしあがった。多くの種族と戦い、いくつかの星を奪った。何度も植民惑星を滅ぼされ、逆に敵種族の惑星を滅ぼした。

 その中で、独自の体制を作り上げた。

 地球と、宇宙に出た人類であるコロニー連合をはっきり分ける。

 地球そのものは隔離し、低い文明水準のままにする。宇宙に出ることを許さない。外で起きていることを知ることも許さない。そして、地球人の老人に、ある年齢になったら宇宙に行ってSDF(コロニー防衛軍)に志願することだけを許す。法的な死、財産・市民権を放棄し、二度と地球に戻らないことを条件に。兵役期間が終われば、適当な植民惑星を与えられ、植民者として市民生活をする。……それができる率はわずかだが。戦争中には、兵役期間は際限なく延長できるのだ。

 老人を兵とするため、高いテクノロジーを用いる。遺伝子操作され機械的にも改造されたクローンを短時間で作り、老いた肉体を廃棄して脳の情報……記憶・人格だけをクローンに移す。クローン兵は栄養を補助するため、肌が葉緑体を含み緑色であることが特徴だ。それ以上に、けた外れの運動能力・感覚を持ち、脳にはブレインパルと呼ばれるコンピュータが直結されている。

 一度、地球人を裏切った科学者がブレインパルのソフト上の弱点を突いて兵士を滅ぼそうとしたことがあったが。

 いくらでも供給される兵士をつぎ込めるコロニー連合は強かった。

 だがそれは、攻められる諸種族が脅威を感じ、団結することにもなった。

 

 あるとき、地球人でない種族の一つの、ターセム・ガウという英雄が、かなりの数の種族をまとめた。

 互いに争わない。植民できる惑星を奪い合わない。勝手に新しい惑星に植民しない。代表者を集め議会を作る。

 コンクラーベと呼ばれるその同盟に、コロニー連合は参加しなかった。むしろコンクラーベを潰そうと、様々な謀略を行った。

 そのあまりの冷酷さに離反したコロニー連合の英雄、ジョン・ペリーらが地球にいろいろばらし、地球がコロニー連合に背を向けたり、いくつものコロニー連合所属の植民惑星が離反をもくろんだりすることも始まった。

 

 コンクラーベの中でも多くの争いがある。さらに、コロニー連合とコンクラーベの両方から、船を奪って複雑な陰謀をたくらむ人たちもいる。

 誰がこの時空の覇権を握るのか。だがそのすべてはコンスー族の掌の上であり、また新しくゲートという不安定要素が生じてしまった。

 

 コロニー連合に属する……そして独立をもくろんでいるフランクリン星から、〈ファウンデーション〉のある時空のシンナックス星につながる。

 無論、侵略できる先に飢えたコロニー連合は、その先が地球人と同質の人類であっても構わず攻撃し、殺戮し、いくつもの植民地を築いた。

 さらに、その近隣の星が突然、ヒトデ型の知性に乏しい異星種族の大規模な襲撃を受け、コロニー連合もコンクラーベも大損害を受ける。さらにそのヒトデは、ゲートをくぐって〈ファウンデーション〉のある時空にも攻め寄せ、そこを攻めている練とも、パルパティーン帝国軍とも激しく戦っているのだ。

 

 

 別時空へのゲート、という情報は、数年前からガウ将軍やその腹心の耳にも届いていた。

 銀河の中でも辺境の星にゲートができ、そこから恐ろしい侵略者がやってきてあらゆる種族を殺戮しているとか。

 また、厄介な存在であるコロニー連合の勢力圏にもゲートができ、間もなくその近くから奇妙な、凶暴な種族が出現してコロニー連合も、近隣のコンクラーベ加盟種族も、どちらの側でもない種族も多くの被害を出している。

(厄介で仕方ない……)

 問題となっている。

 ただでさえ、コロニー連合の謀略でコンクラーベは大きな被害を出し、ガウ将軍の指導力の問題ともなっているのだ。

 コンクラーベは、新しいコロニーを作ることを禁じ、どこかの種族でも新しくコロニーを作ったらコンクラーベ加盟種族から一隻ずつ戦艦を集めてガウ将軍自らが退去を説得し、退去しないと言えば殲滅することをしていた。

 それをコロニー連合に利用された。秘密裏にコロニーを作り、そこを訪れた艦隊を待ち受けて、極端な改造で真空中で活動できるようにした特殊部隊が反物質爆弾を艦に取り付け、ガウ将軍の船以外を破壊したのだ。

 それでガウ将軍は失脚し、コンクラーベが崩壊するだろう。その間にコロニー連合が最大限に力をつける……

 コロニー連合から見れば、希望的観測だ。新しい勢力は自壊するに決まっている、という。

 敵対種族の歴史にも関心を持ち、造詣が深いガウ将軍は、知っている。

 コロニー連合の母体種族、地球人が宇宙に出る能力も持たない過去。ある地域が戦乱に陥った時代。

 強い大名が、天下を統一する、従えと言った。それに対して多くの小大名は、最後まで抵抗して族滅された。

(われらは無敵だ……)

(確かに織田は今は強い、だが誰であれぽっくり死ぬことはある。そうなればどんな強大な大名も、強大であればこそあっけなく崩れる。大内、尼子、三好、六角、いくらでも例はある……)

(鎌倉以来の名家……)

(どんな大軍であれ、平家物語にあったように、坂東武者の勇猛さの前に水鳥の羽ばたき一つで溶け失せるに決まっている……)

(清和源氏の嫡流の血……)

(戦い抜けばきっと潮目は変わる、成り上がり者に頭を下げるなど嫌だ、こちらのほうが鎌倉では家格が上だったのだ……)

 希望的観測とうぬぼれと、少ない経験が合わさり、強大な敵を馬鹿にして逆らい裏切り、徹底抗戦の末に滅ぼされた小大名がどれほど多かったことか。

 コロニー連合も、同じ精神状態にある。

(コンクラーベなど、うまくいくはずがない……)

 という、希望的観測で動いたのだ。

 その結果、コロニー連合は捨て石とされた秘密コロニーの指導者、ジョン・ペリーに手を噛まれたのだから、愚かにもほどがある。

 

 ジョン・ペリーがガウ将軍と会い、信頼関係を結んだこともある。また実父のある研究の恩からある種族に特別な影響力を持つジョン・ペリーの養娘、ゾーイ・ブーティン・ペリーもガウ将軍の生命を助けた。

 

 

〔UPW〕は以前からも情報収集はしていた。大艦隊の侵入は初めてだったが、そのマンパワーと強大なレンズマンの力もあり、短時間で膨大な情報を加えた。

 上記の情勢を読み取ると、コロニー連合を事実上無視し、まずコンクラーベに直行した。

 そこでは地球人ではない、ウォーゼルやペケニーノ、バガーを使者として出した。

 地球人は反感を買っているからだ。

「ようこそ」

 まず面会できたのは、No.2のハフト・ソルヴォーラ。

「ゲートという現象のことは聞いています」

 情報局長のヴィナック・オイが表情を殺して言った。

 

 

 その数日後のこと。地球の、平凡な学校に向かうバスが、突然爆発した。

 いや、爆発の炎や煙から、無傷で出現したのだ。

「なに!」

「みんなふせて!」

 少女の権威ある声。とっさに、教師や運転手もしたがってしまう。

 同時に、叫んだ少女……ゾーイ・ブーティン・ペリーの横の二人の異星人が、凶暴な刃を見せる。彼女を護衛しているオービン族の二人……ヒッコリーとディッコリー。

 コンスー族の気まぐれで作られた自意識を持たない異星人、オービン族は、ゾーイの実父の研究により意識を与えられ、その恩でゾーイに仕えていた。ある件で、その忠誠は恩にとどまらない、熱く絶対のものとなった。

 逆にゾーイの立場は、多くの異性種族に狙われる理由にもなる。だからゾーイは自らも戦いの訓練を受けてもいる。

 だが、これほどの攻撃からバスを守ったのは……

 目の前に、地面を割ってダンプカーサイズの怪物が出現した。長い触腕を持つ、イソギンチャクとカニが共生したような。だがその触腕は機械的なものであり、カニにはハサミがない。

「メヤレイ族」

 ゾーイが歯を食いしばる。彼女も自分を狙う種族の情報を、最近は教えてもらえるようになっている。

 隣の男子の目が、まったく別のものになっている。

(そうだよね……)

 爆発の前までは、欲望と崇拝の目だった。でも今は、恐怖と排除の目。慣れるはずのない目。

(特別でなんていたくないのに)

 実父の行ったことで、皆殺しから一人だけ救われた日から。

(でも、それも……みんなを守る)

 にこり、と笑みを浮かべ、ゾーイはヒッコリーが切り破った天井の穴から、ディッコリーの手を借りて飛び出した。

 手にしているリュックには、強力な武器が入っている。

 だが、どれだけあの怪物と戦えるか……

(それに、なぜこのバスが無事だったの?)

 それも疑問だった。

(戦いで未知の要因は危険……)

 とも、特に元特殊部隊の養母に教わっている。

 

 さらに地面があちこちで盛り上がり、メヤレイ族がまた何体も出現した。

 不利……そう思い、静かに背中でオービン族のふたりに覚悟を告げた、そのゾーイの目の前で、メヤレイ族の硬い甲羅が真っ二つになる。

 光の刃。

 3メートルはある、機械的な巨人の両手に握られている。

 巨人と言うと語弊がある。人間がしゃがんで入れる頑丈なカプセルから、細長い手足が伸びて人間のシルエットになっている。それでその動きは、けた外れに俊敏な巨人のようだ。

 次の瞬間、はるか上空からミサイルが降ってくる……大爆発ではない、ごく小さな爆発と同時に、数条の光が地面を貫く。確実な命中がわかる。

 ヒッコリーがゾーイのすぐ後ろを攻撃し、投げ飛ばされた。

 厚着にヘルメットの、男女が分からないが身長2メートル以上・とんでもない肥満体の人間。人間には対処できないはずのオービン族の刃を、むしろ柔らかく傷つけずに制圧している。

「怪我はないよね?もう終わったから、お友達にも休め、と言って」

 破れかぶれに襲ってきたメヤレイ族が吹き飛ぶ。

 小さい身体に不釣り合いの、地球では売られていない巨大なサイレンサー付き拳銃を握った、少年のようだが年齢が読みにくい男がゾーイに笑いかけた。

 そのとき、遠くから高速でバイクが走ってきた。

「ママ!」

 ヘルメットをかぶっていてもわかる。

 ゾーイの養母、元特殊部隊のジェーンが素早くゾーイを守る。

「無事ね?二人も」

「うん、無事。この……」

「またメヤレイ族。そしてこの……」

 そこまで言ったジェーンが、すっと雰囲気を変える。脳内のブレインパル通信に集中しているからだ。

「メッセージ受諾、通読したわ。〔UPW〕のエリ・クイン、太助……」

 いつしかやっていていた、3メートルの機械巨人がヘルメットを外す。とてつもない美女の顔が出てきた。

 少年に見える男が銃を背中にしまい、軽く笑いかける。

 肥満体の人間は、すっと後ろに下がる。いつしか、その肩に長さ2メートルほどの蛇がいた。その蛇の額には大きな宝石が輝き、また多数の眼が細い眼柄で伸びている。よく見ると手のような器官も多くある。

 バスを守ったのは、ウォーゼルの仔であるそれの力である。それは肥満人に見えるドロイドも操作し、人間と……武の達人と変わらない行動をさせている。

「ゾーイ。……また、出発の時が来たわ。ガウ将軍が亡くなられた」

 養母の言葉に、ゾーイは衝撃を受けうなずく。

 ガウ将軍には直接会っている。スタッフにならないかと誘ってくれた。地球人ではないなど問題ない、尊敬できる、高潔な大人だった。

 何度目だろう。普通の暮らしが突然崩壊する。

 預けられていた家族、ともに暮らしていたステーションの全員が皆殺しにされ、自分だけが父親のあれやこれで助けられた。

 開拓惑星で暮らしていて、一家だけで別の開拓惑星に行くことになる。

 その開拓惑星が爆撃され、恋人一家が死んだ。

 開拓惑星を救うため、オービン族たちとともに旅立った。もう帰ることはできない。グレッチェンとの別れ。

 そして地球での、つかのまの普通の子の暮らし……でも、二人の強大な異星人をボディーガードとして従えている普通の女の子などどこにいるだろうか。

 そして……バスから出て、教師と、やっと駆けつけてきた警官に守られている子供たちを見る。

 昨日まで、誘う勇気もなく、よだれの洪水のような視線だけを垂れ流してきた少年は自らを恥じている。ゾーイから見れば、彼も人間だとはわかっていても、嫌悪感ばかりが先に立っていた。

 ちょっといいかな、と思っていた美男も、失禁を隠そうと見るに耐えない顔をしている。

 どう、声をかければいいだろう。

 死んだ恋人とは比較にならない。愛してなどいない。誰かを愛するほど長く暮らしていなかった。

 男子に何を言うか。そのほうが、ゾーイにとってはこれからの戦いより、ガウ将軍やコンスー族に会いに行ったときより困難だった。

 

 

 コンクラーベの本拠で、〈大議会〉が行われた。

〔UPW〕、時空間ゲートの件もある。

 別の議題もある。

 コロニー連合に属する民間船が、あるところで襲撃され、パイロットひとりと、同乗していた政治家以外皆殺しにされた。

 そしてパイロットは脳だけを取り出され、元の体が欲しければ従えと脅され、武装化された船をコントロールできるよう訓練された。

 だが、コンピュータの経験もあったパイロットは、そのシステムを逆にハッキングし、敵側であった政治家の携帯コンピュータもハッキングして、すべての情報+政治家の身柄を土産にコロニー連合に帰った。

 それがきっかけで、コロニー連合とコンクラーベをかみ合わせようとする〈均衡〉といわれる勢力や、コロニー連合のこれまでの邪悪な陰謀もすべてが宇宙中に公開された。

 その件も含めた、最大の紛糾が予想される〈大議会〉……

 そこで、演壇が爆破され、ガウ将軍が死んだ。

 No.2のハルト・ソルヴォーラが継承したが、混乱は大きい。

 まず〈均衡〉との戦い、また〔UPW〕との対話。

〔UPW〕に与えられた新技術というより新発想。コロニー入植を必要としない、小惑星に穴を掘り、ワイヤーで二つつないで振り回して暮らす技術。大規模スペースコロニーの安価な作り方。多数の鏡でしょう惑星を蒸留して膨大な資源を得る方法。

 だが、ハルトだけは知っていた。ガウ将軍が生きていることを。

 爆発と同時に、ガウ将軍だけが『転送』された。どの勢力も持っていない〔UPW〕の超高度技術。かわりに別の死体が置かれている。

 ガウ将軍自身は、もう組織がある程度固まった今、創業期の英雄は無用だと悟り、適した後継者に譲る機会を待っていた。だが、死ぬ気だということをウォーゼルに読まれ、別の方法を提案された。

(ガウがすべき仕事は多くある……)

 と。

 

 ガウ将軍、ゾーイ、そしてウォーゼルの仔。地球の外交官。コロニー連合の外交官と兵。

〔UPW〕とコンクラーベ、地球やコロニー連合との折衝も目くらましに、彼らが向かうのは、コンスー族の本拠である。

 白色矮星を完全にダイソン球化した、想像を絶する技術と精神性の種族との、本格的な交渉が始まるのだ。




ヒトデとメヤレイ族は筆者オリジナルです。

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