空を舞う仮想の世界の剣士たち   作:バリスタ

79 / 79
目を閉じ確かめる

 

 

巴マミ宅

 

 

ミヤ

「なるほど?暁美さんと巴さんは魔法少女で

 

 戦ってたデカブツが魔女と…」

 

マミ

「はい」

 

ミヤ

「…んー…語感的にほぼ同じモノに感じるのは俺だけ?」

 

ほむら

「……」

 

さやか

「魔女は人を食ってるんだから悪でしょ?

 

 魔法少女はそれを倒してるんだし違うでしょ」

 

ミヤ

「…なるほど?」

 

ほむら

「…あの」

 

マミ

「そういえば!

 

 なんで見滝原にいらしたんですか?」

 

ミヤ

「ん?あぁ…なんか助けを求める声が聞こえてね…

 

 今は聞こえないけど…」

 

マミ

「なるほど…」

 

ほむら

「あの」

 

さやか

「そういえば、なんで結界内でIS使わなかったんですか?」

 

ミヤ

「んー…使えなかったんだよね…何故か」

 

ほむら

「……」

 

ミヤ

「…知りたかった情報は知れたし、帰るか!」

 

ほむら

「…なら私も帰らせてもらうわ」

 

マミ

「え、帰られるんですか?」

 

ミヤ

「そりゃ…どういう訳か疾風が戦える状態じゃないし」

 

マミ

「…なるほど…メンテナンスの為に帰られるんですね」

 

ミヤ

「それに、声も聞こえなくなったしね」

 

マミ

「また、いつでも見滝原にいらしてください!」

 

ミヤ

「おう、近くよったらな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰路

 

 

ミヤ

「…財布忘れた…」

 

 

ポケットを漁る

 

 

 

ミヤ

「…最悪だ…すぐ終わると思って油断した…」

 

ほむら

「なら、一旦ウチに寄るといいわ…渡したい物もあるから」

 

ミヤ

「…あれ、何処で手に入れた?」

 

ほむら

「話すと長くなるから…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほむら宅

 

 

ミヤ

「…なるほど…時間干渉ね…」

 

ほむら

「…信じてくれるの?」

 

ミヤ

「まぁ、こんな代物が有る以上信じる他無いよね」

 

膨大なデータを内包した結晶を受け渡される

 

ほむら

「…ある程度…それで理解出来るはずよ…」

 

 

ミヤ

「……ウップ…」

 

 

情報が頭に流れ込む

 

 

ほむら

「………」

 

ミヤ

「フゥ……やっぱり魔法少女と魔女は同質のものだったか…」

 

ほむら

「…これからどうする?」

 

ミヤ

「…ん?あのラスボス来るまでは居るよ

 

 まぁ…泊まる場所ねぇけど…はは…」

 

ほむら

「うちに泊まります?」

 

ミヤ

「それは色々問題になるからね?」

 

ほむら

「…そうですか…」

 

ミヤ

「…ずっと気になってたんだけど…なんか態度おかしくない?」

 

ほむら

「信用しているからです…私は」

 

ミヤ

「…誰も信じてくれないから、って事ね」

 

ほむら

「…はい」

 

ミヤ

「…はぁ……おい、白いのそこに居んだろ?」

 

「…まさか、僕が見えるなんてね」

 

ミヤ

「…キュウべえ…いや、インキュベーター」

 

キュウべえ

「…おや、僕の名前を知ってるのかい?」

 

ほむら

「…ミヤさん…」

 

キュウべえ

「…君達は知り合いなのかい?」

 

ミヤ

「…並行世界の縁って奴だ」

 

キュウべえ

「…なるほど、暁美ほむら…君の魔法の効果か」

 

ほむら

「近からず遠からずね…」

 

キュウべえ

「きゅ?」

 

ミヤ

「さてと……」

 

ISの通信を起動するミヤ

 

 

千冬

『…遅い』

 

ミヤ

「すいません、1ヶ月は帰れそうに無いです」

 

千冬

『…誰か送るか?』

 

ミヤ

「いや、俺だけで何とかします」

 

千冬

『わかった…ただ、無理を感じたら誰でもいいから呼べ』

 

ミヤ

「了解」

 

 

 

ほむら

「…」

 

キュウべえ

「1ヶ月…随分具体的な時間だね」

 

ミヤ

「…直感だよ」

 

キュウべえ

「…きゅっぷい」

 

 











オレ、オマツリ、ガンバル




 
 
 

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。