空を舞う仮想の世界の剣士たち   作:バリスタ

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久しぶりに連続投稿…誤字だらけでですね…きっと…


罪と罰…背負う覚悟

 

エクスカリバー

「疾風の騎士は死んだのに…まだ戦うんですか…」

 

レイカ

「ミヤは…生きてる…

 

戦っていたら絶対に助けに来る…

 

そういうやつだから」

 

 

長年の付き合いから言える言葉だった…

 

 

エクスカリバー

「ほう…彼も大悪党なら…その彼女も悪党ですか…」

 

レイカ

「は?」

 

エクスカリバー

『あなた達は罪を犯してる』

 

キリト

「どういう事だ…」

 

エクスカリバー

『私はただ、罪人に刑を執行するだけ

あなた達はそれを邪魔している』

 

アスナ

「だからって、関係ない人たちを

巻き込むのはおかしいでしょ!」

 

エクスカリバー

『ほぅ、罪人の分際でそんな事がよく言えましたね』

 

レイカ

「!?」

 

エクスカリバー

『何かを守る事…それはつまり

何かを犠牲にすることと同じ…

 

あなた達は戦うことで、罪を犯しているのです!』

 

ミスティア

「!」

 

 

 

 

 

『…!!ちーちゃん!

みんなとエクスカリバーの通信を強制切断して!』

 

千冬

『すでに試している!だが弾かれた!

不味いぞ…この状況は…』

 

『うん…みんなが安否のわからない

 

ミヤとの唯一の繋がりを否定されたら…

 

みんな戦闘不能になっちゃう!』

 

 

 

 

 

 

 

エクスカリバー

『さぁ…』

 

収束していく光…

 

 

ホンネ

「…もう…何が正しいのか…分からない…」

 

ミスティア

「…戦うことが罪…」

 

 

エクスカリバー

『罰を受けるのです!』

 

 

レイカ

「っ!

 

お願い…

 

助けて!ミヤ!」

 

 

 

エクスカリバー

『無駄ですよ!』

 

 

レイカ達へと放たれるビーム

 

 

 

 

 

だがそれは

 

 

『行け!シールドファンネル!』

 

 

エクスカリバー

『は、弾かれた!?』

 

 

レイカ達に届く前にまるで壁に当たったように消えた

 

 

 

「お望み通り助けに来たぜ、レイカ」

 

 

レイカ

「ミヤ!」

 

エクスカリバー

『馬鹿な!お前は死んだはず!』

 

ミヤ

「勝手に殺すな…」

 

エクスカリバー

『ま、まぁ、あなたも生きてるのなら罪人です!

さあ!罰を受けよ!』

 

ミヤ

「罪…ねぇ…

 

戦うことが罪だって言うなら…

 

その罪…俺が背負ってやる!」

 

エクスカリバー

『!?』

 

ミヤ

「例え罪人と罵られようと

 

例えこの世に嫌われようと

 

俺は…仲間のために…大切な人のために戦う!

 

それが俺の…折れない信念だ!」

 

エクスカリバー

『そ、そんなの!ハッタリだ!』

 

ミヤ

「なら…見せてやるよ…そのハッタリの力をなァ!

 

行くぜ!零式!福音!旋風!特殊システム起動!

 

トリニティコア!」

 

その声と同時に疾風が光に包まれる

 

 

エクスカリバー

『何なんだ…そのISは…』

 

ミヤと疾風の前に1機のISが鎮座する

 

その姿はミヤの覚醒サードシフト…光風の姿だった

 

 

ミヤ

「これだけじゃないぜ…なぁ!疾風!」

 

疾風

『デュアルシンクロ!』

 

 

ミヤ

「さあ!限界を越えて舞え!!

 

疾風・星霜」

 

シャル

「デュアルコア…ミヤならやれるとは思ったけど…

本当にやるなんて」

 

 

ミヤ

「テメェが…どんだけ俺達の戦いを否定しようと

 

どんだけ俺達の力を否定しようと…

 

それは俺たちの軌跡が否定する!

 

俺達の過去が否定する!

 

 

俺達の道は!明日は!未来は!

 

俺達で創るもんだ!」

 

 

エクスカリバー

「グッ…正義の味方気取りの罪人の分際でェ!」

 

ミヤ

「正義の味方になったつもりはねぇよ…

 

俺はただ…誰かの笑顔の為に戦うだけだ…

 

 

 

お前…さっき言ってたよな…

 

 

守る事は何かを犠牲にするって…

 

 

なら俺は…大切な人の笑顔を守る為に…

 

 

その涙を犠牲にする!」

 

 

エクスカリバー

「!?」

 

 

ミヤ

「リミットバースト…オーバードライブ!!」

 

エクスカリバー同じように黄金に光り出すミヤ

 

 

ミヤ

「蒼白流星!」

 

ミヤのまわりに剣と槍のような光が浮かびだす

 

ミヤ

「閃黒彗星!」

 

白と黒の太刀のような光が浮かび上がる

 

ミヤ

「雷歌風陣!」

 

電撃と風を纏った無数のナイフが宙を舞う…

 

 

ミヤ

「完成!七剣抜刀!」

 

エクスカリバー

「ぐっ…この物量は…流石に…」

 

ミヤ

「俺の頭が焼ききれるか

お前がやられるかのどちらかだァ!」

 

 

幾千もの光がエクスカリバーにダメージを与える

 

 

 

 

 

そして

 

エクスカリバー

「ぐはぁ!」

 

ミヤ

「うっ!…ハァハァ……」

 

フラッと落ちていきそうになるミヤ

 

レイカ

「危ない!」

 

 

 

 

エクスカリバー

「本当…そうですね」

 

ミヤ

「がはっ!」

 

レイカ

「!!!」

 

エクスカリバーの剣がミヤのお腹を貫く

 

エクスカリバー

「人間は…勝利を確信した瞬間が…一番油断する…

 

それは、英雄とて変わらない事…」

 

 

レイカ

「みや!お願い!目を覚まして!」

 

ミヤ

「……」

 

エクスカリバー

「は、ははは、ハハハハハ!

 

英雄が死んだぁ!

 

 

これでもう…私の天下だァ!

 

 

まず手始めに…

 

邪魔な貴女には消えてもらいましょう!」

 

 

 




誤字報告…待ってます…あればね?

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