空を舞う仮想の世界の剣士たち   作:バリスタ

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早く書けた…疲れた…
あと1話位は早くかけそうだな
在校生パートが終わりになるから
次の次ぐらいに転入生パート入ります


それぞれの背負うもの

千冬

「桐ヶ谷…篠木…相川…特にお前らに聞きたい」

 

普段以上に真剣な顔をする千冬

 

ミヤ

「…何ですか?」

 

千冬

「お前らはなぜ強い?」

 

キリト

「と言いますと?」

 

 

 

千冬

「…なぜそんなに強い信念がある…

 

あの二年の間に一夏まで強くなった…

 

一体あの世界で何があったんだ?」

 

ミヤ

「…今は話せません…でも、

 

いつか必ず話さなきゃいけない時が来ると思います

 

その時に必ず話します。」

 

千冬

「わかった…」

 

ミヤ

「でもひとつ言えるとしたら…

背負うものがあるからかな?」

 

千冬

「背負うもの?」

 

ミヤ

「キリトや俺、レイカは十字架を

 

ナツやアスナ、ホンネは大切な人の命

 

それぞれ背負ってるから強いんだと思う」

 

 

千冬

「それが、お前らの強さか…」

 

 

 

「…それが私と布仏さんとの違い…なのか…」

 

 

 

ミヤ

「…ん?」

 

レイカ

「どうしたの?ミヤ?」

 

ミヤ

「いや?たぶん気のせいだから大丈夫」

 

レイカ

「そう?」

 

 

 

 

 

 

時間は進み放課後

学校棟と宿舎棟の連絡通路にて

 

「あの!」

 

ミヤ

「んお?」

 

不意に背後から呼び止められる

 

「し、篠木さん!」

 

ミヤ

「あ、ええっと同じクラスの…

 

…あ、篠ノ之さんだっけ?」

 

「はい…」

 

ミヤ

「どうしたの?」

 

「あ、あの!弟子にしてください!」

 

ミヤ

「…(゜ロ゜)」

 

「…ダメ…ですか?」

 

ミヤ

「…いや、別にいいけど…なんで俺?」

 

「えっと…その…私も…

一夏と同じラインに立ちたいから…です…」

 

ミヤ

「あ!幼馴染みだっけ?」

 

「なぜそれを!?」

 

ミヤ

「あ…ナツから聞いた…」

 

「…そうなんですか…」

 

ミヤ

「で、弟子になりたいんだっけ?」

 

「あ、はい!」

 

ミヤ

「いいけど…生身で?ISで?」

 

「どちらもで…」

 

ミヤ

「…イヤイヤイヤ!

剣道全国レベルの人に教えることないだろ!」

 

「いえ…私は弱いです…私の剣は…刀には

何かが足りないんです」

 

ミヤ

「んで、俺らの模擬戦見て、それを感じたと?」

 

「そんな感じです…」

 

 

 

ミヤ

「そう…じゃあ、これから時間ある?」

 

「はい、あります」

 

ミヤ

「剣道場の隅っこ借りれるかな?」

 

「はい?」

 

ミヤ

「1回打ち合いしてみよう」

 

 

 

 

場所は変わり剣道場

 

剣道部部長

「あれ?あれあれあれ?篠木く〜ん

 

剣道部に入る気になってくれたの〜?」

 

ミヤ

「いや、全然」

 

部長

「あら、残念、じゃあ何しに来たのかしら?」

 

ミヤ

「篠ノ之さんの特訓の場所探しです」

 

部長

「篠ノ之!?あの篠ノ之!?」

 

「…」

 

部長

「全国レベルの剣道経験者が

うちの部活に入ってくれるの!?」

 

 

 

「…!」

 

ミヤ

「君は君のお姉さんじゃない

 

君は君なんだ…だから

 

見ていてくれる人がいるんだぜ?」

 

「…あの!」

 

部長

「何ですか?篠ノ之さん?」

 

「…剣道部に入りたいです!」

 

部長

「はい!ぜひとも!…んで篠木くんはどうする?

入ってくれたらいつでも貸してあげるけど?」

 

ミヤ

「等価交換ですか…じゃあ、入りますけど…

他言無用でお願いしますよ?」

 

部長

「わかってるわよ!生徒会長以外には言わないわ」

 

ミヤ

「じゃあ、よろしく部長さん」

 

部長

「よろしくね、篠木くん…いや、疾風の騎士さん♪」

 

ミヤ

「…は!?」

 

部長

「ALOでお世話になってます♪」

 

ミヤ

「…あ!シルフの!」

 

部長

「ライムでーす、本名は村瀬麗希でーす」

 

「あ、あの、知り合いだったんですか?」

 

ミヤ

「知り合いっていうか…」

 

ライム

「何度も夜を一緒に過ごしたわ!」

 

ミヤ

「夜通しダンジョン攻略な!その言い方語弊があるから!

リアルでレイカに聞かれでもしたら!」

 

レイカ

「いつもいつも懲りないわね?」

 

ミヤ

「( ^ω^)おっおっ......」

 

レイカ

「雷光槌!」

 

ミヤ

「やめろ!死ぬから!今生身だから!」

 

レイカ

「いっぺん死んでこい!」

 

ミヤ

「俺は悪くねぇ!」

 

 

 

「いつもあんな感じなんですか?」

 

レイカ

「少なくともALOでは日常茶飯事ね…

まぁ、これが面白いから

 

毎回原因作ってるんだけどね!」

 

「ALO…始めてみようかな…」




篠ノ之さんVRMMORPG開始フラグ

ちなみにセシリアは始めてます

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