空を舞う仮想の世界の剣士たち   作:バリスタ

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ブラッキー・アンド・ウィンディ

ユウキ

「転移してもボスのところまでがながいよー」

 

アスナ

「まぁ、転移座標固定する前に入っちゃったからね…」

 

ナツ

「あれ?ミヤさんとキリトさんは?」

 

レイカ

「姉さんも居ない!?」

 

ホンネ

「あー、さっき、ライカさんに2人とも呼び止められてたよ〜」

 

ナツ

「なんと!」

 

ホンネ

「でもミヤさんがすぐ追いつくって言ってたから大丈夫だよ」

 

レイカ

「そう、なら大丈夫ね」

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと脇道にて

 

 

ライカ

「ねぇミヤ坊」

 

ミヤ

「誰じゃい!?」

 

ライカ

「ホンネちゃんとナツ君が

結婚を前提にお付き合いしてるってほんと?」

 

ミヤ

「あぁ」

 

キリト

「なんでそんなこと知ってんだ?」

 

ライカ

「私、今、ブライダル関係の仕事をしててね…

有名な人達のそういう話をよく聞くのよ」

 

ミヤ

「はー…んじゃ、ナツたちに教えた方がいいか?」

 

ライカ

「出来ればぜひ!」

 

ミヤ

「そうだ、俺も聞きたい事が!」

 

 

ドタドタドタドタ

 

 

キリト

「大人数の足音…」

 

ミヤ

「やっぱり今度聞くわ!

追うぞ!」

 

キリト

「あぁ!」

 

ライカ

「うん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボス部屋前にて

 

 

 

アスナ

「クッ!」

 

ユウキ

「キリがないよー!」

 

ホンネ

「ミヤさんが居れば…」

 

ナツ

「うわっ!いつの間にか後ろからも応援部隊が」

 

ライム

「離れすぎないで!回復できなくなるから!」

 

レイカ

「全員ヒーラーを囲むように並んで!」

 

テッチ

「はい!」

 

 

 

 

アスナ

「お願いキリト君!」

 

 

応援部隊モブ1

「おぉ、やっぱり耐えるか…さすが7強」

 

 

キリト

「ミヤ!」

 

ミヤ

「え、マジでやんの?」

 

ライカ

「はい!速度上昇のバフかけたから!」

 

キリト

「ありがと!」

 

ミヤ

「はぁ…行くぞ!」

 

 

まるで壁に重力が働いてるかのように壁を走る二人

 

ミヤ

「やれるもんだな…」

 

そして応援部隊達の前へ

 

 

ミヤ

「助っ人登場!」

 

キリト

「悪いが、こっから先は通行止めだ!」

 

応援部隊モブ1

「おうおう、流石の黒の剣士と疾風の騎士でも

この人数相手は難しいんじゃないか?」

 

「2人だけならね」

 

ユニークスキル 夜雀

 

「流石に師匠がこの程度の人数…

苦戦するとは思えないのですが」

 

ユニークスキル 剣舞

 

「リズさん直伝!

鬼殺しハンマー!」

 

マスターメイサー

 

クライン

「俺も実はいるぜ!」

 

ライカ

「あ、お久しぶりです」

 

 

 

ミヤ

「おぉー、ミスティア、間に合ったか」

 

ミスティア

「言われた通り箒…ツバキちゃんも連れてきたよ!」

 

ツバキ

「私もユニークスキル持ちだったとは…」

 

ミヤ

「はっはっは!ユニークスキルでもなきゃ

 

始めたばかりの人が高レベルランカーを

 

吹っ飛ばせないからね」

 

クライン

「絶剣と一緒に攻略してる事を

 

なんで教えてくれなかったんだよ!」

 

ミヤ

「オメェ、口軽いし声デケェんだよ!」

 

クライン

「いや、あれは本当にすまんかったって!」

 

 

応援部隊モブ1

「何人集まろうが同じだ!

メイジ隊!」

 

ミヤ

「キリト、任せるぞ!」

 

キリト

「あぁ!」

 

キリトは要望通り飛んでくる高速魔法を全て切り落とす

 

モブ1

「うっそー…」

 

ユウキ

「うわぁ!すっごーい!」

 

アスナ

「アハハ…やっぱりキリト君は凄いや

私達も負けてられないよ!」

 

ユウキ

「うん!行こう!」

 

ミヤ

「アスナ!ユウキ達と中に入れ!」

 

アスナ

「え!でも!」

 

ミヤ

「冷静に燃えろ!お前なら出来る!」

 

アスナ

「…うん!分かった!

シウネーさん!ちょっとだけお願い!」

 

シウネー

「分かりました!」

 

待機部隊モブ2

「…あ、あれは…閃光のアスナ…

 

総員退避!バーサクヒーラーだ!」

 

ミヤ

「逃がしませんよ!鳥籠!」

 

モブ2

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

ミヤ

「お前らの敗因は呼んではいけない名前を

呼んだからだ…」

 

モブ1

「うっそー…」

 

アスナ

「キリト君!お願い!」

 

キリト

「おう!任せろ!」

 

ナツ

「俺達も残ります!」

 

ホンネ

「流石にこの人数じゃあ分が悪いですし」

 

レイカ

「吉報待ってるわよ!」

 

ユウキ

「うん!任せて!」

 

そして閉じていくボス部屋の扉

 

ミヤ

「さて…お前ら…7強の実力…見ていくか?」

 

モブ1

「の、望むところだァ!」

 

 

 

5分後

 

 

 

モブズ

「うああ…」ガタガタ

 

ミヤ

「流石にさ…ここにいる7強+αはさ…

 

命かけた戦いをしたことない人に

 

負けるほど弱くないんだよねぇ…」

 

モブ1

「こ、これが…最強の実力…無理だ…勝てない…」

 

ミヤ

「賢い選択だ」

 

モブ

「て、転移!」

 

キリト

「いやぁ…弱くね?」

 

ナツ

「いや、俺達が強すぎるんですよ」

 

ミヤ

「はい、自惚れなーい」

 

ナツ

「うぃっす…」

 

ホンネ

「後は…アスナさん達の帰りを待つだけ」

 

 

10分後

 

 

 

 

 

開いていく扉

 

 

その先に…

 

 

 

ユウキ

「イエーイ!」

 

アスナ

「勝てたよ!キリト君!」

 

ミヤ

「はーい、子供が見てる前でそんなことしなーい」

 

キリト

「後でな?」

 

アスナ

「うん!」

 

 

ミヤ

「やれやれ…」




さて…次はどうしようかね…

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