空を舞う仮想の世界の剣士たち   作:バリスタ

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寝ぼけ入ってるんで…誤字ってるかもです


守ること…戦うこと…

前回の最後の一時間前

 

 

 

現実

 

とある学校の登校日、昇降口にて

 

女子生徒1

「ちょっと!朝田さん!あの男の人、誰!」

 

詩乃

「男……!ちょっとごめん!」

 

 

 

 

 

 

女子生徒2

「やだ!もしかして、IS学園の3人の男子のうちの1人の

篠木ミヤさんじゃない!?それと愛車のワインレッドのN-BOX」

 

ミヤ

「…変装すれば良かった…」

 

女子生徒3

「篠木ミヤさんですか!?」

 

ミヤ

「アハハ…やっぱりバレてました?」

 

女子生徒3

「本物だァ!あ、握手してください!」

 

女子生徒4

「さ、サインください!」

 

ミヤ

「んー…こんな感じかな?」

 

 

男子生徒

「IS見してー!」

 

ミヤ

「ごめん…織斑先生や国から怒られちゃう…」

 

男子生徒

「なんだー!偽物なのか!」

 

ミヤ

「はぁ…どうか気づかれませんように…

疾風、ステルスシステム起動…

 

 

来い!疾風・旋風!」

 

男子生徒

「うわぁ!本物だったァ!」

 

ミヤ

「解除」

 

 

 

 

シノン

「すごいモテモテね…ミヤ」

 

ミヤ

「やっと来た…シノン…今日はゴメンな」

 

シノン

「全く…」

 

 

ミヤ

「後ろ乗って」

 

先生

「あ、あの…篠木ミヤさん…ですよね?」

 

ミヤ

「え?あ、はい」

 

先生

「今度…うちの学校でイジメに関する

授業してもらえないでしょうか…」

 

ミヤ

「あぁ…雑誌読んだんすね…」

 

先生

「はい…お願い出来ませんか?」

 

 

 

ガサゴソ

 

ミヤ

「えっと…あ、あった…

これ、俺の電話番号です

日程決まったら電話して下さい!」

 

先生

「あ、ありがとうございます!」

 

 

ミヤ

「んじゃ、出発!」

 

 

 

前回の最後に戻る

 

 

 

ダイシーカフェにて

 

 

 

 

 

シノン

「で、話って何?」

 

ミヤ

「シノン…つい先日、君の地元に行ってきた」

 

シノン

「!?」

 

ミヤ

「仕事半分、私情半分でだが…」

 

シノン

「何をするために…」

 

ミヤ

「シノン…君は…聞かなきゃいけない言葉を聞いてない」

 

シノン

「…何よそれ…」

 

ミヤ

「君は…罪にしか目を向けてない…それじゃ…いつか潰れる

俺さ…わかったんだよ…自分が前に進めた理由…」

 

シノン

「………」

 

ミヤ

「奪ったものばっか数えてたら…いつか自分を見失う

だから…守ったものも数えるようにしてたんだよ…」

 

シノン

「……!」

 

ミヤ

「君は奪っただけじゃない……」

 

ミヤは奥の扉に歩いていく

 

ミヤ

「どうぞ」

 

その扉から眠った女の子を抱いた女性が出てくる

 

 

「朝田詩乃さん…お久しぶりです…大澤祥恵と申します

 

なんて言ってもわからないですよね…

 

五年前…とある郵便局に務めてました」

 

シノン

「!!」

 

大澤

「私は…ずっと…あなたにいち早くあって

 

言わなきゃいけないことがあったんです

 

私はあの事件の時…お腹にこの子がいました…」

 

シノン

「!」

 

ミヤ

「君は…自分が何をしたかわかってるよね…」

 

シノン

「私はあの時…あの男を撃ち殺した…!」

 

大澤

「でも、同時に私とこの子の命を救ってくれた」

 

ミヤ

「シノン…人の命を奪うのは意外と簡単だ…でもね?

人の命を守る以上に難しい事はこの世にはないんだ」

 

シノン

「私が…救った…」

 

大澤

「あなたがあの時いなかったら…

私も…この子もこの世にいなかった…

 

本当に…ありがとうございました!」

 

シノン

「わ、私は感謝されるようなことは!」

 

ミヤ

「命守ってもらって感謝しないのはただの恩知らずだ…

 

 

 

…シノン…君は優しい…誰よりも他人を考えられる…

 

優しい人間だ…そして何より…その罪をずっと覚えてる

 

俺達が忘れていた…人殺しの罪の記憶を君はずっと…」

 

 

シノン

「…ミヤ…私は…許されていいの?」

 

ミヤ

「…五年間…君はずっと我慢してきた…

 

何も知らない奴にいじめられようが

 

君はずっと我慢してきた…もう…

 

許されていいはずだ…」

 

大澤

「朝田さん…ごめんなさい…」

 

シノン

「謝らないでください…大丈夫です…

こうしてわざわざ会いに来てくれたんですから」

 

大澤

「いや、でも!」

 

シノン

「本当に大丈夫ですって」

 

 

 

ミヤ

「探すのは流石に骨が折れたけど…ね?

 

あキリなさそうだな…あ!エギル、厨房貸して」

 

 

 

 

 

エギル

「当店特製裏(ミヤ特製)オススメメニュー

 

懐かしの味だ…どうぞ」

 

どこからどう見てもオムライス…

 

シノン・大澤

「美味しい…」

 

シノン

「あ」

 

大澤

「ウフフ、すっかり篠木さんの策にハマってしまいましたね」

 

シノン

「えぇ、そうですね」

 

 

ミヤ

「一件落着っと…」

 

 

 

後日談…

 

大澤さんにあのオムライスのレシピを教えたり

 

シノンのトラウマ克服に付き合うことになった




アベマでSAO2期見ながら書いてます

そして衝撃の事実に気付いてしまった…

マザーズ・ロザリオ編…どうしよう…

かける気が全然しない…

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