空を舞う仮想の世界の剣士たち   作:バリスタ

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んー…迷走中


メイスと刀と両手剣

リズ

「こんなメンツ珍しいわね」

 

ツバキ

「…なんというか…全体的に赤い…」

 

 

ミヤ

「いらっしゃー…なんだお前らか…」

 

リン

「そんな露骨にがっかりしないでよ!」

 

ミヤ

「…新しい武器だろ」

 

リズ

「話が早くて助かるわー」

 

ツバキ

「お願いします」

 

ミヤ

「一応希望はとるが…リズはメイスでいいよな?」

 

リズ

「えぇ」

 

ミヤ

「ツバキは刀」

 

ツバキ

「はい」

 

ミヤ

「リンは…両手剣と…」

 

リン

「あまり大きくなくていいわ…」

 

ミヤ

「元々リンのは小さく作ってる」

 

リン

「…ちょっとそれどういう意味よ!」

 

ミヤ

「一番持ちやすいサイズにしてるって事だよ」

 

リズ

「それって結構難しいわよね!?さらっと言ってるけど…」

 

ミヤ

「そうなの?意外と簡単だぞ?」

 

リズ

「そりゃ…あんただから…」

 

ミヤ

「そうだ…リズ、シリカの武器頼まれて改造したんだが…

してよかった?」

 

リズ

「…そういうのはする前に言いなさいよ…

まぁ、成功したのならいいわ」

 

ミヤ

「それがさ…成功はしたんだけど名前が無いんだよ」

 

ツバキ

「…じゃ…私の武器で試してみますか?」

 

ミヤ

「…うーん…自作の武器か…どうなんだろ…」

 

リズ

「やってみなさいよ!」

 

ミヤ

「…だな、考えるより動くのが一番だよな!

 

んじゃ…1時間半位どっかで時間潰しててくれ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エギル

「二日連続で作業か…ミヤも大変だな…」

 

 

 

 

 

リン

「リズってさ、ミヤとSAOで知り合ったのよね?」

 

リズ

「えぇ…そうよ?」

 

リン

「どうやって知り合ったの?」

 

リズ

「えーと…確か…そう!…アスナの紹介よ!

 

『馬鹿みたいな量の武器の修理を

 

頼みに誰かが来るかもしれないけど

 

その人、私の知り合いだから!』

 

って、メッセージがきた直後

 

ミヤがSAOの私の店を訪ねてきたの」

 

リン

「じゃ、その頃はもう無限武装を使ってたって事?」

 

リズ

「んー…いや、その頃はまだレベリングしてただけだから

まだ、公にはなってなかったわね」

 

リン

「へー…」

 

 

 

リズ

「実際…ミヤが無限武装を使うようになったのは…

あの事件以降だし…」

 

 

 

 

リン

「んー…あと1時間か…」

 

ツバキ

「やることがなくなってしまった…」

 

リズ

「あ、そうだ!2人とも泳げるよね?」

 

リン

「まぁ、そこそこ?」

 

ツバキ

「それなりに…」

 

リズ

「今度の日曜空いてる?」

 

リン

「んー…あ、空いてる」

 

ツバキ

「…その日は…夜…というか午後に用事が…」

 

リズ

「んー…そっか…午前はプール

午後は篠ノ之神社ってとこの

お祭りに行こうと思ってたんだけど…」

 

リン

「んんん!?」

 

エギル

「……あぁ…なるほど…」

 

ツバキ

「…言わない方が身のためか…」

 

リズ

「午前プールも難しい?」

 

ツバキ

「少し…厳しいですね…」

 

リズ

「そか…残念…」

 

 

エギル

「そういえばお前ら、この店来てから

時間カウントしてるが…だいたいミヤの店から

うちまで30分はかかるぞ?」

 

リズ

「えぇ!?」

 

エギル

「まぁ、それも計算に入れてだろうが…」

 

リン

「じゃ!エギルさん!今度はリアルで!」

 

エギル

「あいよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミヤ

「ふー…出来た…」

 

カランカラン

 

ミヤ

「あ!いらっしゃー…

おかえり」

 

リズ

「遅かった?」

 

ミヤ

「いやちょうど」

 

リン

「出来の方は?」

 

ミヤ

「完璧」

 

ツバキ

「私の刀もですか?」

 

ミヤ

「うん…やっぱり名前がつかないんだけどね…

バグか仕様のどちらかだろ…

んじゃまずリズの…アースクエイク…?」

 

リズ

「うわぁ…綺麗…」

 

ミヤ

「新素材と特殊加工金属の強度が高いやつを混ぜてみたら

そうなった」

 

リズ

「うわぁ…」

 

ミヤ

「次はリンの…ドラゴンスレイヤー!?」

 

リン

「竜殺しって…なんの因縁よ…」

 

ミヤ

「リンのISブレイカーってか…フフッ」

 

リン

「でも、ありがとね」

 

ミヤ

「ういっす…最後はツバキ」

 

ツバキ

「刀身が…これは…」

 

ミヤ

「虹色だけど…透けてるんだよね…」

 

ツバキ

「強度の方は…大丈夫なんですか?」

 

ミヤ

「全然問題ない…1年くらいメンテいらないレベル」

 

ツバキ

「うわぁ…」

 

リズ

「お代は…」

 

ミヤ

「んー…いいよ」

 

リン

「ほんと申し訳ないわ…」

 

ツバキ

「師匠…」

 

リズ

「ミヤ…今度…色々教えて?」

 

ミヤ

「んー…別にいいよ」

 

 

 

 

 

 

リズ

「今日はありがとねー!」

 

ミヤ

「おうよ!」

 

 

 

 

 

 

数時間後

 

リアル

 

 

 

 

ミヤ

「さてと…そろそろ…」

 

シノン

「…」

 

ミヤ

「よし、到着」

 

 

カランカラン

 

エギル

「いらっしゃい…」

 

シノン

「……」

 

ミヤ

「…シノン」




あ、SAO映画始まりましたね!

今度行ってきますw

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