やっぱり戦闘シーンじゃないと
うまく表現出来ないんすね…
花火大会当日…の朝
レイカ
「こんなことなら私服を持ってくれば良かったわー」
ミヤ
「いや、お前の制服…ほとんど私服みたいなものだろ…
その着物みたいな袖…」
レイカ
「ミヤに言われたくないなー」
ミヤ
「確かにオラオラ言いそうな学ランになったけど…」
レイカ
「束氏…私達のISスーツを制服に変えるとは…
そしてついでに制服を改造するとは…恐るべし…」
ミヤ
「これ…すっごく邪魔なんだが…」
レイカ
「そうね…確かに丈が少し長いわね」
ミヤ
「学ランってこういうものなのか？」
レイカ
「そうなのかしらね…
そういえば…なんで私を誘ったの？
ミスティアさんは？」
ミヤ
「なんか、元々日本に来た理由が
許嫁の所に行くためだったらしくてな
まぁ、行ったら相手は家出中という…」
レイカ
「うわぁ…どっかの工場の息子さんみたいだわ」
涼真
「ｲｯｷｼ!」
ミヤ
「ミスティアに聞いてみたら……
相手は倉持技研だとさ」
レイカ
「おお！？」
ミヤ
「なんでも…10年と少し前…
ミスティアが10歳に満たない頃に
倉持技研の息子さんに親切してもらったらしい
まぁ、あとは親が勝手に決めちまって
それについて話をしに日本に来たってことらしい」
レイカ
「涼真さん…いくつなのよ…」
ミヤ
「確か…23とか言ってたな…」
涼真
「ｲｯｷｼ!」
レイカ
「涼真さん本人は覚えてるのかしらね」
ミヤ
「さぁ？聞いてみないとわからないな
そこんところは」
レイカ
「…にしても許嫁ね…」
ミヤ
「エゲレスの有名な大富豪の娘と
日本の機械産業のトップ争いを走る会社の息子が
繋がりがあったとは…」
ミスティア
「ミヤー、レイカー制服着たー？」
ミヤ
「着たけど…
いかにもオラオラ言いながら殴りそうな
風貌になったぞ…」
ミスティア
「私なんてこれよ！？」
既存のIS学園の制服をドレスっぽくした
…セシリアより大人らしく改造されている…
特に胸元…
ミヤ
「うーん…今更だけど…これって…」
レイカ
「SAO時代の装備や私服よね…これって」
ミヤ
「んじゃキリトは…血盟騎士団の時みたいな
服装か…フフ」
レイカ
「制服は白が基調だからね…」
キリト
「ナツ…俺はお前が羨ましいぞ…
さほど変わってない…なぜだ…」
アスナ
「まぁまぁ、キリトくん…」
ミヤ
「あぁ、ミスティア」
ミスティア
「何？」
ミヤ
「さっき言ってた許嫁の話…相手の名前分かるか？」
ミスティア
「えーと…確か…倉持涼真…だったかしら」
レイカ
「ｵｫｳ」
涼真
「ｲｯｷｼ!…風邪でも引いたかな…」
男
「なんだ、坊主、夏風邪か？」
涼真
「いや、多分誰かに噂されてるんすよ」
男
「おや？女の子にでも噂されてるんか？」
涼真
「いやいやいや…そんなことより
早く用意しましょう」
ミヤ
「…はは…」
レイカ
「ミヤ…どうする？」
ミヤ
「…どうするって言われてもな…」
レイカ
「…どうしようかね…」
ミスティア
「あ、ミヤが一昨日あたりにスカウトした
メカニック紹介してよ！」
ミヤ･レイカ
「「(oh......)」」
ミスティア
「？」
ミヤ
「あぁ…近いうちにね…
今、花火大会の準備手伝いに行ってるから」
ミスティア
「そうなの…じゃあ、今度紹介してね」
ミヤ
「うん…(紹介せずとも…近いうちに…)」
えー…ミヤの制服は…ジョ…これ以上はいけない気がする
レイカの制服は…腕の部分が着物みたく下に長くなってます…
アホみたいに長くはないです…
せいぜい肘から手首ぐらいまでの長さ分です
キリトとアスナは血盟騎士団の…あれです…
ナツとホンネは原作通り…
ミスティアさんは説明済みですよね