空を舞う仮想の世界の剣士たち   作:バリスタ

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今回は、バトルですが、いかんせん地の文がね…

まぁ、汲み取って下さい!


折れた疾風の翼

 

 

 

 

 

臨海学校2日目

 

千冬

「さて、今日からはISの訓練をする予定だったが…」

 

ミヤ

「何かあったんスか?俺らしかいないですし」

 

 

周りには専用機持ち+箒しかいない

というか旅館の1室

 

「…須郷が動き出したの…」

 

千冬

「しかも、とある国で極秘で開発された機体を

 

ハッキングして盗んだらしい」

 

ミヤ

「ってことは須郷の討伐とその極秘機体を

 

止めればいいんですね?」

 

「あぁ、そういう事だ…

 

(…何でこう…手慣れている…)」

 

ミヤ

「編成はこっちで組んでいいですか?」

 

千冬

「あ、あぁ、構わん、お前らの方が互いに互いの

力を知っているだろうからな」

 

 

ミヤ

「ういっす、

 

じゃあ、簪は全体の戦況がわかるここで指揮

 

 

 

極秘機の方は俺とミスティア

 

セシリアに鈴、楯無で…箒はこっちな…

 

 

須郷の方は

 

キリト、ナツ、ホンネ、シャルとラウラ、レイカ…あと

 

…本当は組ませたくないけど…アスナ」

 

アスナ

「うん、いつもの編成だものね…

 

大丈夫よ!レイカちゃんが守ってくれるもの」

 

レイカ

「任せんしゃい!」

 

「私も…頑張る!」

 

ミヤ

「あぁ、頼む、簪」

 

キリト

「おそらく、須郷は極秘機に向かってる

 

ミヤの方には目もくれず

 

アスナの方に直接行くだろう…」

 

ミヤ

「あぁ、だから、

実力の信用出来るメンバーの大半をそっちに回した」

 

キリト

「とりあえず、極秘機をどうにかしたら

全員で須郷を叩くぞ!」

 

「おう!」

 

 

千冬

「それでは…各員戦闘準備を!」

 

『はい!』

 

 

 

 

 

「ミヤ…」

 

ミヤ

「ん?なんだ?束?箒の方の調整は終わったのか?」

 

「うん、あとは時間が経てば馴染んでいくわ」

 

ミヤ

「んで、俺になんか用か?」

 

「うん、これを」

 

 

差し出されたのはISのデータの詰まった

 

コアに似たもの

 

ミヤ

「これは?」

 

「これはね…」

 

山田先生

「ミヤ君!福音が予測より早く目標地点に到着しそうです!」

 

ミヤ

「マジかよ!…束!それ今すぐインストールして!

 

なんだかわからないけど…俺のために持ってきたんだろ?」

 

「うん!五秒でインストールするよ!」

 

ミヤ

「ミスティア、セシリア、鈴、箒!」

 

「もう向かってるわ!」

 

「師匠の方に誘導してそのまま、

 

須郷の方に行けばいいんですよね?」

 

 

ミヤ

「あぁ、頼むぞ、皆!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミヤ

「来た!」

 

福音

「LA…」

 

ミヤ

「無限武装、捕縛!シールドボール!」

 

福音

「!?…La…」

 

ミヤ

「よし!捉えた!」

 

福音

「La!」

 

ミヤ

「な!嘘だろ…エネルギーの羽…」

 

 

そこにはあまりにも大きすぎる

 

蒼白いエネルギーの翼があった

 

 

ミヤ

「間にあわな「La!」

 

 

羽はミヤと疾風を包み

 

エネルギー弾を集中的に当てまくる

 

 

ミヤ

「うわぁ!!」

 

その悲鳴は……

 

瞬間爆煙が起こる

 

 

 

そして爆煙から出てきたのはボロボロになり

 

翼を失った疾風とミヤの落ちていく姿だった

 

ミスティア

『ミヤ!』

 

 

一番最初に異変に気付いたのはミスティアだった

 

ミヤ

「うっ…ミスティア…ごめんな…」

 

ミスティア

『ミヤ!』

 

 

ミヤ

「うっ…無駄死にはゴメンだぜ!

 

無限武装!死の型!ローゼンメイデン!」

 

福音

「La!?」

 

 

福音は音もなくひしゃげていく

 

ミヤ

「一人ぼっちは寂しいんだよ…

 

だから道連れだ…」

 

ミスティア

『っ!皆ゴメン!私、ミヤを助けに行く!』

 

ミヤ

「 ミスティア!今すぐにアスナ達の方に行ってくれ」

 

ミスティア

『でも!』

 

 

ミヤ

「大丈夫…少し休んだら行くから」

 

ミスティア

『っ!…分かった、信じる』

 

 

少女達は飛び立つ

 

少年が海へ沈んでいくのに気付かずに…

 

 

ミヤ

「へへっ、ここまでか…ごめんな…皆…」

 

 

 

少年は暗い底へと沈んで行った

 

少年の意識と体は底へと…




次回、須郷、ゲス覚醒…

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