空を舞う仮想の世界の剣士たち   作:バリスタ

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臨海学校より少し前…
亡国企業アジト内

「ハハハッ、ついに完成した!」

「ふーん、それであの子達を倒してくるのね?」

「いや、違う殺すのさ!
この僕の顔に泥を塗ったあのガキ共をな!」



その男の顔は憎悪にまみれていた…


明かされる笑劇の事実

 

 

臨海学校にて

 

 

 

ミヤ

「海だー!」

 

キリト

「はしゃいでるな、ミヤ」

 

 

と言いながら嬉しそうに口角を上げて

喋っているキリト

 

ミヤ

「泳げないんだけどな!」

 

キリト

「へー、泳げないのか…

え!?待って、ミヤ泳げないの!?」

 

 

 

明かされる衝撃の事実

 

 

ミヤ

「だから海行かないから

 

学校指定の水着しか持ってなかったんよ」

 

キリト

「あー、だから臨海学校の話された時

 

この世の終わりみたいな顔してたのか」

 

ミヤ

「そうなのだー…って言うか…

 

なんでこいつがいるんだよ…」

 

 

後ろから抱きつく更識楯無

 

露骨に胸を押し付ける形で…

 

 

楯無

「そんな言い方しなくても良いじゃない

お姉さん悲しいわー」

 

ミヤ

「雷とナイフの雨が降る前に

はなしてください」

 

楯無

「…それもそうね…流石の私も命は惜しいもの」

 

 

ここでミヤは胸の感触を惜しんだとかなんとか

 

ナツ

「キリトさーん、ミヤさーん遅れてすいませーん」

 

ミヤ

「お、来たか」

 

キリト

「遅いぞーナツー」

 

ナツ

「ハァハァ…すいません

 

ホンネが着替え終わるのを待ってたもんで」

 

ミヤ

「ちなみにキリトはアスナ待たなくていいのか?」

 

キリト

「先いってていいって言われた」

 

ミヤ

「そうか…」

 

 

「とぉ!」

 

ナツ

「うわっ!って鈴か!」

 

「おぉ!高い高い!」

 

ナツ

「うーん、ホンネに比べたら軽いな…」

 

「ま、私の方が少し痩せ型だしね」

 

キリト

「胸がないからだろ?」

 

ミヤ

「キリト、それアカンやつ」

 

 

鈴が…グリームアイズの様な殺気を放っている

 

キリト

「逃げるが勝ちだ!」

 

「殺す!」

 

 

 

 

ミヤ

「ナンマンダム」

 

ナツ

「いや、キリトさんまだ死んでないですからね!」

 

ミスティア

「ミヤーお待たせー」

 

ミヤ

「お、来たかミスティヘァッ!?」

 

そこに立っていたのは白い天使…

いや、白い水着を身にまとったミスティアだった

 

ミスティア

「へ、変かな?」

 

ミヤ

「いや、全然!むしろ見とれたくらいだよ!」

 

ミスティア

「/////」

 

レイカ

「置いてかないでよミスティアさん…」

 

アスナ

「遅れてごめんねってキリトくんは?」

 

ミヤ

「あー、鈴をディスって追っかけられてる」

 

レイカ

「ってなんでそっぽ向いてるのよ?」

 

ミヤ

「理性と戦ってる…」

 

レイカ

「はっはー…私たちに見とれないように

 

って事かしら?」

 

ミヤ

「…否定はしない」

 

レイカ

「!?…////」

 

ミヤ

「ヨシ、オヨグカ!」

 

ミスティア

「すごく片言よ?ミヤ?」

 

ミヤ

「ソウカ?ミスティア?」

 

レイカ

「ていうか、ミヤ、あんたカナヅチじゃない」

 

ミヤ

「アァソウダッタネ」

 

 

 

レイカ

「…フフフッ、ミスティアさん、アスナ、

面白い事思いついたわ」

 

楯無

「私も参加していいかしら?」

 

レイカ

「たっちゃん…丁度いいわ!」

 

楯無

「で?何やるのかしら?」

 

レイカ

「それは…」ゴニョゴニョ

 

ミスティア

「フフッ面白そうね」

 

楯無

「確かに」

 

レイカ

「ミスティアさんとたっちゃんなら

そう言ってくれると思ってたわ」

 

アスナ

「うーん、私は…」

 

レイカ

「キリト君海に向けて蹴っ飛ばされてるし

見えてない見えてない」

 

アスナ

「…一瞬だけよ?」

 

レイカ

「おっしゃ!」

 

アスナ

「やりすぎないようにね?レイカちゃん?」

 

レイカ

「わかってますって」

 

 

アスナ

「(あ、これ分かってないやつだ…)」

 

 

 

 

 

そこにあったのは魔性の笑みを浮かべた3人の魔女と

 

すごい苦笑いのアスナが居た

 

 

 

 

ミスティア

「みーや」

 

ミヤ

「ふー…なんだ?ミスティ「ギュー!」

 

ミヤ

「!?」

 

 

…注、ミスティアはセシリアと同等…いや、それ以上

……何がとは言いません

 

アスナ

「…/////」ギュー

 

ミヤ

「アスナはん!?」

 

楯無

「お姉さんもー!ギュー!」

 

ミヤ

「たてなすぃ!?」

 

レイカ

「…フフフッ」

 

ミヤ

「こ、これは!これは!その、えっと!」

 

後ろにミスティア、右手にアスナ

左手に楯無…傍から見れば天国

 

ミヤにしてみれば目の前に閻魔様が立っている状況

 

ミヤ

「(あー、まだ色々やり残したな……)」

 

レイカ

「ギュー!」

 

ミヤ

「はぁ!?」

 

アスナ・ミスティア・タテナシ・レイカ

「「「「ギュー!」」」」

 

ミヤ

「キュー」

 

 

後ろに倒れそうになるミヤ

 

 

レイカ

「ミヤ!?」

 

アスナ

「だからやりすぎって言ったのよ…

 

ミヤくん、昔からあがり症なんだし…」

 

レイカ

「初耳ですけどアスナさん!?」

 

アスナ

「いや、攻略ギルド代表集会の時に

 

あがり症って自分で言ってたのよ

 

まぁ、最初の頃だけど…」

 

ミヤ

「いや、あがり症関係無くないですよ

 

それとみんな…すごく惜しいけどはなして」

 

レイカ

「ミヤ、本音出てるわよ」

 

ミヤ

「おっと」




唐突にテスト

ミヤはなんでしたって?




次回から福音戦に入っていけたらなぁ…








| ナチュラルボーン・トラブルメイカー |д・)チラ

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