報告くださいね
アスナ
「ねぇキリト君聞いた?」
キリト
「何をだ?アスナ?」
アスナ
「隣のクラスに転校生が転校してくるって」
キリト
「へー、ミヤ知ってたか?」
ミヤ
「あー、昨日案内した、道に迷ってたから」
キリト
「へー、あ、カフェについては?」
ミヤ
「確か本当は明日からだけど、今日貸切だろ?」
キリト
「なんだ知ってたか…」
ミヤ
「あ、ナツ、転校生って、
お前の知り「一夏ってこのクラス?」…被った」
ナツ
「ん!?今の声って、もしかして鈴!」
鈴
「実際に顔合わすのはざっと3年ぶりね、
一夏…それと昨日はありがとねミヤ」
ミヤ
「ウイ」
ホンネ
「はじめまして…凰…鈴音さん」
鈴
「はじめまして…あんたがホンネって子?」
ホンネ
「はい」
鈴
「…」 ジー
ホンネ
「…??」
鈴
「はぁ…負けた負けた!」
キリト
「胸か?」
鈴
「言うなー!」
キリト
「ハッハッハ」
ミヤ
「キリト大爆笑じゃん」
アスナ
「確かにホンネちゃんの胸には勝てないわね…」
レイカ
「アスナそれ鈴からしたら…」
鈴
「何よそれイヤミ?」
レイカ
「確かにアスナちゃんにもそれなりにあるわよね」
鈴
「そういうあんたわ……」
レイカ
「フッ、同士よ」
鈴
「…フフフ…一夏ってこんないい人達と過ごしてたのね
あの2年間…一夏は…
一夏…こんな人達に会えたことを感謝しなさいよ?」
ナツ
「感謝してるよ、それに…箒やお前にも感謝してる」
鈴
「そう、それはいい事ね…ホンネちゃん…いや、ホンネ
一夏を頼んだわよ?さもないと私達が奪っちゃからね」
ホンネ
「た、頼まれまひた!」
鈴
「フフッ、じゃあ、これから仲良くしてね!」
ホンネ
「はい!」
ミヤ
「(心配はしてたが…しなくていい心配だったな)」
鈴
「ちょっとミヤ、何ジロジロ見てんのよ」
ミヤ
「いや、喧嘩しねぇか不安だったからよかったと思ってな」
キリト
「本当はまな板だなと思ってたとか?」
鈴
「…」ブチッ
ミヤ
「キリト…逃げる準備をするか防御する準備をしとけ?」
鈴
「コロス!」
キリト
「うわぁ!?」
鈴
「コロス!コロス!」
ミヤ
「落ち着け鈴!」
鈴
「フシューフシュー!」
ミヤ
「獣か!」
鈴
「コーホー」
ミヤ
「ベイダー卿か!
んーと…よし、そのままこっち来い」
鈴
「って、私は猫か!」
ミヤ
「じゃあ試しに」
鈴猫が現れた!
→頭を撫でる
→首をくすぐる
ピッ
…………
→頭を撫でる
ミヤ
「よし」
鈴
「今あんた頭のなかで何してた」
ミヤ
「選択肢を選んでた」
鈴
「そう…で、その手はなに?」
ミヤ
「いや、猫みたいに頭撫でてみようかと」ナデナデ
鈴
「/////」
ミヤ
「おぉこれは…」
鈴・ミヤ
「「(悪くない…かも…)」」
千冬
「お前ら…何してるんだ…」
鈴
「げ、千冬さん!?」
ミヤ
「あ、織斑先生、いやー鈴が猫みたいだなーって思ったんで
頭撫でていました」
鈴
「そのまんま!?」
千冬
「そうか、凰、そろそろ教室に戻れ」
鈴
「イエス・マム!」
お昼
ミヤ
「なぁ、なんか用だったんじゃないのか?楯無」
楯無
「いやぁ、一緒にお弁当でも食べたいなって思ってね」
簪
「…」
ミヤ
「簪はしずかだな」
楯無
「基本シャイなのよ」
ミヤ
「あんな簪を見てると…嘘みてぇだな…」
楯無
「そうよね…あ、そうそう、カフェについてなんだけど」
ミヤ
「まず、店主誰だよ」
楯無
「あー、大柄な外人の男性…えーと確か名前は…」
ミヤ
「…エギル」
楯無
「そうそう」
ミヤ
「マジか…あ、一人追加で誘ってもいいか?」
楯無
「構わないわよ」
ミヤ
「アザっす」
楯無
「ちなみに私服限定ね」
ミヤ
「なんで!?」
楯無
「ミヤたちの私服の方が見慣れてるって」
ミヤ
「…わかった」
ミヤ
「えーと、凰鈴音さん居る?」
ガヤ1
「キャー!1組のミヤさんよ!本物よ!」
ガヤ2
「キャー!」
ミヤ
「…(-`ω´-)ンー……\(´・∀・`)/ンバッ」
ガヤズ
「キャーキャーキャー!」
ミヤ
「あ、面白いかも…」
鈴
「ほらほら、どいて」
ミヤ
「オッス、オラ、ミ…間違えた…
用があってきたぜ」
鈴
「何?」
ミヤ
「今日の放課後、食堂に
新しく出来るカフェを貸切するんだよ」
鈴
「へー」
ミヤ
「一緒に行かねぇ?」
鈴
「…は?」
ミヤ
「いや、別にふたりきりとかじゃねえよ?」
鈴
「いや、そうじゃなくて…何で私を誘ったの?」
ミヤ
「友達だと思ったから」
鈴
「…フフッ、そう…じゃあ行かせてもらうわ」
ミヤ
「あ、ちなみに私服限定らしい」
鈴
「…私まだ私服届いてない…」
ミヤ
「…じゃあ、放課後1回俺らの部屋に来てくれ
レイカなら服貸してくれるだろうし」
鈴
「何?二人部屋なの?」
ミヤ
「いや、まぁ、そうだが」
鈴
「そういう関係?」
ミヤ
「??」
鈴
「……なんでもないわ」
ミヤ
「そう?」
鈴
「じゃあ行かせてもらうわね」
ミヤ
「ウイ」
ミヤ
「レイカー、もう少ししたら鈴が来るんだが」
レイカ
「へー、鈴ちゃんを誘ったのね」
ミヤ
「いやー、親睦を深めようと」
レイカ
「で、なんで来るのかしら?」
ミヤ
「服ねぇんだって」
レイカ
「あー、私服限定だったわね、わかったわ」
鈴
「ミヤー、レイカー、居るー?」
ミヤ
「はいはーい」
レイカ
「空いてるわよー」
鈴
「入るわよー」
ミヤ
「いらっしゃい」
鈴
「さて、時間はあるの?」
レイカ
「あるわよ、30分くらい」
鈴
「早めにした方がいいのかしら?」
ミヤ
「ゆっくり選べ、俺は出とくから」
鈴
「別にいてもいいわよ…別にあんたなら
見られても恥ずかしくないだろうし/////…」
ミヤ
「!?」
レイカ
「鈴ちゃんがこう言ってるんだし
そこにいなさい」
ミヤ
「う、後ろ向いてます!」
鈴
「/////…」プシュー
レイカ
「これなんてどうかしら!」
鈴
「…」
黒フリルのワンピース……
ミヤ
「何かおしい…かな?」
レイカ
「そう…」
レイカ
「じゃあこれ!」
鈴
「…/////」
赤いフリルのワンピース
ミヤ
「んー」
レイカ
「じゃあこれでどうだァ!」
鈴
「/////」
上は赤フリル
下は黒フリルのワンピース
ミヤ
「……」
レイカ
「ラストォ!」
鈴
「/////…」
赤フリルのドレスに黒のカーディガン
鈴
「ど、どう?」
ミヤ
「いいんじゃ…ないかな?」
鈴
「あ、ありがと…」
プシュー
レイカ
「ミヤー、鈴ちゃーん」
鈴
「な、何?」
レイカ
「いや、二人ともぼーっとしてたから」
鈴
「そ、そうかしら?」
レイカ
「フフッ、さて、そろそろ行きましょ」
ミヤ
「あ、あぁ、そうだな」
レイカ
「じゃあ、レディ、二人のエスコート」
鈴
「よろしくね!」
ミヤ
「はいはい」
今日の打鉄弐式
カフェ貸切パーティーの翌日の放課後
ホンネ
「うーん、ここは難しいな…」
簪
「山嵐…マルチロックオンシステムは…」
ミヤ
「あ、ホンネ!俺の無限武装はどうかな?」
ホンネ
「あー!ちょっと見して!」
ミヤ
「ほいほい」
キリト
「簪さーん、この工具この辺でいいかな?」
簪
「あ、はい…ありがとうございます…」
キリト
「へへっ、お礼はいいよ…ってミヤなら言うなw」
ナツ
「キリトさーん、ミヤさーん
あの人来てくれるらしいですよー」
キリト
「おお!」
ミヤ
「マジか…」
簪
「あの人?」
ミヤ
「あぁ、えっと…篠ノ之束」
簪
「うへぇ!!」
今回ここまでです。
それでは次回