シノ「綾ちゃんに連れられて小説家さんの講演会に行ってました」
綾「青山ブルーマウンテンって言う名前の作家よ。」
イズミ「青山ブルーマウンテン、すげえ名前だな」
綾「代表作は『うさぎになったバリスタ』よ。イズミも読んでみる?」
イズミ「(他人事とは思えないタイトル……!)」
「いけない、もうこんな時間だわ。帰らなきゃ」
話をし続けること小一時間、ふと時計を見た千夜がそう言う。
「えー、もっと喋ろうよー」
「そうデス!まだ話したい事いっぱいありマス」
「ふふ、ありがとう。でもお仕事があるから・・」
陽子とカレンは呼び止めようとするもそれは叶わない
まあ、人には事情ってものもあるのだから仕方がないだろう
「でも、お話はイズミ君の方からたっぷり聞けばいいじゃない♪」
と、千夜が俺の肩にポンと手を置く。
「確かにそうデスネ、イズミ!今日は寝かさないデスよ!」
「洗いざらい吐いてもらうからな!」
「陽子、それじゃ尋問だわ!というか泊まるつもり!?」
綾の的確なツッコミが入る。
というか男一人女複数の寝泊まりってなんかデジャブな気がするんだが
「うーん、夜遅くまでか…」
「別に泊まってくれても構いませんけど・・イズミ君どうかしましたか?」
「いやー夜遅くまで起きてると肌荒れないか心配で」「女子か」
陽子、女の子なのに女子かってそれは無いんじゃない? あ、そうだ
「早く寝ないと背も伸びなくなっちゃうしなー心配だなー」
俺はそう言いつつアリスに目をやった。
まあアリスも身長を気にしているとはいえこれは露骨過ぎたか____
「・・そうだよ!みんなも早く寝た方がいいよ!」
__________いや、大丈夫だった。
あ、カレンがこっち見てる。アリスをからかってるのを察したか
「あはは、冗談だよアリス。一日夜更かしするぐらいどうって事ない」
「イズミはアリスをからかっただけデス」
「そうだったの!?もう、ヒドイよイズミー」
と、アリスが俺の背中をポカポカ叩く。さながら小動物の反抗の様に
「ふふふ、微笑ましいわね。じゃあ私はこれで」
「あ、千夜。なら玄関まで見送るよ」
俺と千夜は玄関へ向かった
・・・・・・・・・・
「にしても偶然の出会いだったな」
「そうね。これが運命の再会、だったりして」
「まさかね。あ、そうそう来週にはラビットハウスに戻るわ」
「そう、分かったわ。・・・・・その前にみんなを連れて来なきゃね」
「うん?なんか言った?」「いいえ何でもないわよ」
最後の方が聞き取れなかったので俺は問い返したが千夜に上手い具合にはぐらかされてしまった。
その後 じゃあね、と手を振る千夜を見送った。
結局最後の部分の真相は分からずじまい。俺にはモヤモヤが残った
そのモヤモヤを取り除こうとして、何を言ったのか答えを出したくて
気づいてしまう、
「
「イズミ君、どうしたんです?」
「早く話を聞かせてほしいデス」
「私も聞きたいわ。イズミの住んでる所はどんなところなの?」
と、みんな待ちきれなさそうにしていた。
ここまで聞かれてるんだ、とことん聞かせてやろう
「そうだなー、じゃまずは俺の今の勤め先のラビットハウスから______」
余談だが、最近の俺の予感は必ずと言っていいほど的中する
ピロリロリーン
ラビットハウスに一通のメールが届いた。
ハロにちはー、白髪祭です。
またまた一カ月ギリギリの更新になりました
読者の皆様にこの作品が忘れられていないか心配になる今日この頃です
ちなみに…一週間後テストです(やばい)
まあ、それは置いといて
11月12日はきんモザの映画の公開日でしたね!
自分も13日に見てきました(地元は上映されてないので京都まで行きました)
ごちうさも劇場上映が決定して今後の展開が楽しみですね〜〜
と、長々と話しましたが次回もまたギリギリになるかも・・・
でも前回みたいにポン、と急に出る事もあるので
どちらにせよ気長に待って頂ければ幸いです
それでは次回お楽しみに
ご意見ご感想お待ちしております