イズミ「おー、ほんとだ。真っ直ぐの雲ー」
カレン「あの飛行機はイギリス行きデスかね〜」
イズミ「かな〜(方向的に東京だが黙っておこう)」
「カレン、もうそろそろ着くぞ」「はいデス!」
俺は今カレンと一緒に商店街へ向かってるところだ。といっても自分の言葉通りもうすぐ到着なのだが
(カレンの友達ってどんな人だろー もしかして、カレンは綺麗な金髪だからお友達も綺麗な金髪なのでは!?これは商店街が金髪の楽園になる可能性が・・・!)
俺はそう思い期待の目でカレンを見る。それに気づいたカレンが「どうしたんデスか?」と首を傾げたので俺は なんでもない、と返し目を逸らす
と、商店街に着いた。俺は辺りを見回す。だが、それらしき人物は見当たらない。
「なあカレン、お前の友達どこに居るか分かるか?」
「おかしいデスねー 集合時間はとっくに過ぎてるんデスが」
「えっ じゃあ俺ら間に合ってないじゃん」
「大丈夫デス。こんなのいつもの事デス!」
「毎回遅刻じゃだめだろ!!!」
グーサインでそう言うカレンに俺はツッコミを入れる。すると、さっきまで俺を見ていたカレンの視線がそれた。どうやら俺の後ろの方を見ているらしい
「あ、みんないまシタ!」
おーい、と元気に手を振るカレン。俺は察する。背後に居るのはカレンの友達、金髪美少女であろうお方に違いないと。
期待に胸を膨らませゆっくりと振り返ると、そこには____
中学時代を共にした二人の少女の姿があった。 あれ、金髪少女は?
「アヤヤ、ヨーコ、お待たせデス」
「もう遅いわよカレン・・・ってイズミ!?」
「おお、イズミじゃん!久しぶり〜」
「よっす二人共、偶然だな」
二人の少女__綾と陽子に俺は軽めに挨拶を返す
「ていうか二人はなんでカレンと一緒に…」
俺はそう言いかけて止めた。綾が陽子とカレンを集め俺に背を向けてなにやら話をしているのが見えたからだ。何か少し焦っているようにも見える。
その後、彼女は携帯を取り出し誰かと連絡をとっていた。そしてその誰かとの通話を終えるなり綾は何か考えている様子を見せた。どうしたんだ?さっき三人だけで話し合ってたのも気になる。俺に隠し事でもしてるのだろうか____
綾side
「もう遅いわよカレン・・・ってイズミ!?」
「よっす二人共、偶然だな」
カレンの遅刻っぷりに呆れたのもつかの間、綾は突如遭遇した以外な人物に驚く。そして、すぐさま陽子とカレンを集める。何かイズミが喋っていたようだが気にしないでおくことにした。
「ちょっと待って!イズミがこっちに戻ってくるのは明日じゃないの?」
「おう、明日だってシノから聞いてるんだけど」
「え、あの人がイズミなんデスカ!?」
とりあえず彼に聞こえないよう小声で話す。しかし、話の様子を見る限り三人共混乱しているようだ。
「そ、そうだわ!シノに連絡しましょう」
綾はそう言って携帯を取り出し忍に電話をかける
プルルルル ガチャ
『ハイ、大宮です』
「シノ、今なにしてるの?」
『ああ、綾ちゃん。私は今アリスと一緒に明日のイズミくんのサプライズパーティーに向けて準備をしてるところですよ〜。どうかされましたか?』
「実はそのイズミが目の前にいるのよ。シノ、もしかして日付間違えてない?」
「・・・・・・・・・」
数十秒程の沈黙の後、携帯からは慌てた声が出てきた。
『本当です!日付によると明日じゃなくて今日でした!』
やっぱりか、と綾は心の中で思う
『とりあえずコッチも大急ぎで準備します。綾ちゃん達もイズミ君に悟られないように準備をお願いします。』
「ええ、ちょっと待っt」
ツー ツーと電話はそこで切れた。どうしようかと綾は少しばかり悩む。
(まずいわね。一体これからどうしたら____
はい、どうもハロにちは白髪祭です。
とりあえず前書きの通り他に書きたい事を書きます
(少し長くなるので読む時間が無い、別に読みたく無い方は飛ばしてもらって結構です)
まずは、一ヶ月近くの放置スンマセンした。ですが最悪一か月一回は更新するので安心はしてください。
夏休みに書くと言っていましたが実はあの後、スケジュールの空きがない事に気付きました。
それを伝える間も無く 部活→補習→夏期講習の繰り返し という事です。
一か月一回更新は絶対守ろうと思いますが本当にギリギリで更新してくる時は
ああ、作者忙しいんだなぁ と察してください
話変わりますが、今回は新たな試みに挑戦しました。別視点(今回は綾)から物語を見ていく感じで書いてます。
これからはこんな風な表現も場合によっては使っていこうと思います。(あ、もちろん分かりにくかったら言ってくださいね。)
はい、次回は今の展開が進んで完結!ってとこまでしようと思います。いつ投稿するかは…未定です(すまぬ)
それでは次回お楽しみに
ご意見ご感想お待ちしております