さて、気分を変えて今回は内容が結構変わっていますよ。まぁ、たまにこういうのもありますよ。
それでは、どうぞ!
日本の空港、トコハとキョウヤはパリから日本に戻ってきた。そしてなぜかマスクをつけて変装をしているハイメがついてきている。
「・・・おい、ついてくるのはいいが、もう少し離れろ。変人の仲間と思われたらたまらん」
「というか、いい加減そのマスクを取ったら?ハイメ」
「私はそのような名前ではなーい!私は勝利の使者、マスク・ド・マスカラス!」
妙な名前まで名乗りながらハイメではないと言い張るハイメ。
「ふふん!私が来たからには何の心配もいらない!君の2人目のチームメイトになって!必ず!
「それを言うなら大船・・・」
ハイメもといマスク・ド・マスカラスは旅行バッグを持って外に出る。
「もう・・・一応励ましてくれてるのかな?」
「・・・わかっているだろうが、奴の参加は・・・」
「わかってますよ。チームは何とかします」
「ならいい。迎えのものが来ている。ドラエン支部まで送っていこう」
「何から何までありがとうございます」
トコハとキョウヤも荷物を持って外に出るのであった。
TURN128「花は眩しく咲き誇る」
ドラゴン・エンパイア支部の会議室にて、頭にタオルを巻いた赤髪の青年がテレビを見ている。
「・・・はぁ・・・」
青年は元気がなく、ため息をついている。
『それではここで、ラミラビの3人からお知らせです』
テレビの画面から話題になっている有名アイドル、ラミーラビリンスが登場する。
『夢見る気まぐれバタフライ、蝶野アム!』
『神秘の恵みは雪の結晶、水城ユキノ!』
『月の光は私の魔法、弓月ルーナ!』
『『『私たち、ラミーラビリンスでーす!!』』』
このテレビに写っている少女3人がアイドルユニット、ラミーラビリンスだ。青髪の短髪の女の子が蝶野アム、水色の長髪の女の子が水城ユキノ、ピンク色の髪の女の子が弓月ルーナ。
『ファイターのみんな、
『エントリー締め切りはなんと、後4日よ?早く応募しないと、間に合わない!』
『腕に覚えのあるそこの君!20歳以下なら誰でも応募できるから、どんどん応募してね!』
『『『待ってまーす!!』』』
ラミラビの元気そうな姿を見て、青年は心なしか笑みを浮かべる。
「・・・はぁ・・・」
が、青年は再び元気をなくしてため息をつく。
☆
ドラエン支部の広場で今日も子供たちはヴァンガードで笑顔になっているそれ見ている支部長は笑顔になっている。
「支部長、仕事してください」
「う・・・ユイちゃん・・・」
そこに水を差すようにユイが支部長に仕事を戻るように迫る。
「私がマモルさんの補佐になったからには、支部長のサボりは許しません!ほら、支部長室に戻りますよ!」
「も、もうちょっとだけ~!」
「ダメです!」
支部長とユイがこんなやり取りをしていると・・・
「お久しぶりです、大山支部長。ユイも久しぶり!」
パリから帰ってきたトコハが2人に挨拶をする。そしてその後ろにはハイメもといマスク・ド・マスカラスもいる。
「トコハ!!久しぶり!!元気にしてた?・・・あ、トコハ、また大きくなったんじゃない?」
「ちょっと、再会の一声がそれ?ユイって本当にたまにおっさんっぽいよね」
久しぶりの再会にユイは大いに喜ぶ。ユイの1部の発言にトコハは呆れた表情をする。
「トコハちゃーん、おかえりぃ~。マモルきゅんから聞いてたよ~、留学切り上げて、帰ってきたんだって?」
「はい、
「そっか~、トコハちゃんも参加するんだね?エントリーの締め切りもそろそろだし、急がなきゃね!」
「はい、1人はもう決まってるんですけど、後1人が見つかってなくて・・・」
「・・・トコハ?さっきから気になってるんだけど、あのマスク男ってまさか・・・」
「ふっふっふっふ・・・」
先ほどからハイメもといマスク・ド・マスカラスは笑い、そして高らかに名乗りを上げる。
「キュピーン!!天が呼ぶ!地が呼ぶ!2人目は私だとトコハが呼ぶ!その名は、マックス・マスカラス!!」
空港で名乗った名と違う名を名乗るハイメもといマックス・マスカラス。
「あのテンション・・・やっぱハイメだ・・・」
「また名前変わってるし・・・」
「ははは~」
この流れに3人は苦笑いを浮かべると・・・
「もっと楽しそうにしてよヴァンガ郎~、つまんな~い」
「なんか声変だよ~?」
「おぉ・・・すまない、だが・・・ガード、だが・・・」
何やら語尾が怪しいヴァンガ郎に子供たちからブーイングが出ている。
「もっと楽しく~」
「おかしいよー」
「声がへんー」
「いつものヴァンガ郎じゃない」
この様子を見て支部長とユイはまたかといった表情をしている。
「あらら、またですか・・・」
「あちゃ~まずいな~・・・ユイちゃん、ちょっと助けてあげて」
「はい」
支部長の指示でヴァンガ郎を助けに行くユイ。
「おーい、みんなー、クランリーダーのお兄ちゃん、お姉ちゃんがファイトしてくれるって!あっちに集合だよー!お姉ちゃんについてきてねー!」
『はーい!!』
「・・・はぁ・・・」
子供たちはユイの誘導で別の広場に向かっていく。難を逃れたヴァンガ郎はため息を出す。
☆
その後、一同はヴァンガ郎を連れて支部長室にやってくる。ヴァンガ郎は申し訳なさそうにしている。
「申し訳ない。またイベントを盛り上げられなかった・・・」
「大丈夫、がんばってるじゃないか~」
「そのままもなんですから、それ脱いで一休みしてください。後の分は、何とか埋め合わせしますから」
「すまない・・・」
ユイがヴァンガ郎の着ぐるみを脱がし、中にいたのは・・・
「江西さん⁉」
ヴァンガード普及協会、ダークゾーン支部の元支部長、江西サトルだった。江西は1年前のストライドゲート事件の関係者で、カンパニーの一員としてトコハたちと敵対していたことがあった。今現在では、罪を償うために贖罪の身となっている。
「どうして江西さんがヴァンガ郎に⁉」
「ヴァンガードのよりよき未来の為に、どんなことでもすると誓った。この支部でお世話になっていくうちに、ヴァンガードの楽しさに気付いた。それを未来に紡ぎ、広めていく。それこそが俺が目指すべき道!」
「それでヴァンガ郎に・・・」
「ああ。だが、今のままでは楽しさを伝えるどころか・・・」
「江西さん、気にしすぎですよ。江西さんがそんなんじゃ、ユキノが心配しますよ?」
「しかし・・・」
ユイが江西をフォローするが、真面目が過ぎているのか、表情が浮かばれない。
「・・・江西さんって、歳いくつ?」
「?今年で二十歳だが・・・何故そんなことを?」
「え、トコハまさか・・・」
ユイはトコハの考えに察しがついたのか驚きの表情をする。
「一緒に
「俺が、
江西は表情は硬いが、少なからず驚いてはいる。
「・・・いい!それすごくいい!江西さんにピッタリの役目だよ!」
「うん!ナイスアイディア!まあ江西君には、ヴァンガ郎よりも、ファイトがいいだが~!って」
「それは・・・つまり、クビという事ですか?」
真面目な江西の発言にちょっとずっこけるユイ。
「ずこっ!違いますよ!どうしてそういう解釈になるんですか⁉」
「君はヴァンガードの楽しさを広めたいんだろ?なら、ファイターならではの伝え方もあるんじゃないの?ってこと」
珍しくまともにいいことを言っている支部長。
「そうだよ!そいつを一緒に探しに行こうよ!あみー・・・あ、・・・んん、共に行くぞ!我が同志よ!!」
「一緒に頑張りましょう、江西さん!」
トコハやハイメもといマックス・マスカラスに言われて、戸惑っている江西。
「江西さん!チームは違いますけど、ドラエン代表として、一緒にヴァンガードを盛り上げましょう!!」
そこにユイが追い打ちをかけ、完全に逃げ場を失う江西。
☆
カードキャピタル2号店、クロノは今日もアルバイトとして仕事をこなしている。タイヨウはたまたまここにいあわせているアンにファイトしてもらっている。
「わざわざ悪いな、そっちの方も忙しいのに」
「いえいえ、どうせここに集まる予定でしたし、気にしなくていいですよ。あ、ヴァンガードにアタックします」
「わわっ⁉どうしよう、ここは・・・」
タイヨウはここでノーガードをし、ダメージチェックに入る。ダメージは6、アンの勝利だ。
「タイヨウ君、参考になるかわかりませんが、スタンドを増やしてきゃっちがるをいれるというのも手ですよ」
「きゃっちがる、いいですね。2枚くらい入れてみます。でも、どれを抜くか・・・」
デッキの構築を考えている3人はいつの間にか入店してきたトコハ、ユイ、ハイメもといマックス・マスカラスに気付く。
「うおっ⁉」
「「トコハさん(ちゃん)⁉」」
トコハたちに気付いた3人は驚きつつも、笑みを浮かべている。
「久しぶり」
「相変わらずね、タイヨウ君もアンも」
「またどういう心境の変化だ?留学はいいのかよ?」
「うん、ちょっといろいろあってね。でも、
「俺だって負けねぇよ。チームメイトは?もう決まったんだよ・・・な⁉」
クロノはトコハの手招きで入ってくる江西を見て、驚愕の表情に変わる。それはタイヨウとアンも同じだ。1年前に敵対していたもの同士だったので無理もない。
「お、お前は・・・江西⁉」
「よろしく頼む」
どうやらあの後、江西は正式にトコハのチームに入るようだ。
「どういうことですか、トコハさん⁉」
「これがヴァンガードの未来の為、全力を尽くす」
「・・・ま、まぁよくわからねぇけど、よろしくな」
「「よろしくお願いします」」
会話があまりかみ合っていないようにみえるが、とりあえずは納得する3人。
「そして!3人目のファイターはこの私!世のため、俺のため、トコハのため!その名は・・・マスク・ヴァンガード・マスカラあああああ・・・」
「トコハちゃん、久しぶり!」
また名前が変わり、というか名乗りを遮るかのように現れたのはトコハの親友、岡崎クミだ。
「呼んでくれてありがと~。トコハちゃんと
「ううん、私の方こそ!絶対クミちゃんと一緒にやりたいと思ってたんだ!急に呼んじゃってごめんね?」
どうやらトコハのチームの3人目はクミと決まっているようだ。
「わ、私は・・・」
「てかお前、ハイメだろ?」
「わ、私は、ハイメなどという名前では・・・さ、ささささ3人目のファイター、マスカルド・・・」
「でも3人目はクミちゃんに決まってるみたいですよ?」
「クミ⁉」
「ていうかユイ、ハイメって今年で21なんだけど、参加できんのか?」
「できるわけないじゃん!ついでに言えば、ハイメはプロファイターだし、そもそも二十歳以上が参加したチームがいるってバレたら、即刻退場だし、来年の
「ぺ・・・⁉」
「あ、それでマスクを被って出ようとしたんですね?」
散々な追い打ちにハイメはマスクを外し、泣き崩れる。
「お、俺はただ!トコハの力になりたかっただけなんだよぉ!!」
ハイメの思いをわかっていたトコハはハイメに声をかける。
「ありがとうハイメ。心配してくれてるのはわかってた。でも、私はもう大丈夫だから、見てて」
「・・・見てて・・・そうか!」
トコハの言葉に何か閃いたようだ。
「カモーン!マスク・ド・オン!!」
ハイメは外したマスクを再び装着する。
「私はトコハチームを勝利へ導く者!いや、むしろ勝利の支配者!マスク・ド・コーチ!私が来たからには、もう大丈夫!」
「・・・ああ、そうね・・・」
トコハが呆れていると、ちょうどそこにカズマとアリスが入店してきた。
「・・・マスク?」
「・・・変人だ」
「お、ちょうどいいところに来たな。お前に紹介したい奴がいるんだ。トコハ、こいつ、俺たちのチームメイト、東海林カズマ。同じ高校のタメでさ」
「あ、じゃあ同い年なんだ!よろしく、東海林君!」
「ここに来る時、トコハにはもう話したよね?私のチームメイトの天音アリス。私の学校のクラスに来たから、同級生だね」
「安城トコハ。よろしくね、アリスちゃん」
「ちゃんづけいらん。呼び捨てで結構」
トコハは初めて会うカズマとアリスに挨拶をする。
「トコハはトライフォーのメンバーで、俺とユイのチームのメンバーの1人なんだ」
「ちなみに、ドラエン支部であった安城マモルさんの妹だよ」
「ふーん、じゃあ強ぇんだな」
「もちろんです!トコハさんはトライフォーのメンバーとして、ジェネレーションマスターでもあるので!」
「ちょっとやめてよ///」
トコハはタイヨウに褒められて照れる。
「私たちも
「・・・・・・」
アリスはトコハのチームをよく見る。おっとりとした少女クミ、真面目な青年の江西、そしてマスクを被っている意味不明な名を名乗るハイメ。
「なるほど、変人の仲間ってことか。引くわー・・・」
「あ、あれは違うから!!///」
「いやいや、変人って、アリスも十分変だから」
「おいコラどういう意味?場合によったら激おこぷんぷん丸なんだけど」
ユイの発言に怒りを感じるアリス。
「それはそうとトコハ」
「おい無視すんなや」
「ここに来るときの約束覚えてる?ファイトするっていう約束」
「もちろん。ていうか、約束すっぽかしたらあんたが拗ねるからね」
「さすがトコハ、私のことよくわかってる!」
どうやらここに来る前にファイトの約束をしていたらしく、ユイはファイトの了承を得て、今までで1番の笑みを浮かべている。
「そういうわけで東海林君、アリス、本当はどっちかファイトしたかったんだけど、ユイとの約束を破ったらうるさいから、せめてクランだけでも教えてくれない?」
「・・・シャドウパラディン」
「かげろう」
「こいつらは大会経験とかまだ浅いんだけどよ、すげぇつええんだ」
「へー、そうなんだ。あー、やっぱりどっちかファイトしようかな~」
トコハの発言を聞いてユイは頬を膨らませる。
「ちょっとー、言ってる側から約束破る気?」
「うそうそ、ごめんごめん」
ユイとトコハはファイトテーブルに向かい、お互いにファイトの準備を行う。
「トコハちゃんとユイちゃんがファイトするの?すごく楽しみ~♪」
「はい!何せ2人のファイトは、クロノ君やシオン君のファイトと負け劣りませんから!」
「カズマ、あの2人のファイトしっかり見とけよ」
「ユイさんとトコハさんのファイトも本当にすごいんですから!」
「わかった。わかったから騒ぐな」
「・・・・・・」
アリスはユイの表情を見て、少し驚いている。何度もファイトしても笑顔でいるのだが、今日のはとびっきり。あんなに嬉々とした表情を見たことは1度もないのだから。
「「スタンドアップ・(ザ・)ヴァンガード!!」」
「
「萌しの乙女イーダ!」
萌しの乙女イーダ PW5000
「私の先攻!ドロー!ライド!イニグマン・ブラン!グランホープは移動!ターンエンド!」
イニグマン・ブラン PW7000
R ブラン R
R R グランホープ ユイの手札5枚 山札43枚
「私のターン!ドロー!ライド!純潔の乙女カトリーナ!イーダは移動!」
純潔の乙女カトリーナ PW7000
R カトリーナ R
イーダ R R
「カトリーナでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『佳香の乙女アネルマ』」
「ダメージチェック『
「ターンエンド!」
PW7000➡PW7000 トコハの手札6枚 山札42枚 ユイのダメージ1
「私のターン!ドロー!ライド!イニグマン・ヘルム!
イニグマン・ヘルム PW9000
ウルバスター ヘルム グラスカッター
R R グランホープ
「グランホープのブースト、グラスカッターでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『花園の乙女マイリス(☆)』クリティカルトリガー!効果は全部ヴァンガードに!」
「む、それならイニグマン・ブランでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『ツッケン・ドーン(☆)』」
「ドライブチェック『オペレーターガールリンカ(醒)』スタンドトリガー!グラスカッターをスタンドして、パワーはウルバスターに!ウルバスターでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『開墾の戦乙女パドミニ』」
「ターンエンド!」
PW9000➡PW7000(+5000)
PW9000➡PW12000+SH10000=22000
PW14000➡PW12000 ユイの手札4枚 山札40枚 トコハのダメージ1枚
「私のターン!スタンド&ドロー!ライド!理想の乙女トゥーリア!よし、そっちがその気なら・・・イーダを移動!カトリーナ、佳香の乙女アネルマをコール!」
理想の乙女トゥーリア PW9000
佳香の乙女アネルマ PW9000
イーダ トゥーリア アネルマ
カトリーナ R R
「ユイと真っ向に殴り合うか、トコハらしいな」
「カトリーナのブースト、イーダでグラスカッターにアタック!」
「さすがはトコハ、そういうノリがいいの、大好きだよ!でも、ガード『オペレーターガールリンカ(醒)』」
「トゥーリアでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ドライブチェック『モンキーポッド・ドラゴン(引)』ドロートリガー!パワーはアメルマに!1枚ドロー!」
「ダメージチェック『
「アメルマでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『
「よし!ターンエンド!」
PW12000➡PW4000+SH10000=14000
PW9000➡PW9000
PW9000➡PW9000 トコハの手札4枚 山札38枚 ユイのダメージ3枚
「やったあ!一気に3対1!」
「あいつが押されてる?」
「さすがトコハじゃ。コーチとしての吾輩の教えを、さっそく生かしてるようじゃのう」
「で、ですが次はユイちゃんのターン、勝負はこれからです!」
「私のターン!スタンド&ドロー!ライド!
「きました!ユイさんのシンバスター!」
「ああ、ヴァンガードを始めた時からずっとユイが愛用しているカードだ」
ウルバスター シンバスター グラスカッター
R R グランホープ
「グランホープのブースト、グラスカッターでイーダにアタック!」
「ノーガード!」
「ウルバスターでアネルマにアタック!」
「ガード!『モンキーポッド・ドラゴン(引)』」
「シンバスターでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「ツインドライブ『
シンバスターはトゥーリア(トコハ)に接近し、鋼の剣で斬りつけた。
「ダメージチェック『早咲きの乙女ピア』」
「ターンエンド!これで2対2、同点!」
PW11000➡PW4000
PW9000➡PW9000+SH5000=14000
PW11000(+SH5000)➡PW9000 ユイの手札5枚 山札35枚 トコハのダメージ2枚
「次はこっちの番よ!覚悟しなさい!新たな未来に咲き誇れ!ライド!胸焦がすラナンキュラスアーシャ!!」
胸焦がすラナンキュラスアーシャ PW11000
「ストライドジェネレーション!!!信念の花乙姫セリーヌ!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『胸焦がすラナンキュラスアーシャ』グレード3
信念の花乙女セリーヌ PW26000 ハーツ『胸焦がすラナンキュラスアーシャ』
「セリーヌのスキル!カウンターブラスト!アメルマを選択して、山札からアネルマをスペリオルコール!パワープラス5000!さらに、コールしたのが
アネルマの
さらに
アネルマの
2体目のアネルマは前列にいるアネルマ2体、カトリーナにパワープラス2000!」
「来たな!トコハの
「
アネルマ セリーヌ アネルマ
カトリーナ R アネルマ
「セリーヌでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!」
「トリプルドライブ『ラナンキュラスの花乙女アーシャ』セカンドチェック『純潔の乙女カトリーナ』サードチェック『花園の乙女マイリス(☆)』クリティカルトリガー!パワーは左前列のアネルマ、クリティカルはセリーヌに!」
セリーヌ(トコハ)は持っていた大きな草刈り鎌でシンバスターを刈り取っていく。シンバスターの鋼の体に少し傷がついた。
「ダメージチェック『
「カトリーナのブースト、アネルマでヴァンガードにアタック!」
「ジェネレーションガード!!豪勇合身ジーオーファイブ!!」
ジェネレーションゾーン コスト『オペレーターガールエリカ(治)』
豪勇合身ジーオーファイブ SH15000
「ジーオーファイブのスキル!ソウルブラスト『イニグマン・ヘルム』シールドプラス10000!さらに、このターンでダメージゾーンに送られた時、さらにシールドプラス5000!」
「カトリーナのブースト、アネルマでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『
「ターンエンド!」
PW26000➡PW11000
PW36000➡PW11000+SH30000=41000
PW26000➡PW11000(+5000) トコハの手札5枚 山札31枚 ユイのダメージ5枚
「やっぱりトコハさんはすごいですね!」
「ああ。でも、こっからはユイの番だ」
「私のターン!スタンド&ドロー!私のドロップゾーンにはカードが4枚・・・条件達成!シークメイト!!」
シークメイト 戻したカード『オペレーターガールリンカ(醒)』『
「レギオン!!
「何⁉ヴァンガードが2体だと⁉」
「レギオンはお互いにグレード3であること、山札に指定されたレギオンメイトがいること、そしてドロップゾーンにカードが4枚あることを条件としている」
「ジェネレーションガードと組み合わせてうまくドロップゾーンのカードを増やしたな!」
「ウルバスターのスキル!ヴァンガードがレギオンした時、ヴァンガードにパワープラス4000!スキル獲得!
グラスカッターのスキル!ソウルに入れて、
コール!
コマンダーローレル PW4000
「グランボルバーの
ウルバスター シンバスター×ウルバスター グランボルバー
ローレル ブラン グランホープ
「イニグマン・ブランのブースト、シンバスターでヴァンガードにレギオンアタック!
シンバスターのスキル!レギオンしている状態で、パワー30000以上なら、手札からグレード1以上でガードできない!」
「・・・ノーガード」
「ツインドライブ『
シンバスターとウルバスターはアーシャ(トコハ)をXのように斬りつける。
「ダメージチェック『純潔の乙女カトリーナ』」
「ウルバスターのスキル!アタックがヒットしたので、左にいるアネルマを退却!
シンバスターのスキル!パワー20000以上のアタックがヒットから、1枚ドロー!
コマンダーローレルのスキル!リアガードを4体選んでレストさせる!グランボルバー、ローレル、ウルバスター、グランホープをレストさせて、ヴァンガードをスタンド!」
「ヴァンガードをスタンドさせやがった⁉」
「コマンダーローレルの発動条件はアタックのヒット。そこにヴァンガードの指定はねぇけど、この状況ならこれが正解だ」
「あー、確かにリアでもOKだったな。やっぱブランクがあるせいかこういうの忘れがち」
「ウルバスターでヴァンガードにレギオンアタック!
スキルでグレード1以上でガードできない!」
「ノーガード!」
「ツインドライブ『オペレーターガールリンカ(醒)』スタンドトリガー!グランボルバーをスタンド!パワープラス5000!セカンドチェック『
シンバスターとウルバスターは追撃といわんばかりにまたアーシャ(トコハ)に攻撃し、アーシャ(トコハ)は攻撃を喰らい、弾き飛ばされる。
「ダメージチェック『フェアリーライト・ドラゴン(治)』ヒールトリガー!パワーはヴァンガードに!『開墾の戦乙女パドミニ』」
「ウルバスターのスキル!カトリーナを退却!
シンバスターのスキル!1枚ドロー!スタンドしたグランボルバーでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『花園の乙女マイリス(☆)』」
「ターンエンド!」
PW41000➡PW11000
PW30000➡PW11000(+5000)
PW23000➡PW16000+SH10000=26000 ユイの手札8枚 山札29枚 トコハのダメージ5枚(裏1枚)
「やるわね。でも・・・」
「安城トコハはこれくらいじゃビクともしない、でしょ?」
「さすが、よくわかってるじゃん。ストライドジェネレーション!!!常夏の花乙姫ベラーノ!!!」
常夏の花乙姫ベラーノ PW26000 ハーツ『胸焦がすラナンキュラスアーシャ』
「ベラーノのスキル!ソウルブラスト『メイデン・オブ・グラジオラス』Gゾーンのベラーノを表に!手札1枚と、ドロップゾーンにあるアネルマを山札に戻して、手札にあるアネルマをスペリオルコール!
さらに、Gゾーン表のベラーノ数だけ、山札からコールしたアネルマをスペリオルコール!ブーストを得る!
右前列のアネルマの
右後列のアネルマの
コールされたアネルマの
アネルマ ベラーノ アネルマ
R アネルマ アネルマ
「アネルマのブースト、ベラーノでヴァンガードにアタック!」
「完全ガード!『
ベラーノ(トコハ)はシンバスターに向けて銃撃を発射させるが、グランガードが発する障壁で防がれてしまう。
「トリプルドライブ『理想の乙女トゥーリア』『モンキーポッド・ドラゴン(引)』ドロートリガー!パワーは右のアネルマに!1枚ドロー!『モンキーポッド・ドラゴン(引)』ドロートリガー!パワーは左のアネルマに!1枚ドロー!左のアネルマでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『
「右のアネルマのブースト、アネルマでヴァンガードにアタック!」
「ガード!『オペレーターガールリンカ(醒)』『イニグマン・ゼファー』『『
「そんな・・・リアガードを増やしてパワーアップしたのに、ユイちゃんに1ダメージも与えられなかったなんて・・・」
「さすが。ターンエンド!胸焦がすアーシャのスキル!各ターン終了時、手札から1枚選んで、コールできる!理想の乙女トゥーリアを左後列にスペリオルコール!」
PW39000➡PW11000(完全ガード)
PW19000➡PW11000+SH10000=21000
PW44000➡PW11000+SH35000=46000 トコハの手札6枚 山札24枚 ユイのダメージ5枚(裏1枚)
「ここでコールだと?しかもグレード2を後列に?何考えてやがる?」
「ははーん、わかったよ、トコハのやろうとしてること。でも、この攻撃は防ぎきれるかな?ストライドジェネレーション!!!
ジェネレーションゾーン コスト『
「グランボルバーをコール!
ギルトディガーのスキル!Gゾーンの
「きますよ、ユイちゃんの本格的の
「グランホープの
オペレーターガールリンカ(醒) PW4000
「リンカの
ソウルにあるイニグマン・ブランの
「グランヴィークルの
最後に
「グランボルバーの
グランボルバー ギルトディガー グランギャロップ
ローレル ブラン グランヴィークル
「イニグマン・ブランのブースト、ギルトディガーでヴァンガードにアタック!
ここが大本命!パワー60000以上!グランギャロップにクリティカルプラス1!」
「おいおい、ギルトディガーのスキルとユニットのスキルでどうにか工夫したら60000なんてすぐじゃん。クリティカルもあげられるなんて、とんでも能力も大概にしろ」
「しかもアタックがヒットして、2回のヒールトリガーが出ても、コマンダーローレルでスタンドされる可能性もある。もう1回アタックできれば、またグランギャロップの
「トコハはここで何としても、防ぎたいところだね」
カズマは2人がファイトしている時、嬉々とした表情と、闘志を秘めた目を見る。
(こいつらの目・・・あいつと同じ・・・)
カズマの思い浮かべるあいつとは、2人のチームメイトであるシオンのことを指している。そして、自分のチームメイトであるクロノも同じ目をしていることも思い出す。
「完全ガード!『フラワーキーパー・ドラゴン』(コスト『モンキーポッド・ドラゴン(引)』)」
ギルトディガーは4本ある腕にある4つのタイヤを回し、アーシャ(トコハ)にぶつけようとするが、フラワーキーパーがそれを受け止める。
「トリプルドライブ『オペレーターガールエリカ(治)』ヒールトリガー!ダメージを1回復、パワーはグランボルバーに!セカンドチェック『イニグマン・カーム』サードチェック『
「ガード!『開墾の戦乙女パドミニ』インターセプト!『佳香の乙女アネルマ』『佳香の乙女アネルマ』」
「グランヴィークルのブースト、グランギャロップでヴァンガードにアタック!」
「ジェネレーションガード!!時計草の花乙姫マルレーナ!!」
ジェネレーションゾーン コスト『フェアリーライト・ドラゴン(治)』
時計草の花乙姫マルレーナ SH15000
「マルレーナのスキル!ラナンキュラスのユニットが2枚以上でシールドプラス15000!」
「やっぱり、トゥーリアをアーシャとしてコールして、これに繋げたね。これでターンエンドだよ」
PW61000➡PW11000(完全ガード)
PW23000➡PW11000+SH15000=26000
PW35000➡PW11000+SH30000=41000 ユイの手札3枚 山札23枚 トコハのダメージ5枚(裏1枚)
(やっぱりユイとのファイトが私の闘志を1番熱くさせる!すごく楽しい!)
(私もトコハのファイトが楽しい!そうだよ、トコハは私にとって1番のライバルだよ!)
「スタンド&ドロー!・・・よし、これなら!ストライドジェネレーション!!!冬麗の花乙姫インベルノ!!!」
ジェネレーションゾーン コスト『胸焦がすラナンキュラスアーシャ』グレード3
冬麗の花乙姫インベルノ PW26000 ハーツ『胸焦がすラナンキュラスアーシャ』
「インベルノのスキル!ソウルブラスト『理想の乙女トゥーリア』ドロップゾーンからノーマルユニットを5枚山札に戻す!」
戻したカード 『理想の乙女トゥーリア』『佳香の乙女アネルマ』『佳香の乙女アネルマ』『開墾の戦乙女パドミニ』『フラワーキーパー・ドラゴン』
「山札に戻したらカウンタチャージ、ソウルチャージ『胸焦がすラナンキュラスアーシャ』トゥーリアを移動!
理想の乙女トゥーリアの
アネルマの
もう1体のアネルマの
インベルノの
「くっ・・・」
「いっけぇ!トコハちゃん!」
「アネルマをコール!2体のアネルマと、アネルマとしてのトゥーリアの
体のアネルマと、アネルマとしてのトゥーリアの
トゥーリア インベルノ アネルマ
アネルマ アネルマ アネルマ
「アネルマのブースト、インベルノでヴァンガードにアタック!」
「(この攻撃を防いだら・・・残りのリアガードの攻撃を防げなくなる可能性がある。なら・・・)ノーガード」
「トリプルドライブ『ラナンキュラスの花乙女アーシャ』セカンドチェック『純潔の乙女カトリーナ』サードチェック『花園の乙女マイリス(☆)』クリティカルトリガー!パワーは左のアネルマに、クリティカルはヴァンガードに!」
インベルノ(トコハ)が乗るフォレストドラゴンが冷気のブレスを放ち、シンバスターは何の抵抗もせず、冷気のブレスを受け止め、冷気に包まれた。
PW39000➡PW11000
ダメージチェック『
ユイのダメージ6枚 トコハのダメージ5枚 勝者トコハ
「ああ~!!負けたーー!すっごい悔しい!!」
(僕が何度やっても勝てなかったユイに、この子は勝った?この前の交流試合といい、いったい何なんだ、トライフォーっていう連中は?)
ユイが悔しがっている中、アリスは心の中でトライフォーの実力に対して、非常に驚いている。トコハはユイに手を差し伸べる。
「いいファイトだった。その調子でまた強くなってよ?ライバルが弱いなんてことがあったら、恥をかくのは私なんだから」
「そっちこそ、もっともーーっと強くなってよ?強くなったトコハを倒すのは、この私なんだから」
ユイはトコハから差し伸べられた手を握り、互いに握手を交わす。
「・・・悪い、今日は帰るわ」
「え⁉お、おいカズマ⁉」
カズマが突然帰ると言い出し、出口に向かう。クロノは止めようとするが、すでにカズマは店を出ていった。それを見ていたユイが口を開く。
「えーと、私、知らない間に東海林君になんか悪いことしたかな・・・?」
「いや、ユイはなんも悪くねぇよ」
「クロノさん、カズマさんは・・・」
「ああ、ずっと考えてたんだけど・・・何考えてんだろうな、あいつ・・・」
カズマが帰ったことにより、店内は静かな空気に包まれるのであった。
to be continued…
ハイメ「やったな、トコハ!チーム結成おめでとう!このマスク・ド・マスカラスも、全力を尽くすぞ!」
トコハ「ありがとう。江西さんもいるし、絶対優勝間違いなし!」
クミ「がんばろうねー、江西さん♪」
江西「全力を尽くす」
トコハ「にしてもハイメ、いつまでそのマスク被ってるつもり?・・・あれ?糸出てるよ?」
クミ「ぶちぶちぶち~」
ハイメ「いと的にそれを引っ張らないでぇ!ああ!俺の大事なマーーースク!!」
TURN129「超えられないモノ」