東方一撃男   作:つじかみーん

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眠い。けど頑張ります。


六十三撃目:決着…?(亡霊と豪族との)

「貴様には息切れというものがあるのか!?」

屠自古は息を切らしていた。しかしサイタマは全く平気である。

「お前亡霊の癖に俺の拳当たるんだな」

確かにサイタマの攻撃は屠自古の体を通り抜ける事無く命中している。逆に屠自古の攻撃は全て避けられてしまっている。

「くっ!だが私を舐めるではない!」

屠自古は構える。そして

「雷矢、ガコウジトルネード!」

無数の雷の矢がサイタマに向かって飛んできた。

「連続・普通のパンチ」

サイタマは連続・普通のパンチを放ち雷の矢を全て撃ち落とした。

「嘘…だろ…!?」

屠自古は愕然してしまった。と、後ろからサイタマが

「これで終わりな」

屠自古の首元をチョップした。その衝撃で屠自古は気を失ってしまった。

「さて、ゾンビマンは終わったのか?」

 

 

 

 

 

「お主の体はどうなっておるのだ!」

布都の前には何事もなかったようにゾンビマンが立っていた。布都は何度もゾンビマンに弾幕等を当てたのだがゾンビマンの異常な再生力で永遠のループになっているのだ。

「どうした?準備体操のつもりじゃなかったのか?」

ゾンビマンは挑発をかけるように言った。

「だがお主は我に当てれてないよな?」

しかしゾンビマンが有利とは言えない。何故ならゾンビマンの攻撃が布都に当たってないからである。ゾンビマンの戦闘力は常人程ではない、武器である斧、剣、銃を使い分けているが全て避けられている。

「しかしお主は変わった物を所持しておるな♪」

「仕方がねぇ…泥仕合になるが覚悟しておけよ」

「我は別に構わんぞ♪」

 

 

30分後…

「何故じゃ…お主に何千…いや何万回も弾幕を当てた筈じゃぞ…?」

布都は疲れ果てていた。

「だから言ったろ、泥仕合になる覚悟をしとけって。しかしあと100回程お前の攻撃が当たっていたら俺は動けなかったかもな」

ゾンビマンはボロボロでありながらも立っていた。ボロボロの体は次第に元通りになった。

「さて、サイタマは終わってるのか?」

「ゾンビマーン!」

「サイタマか、終わったのか?」

サイタマが駆け寄ってきた。

「ああ、今終わっ「ちょっと待てえええええ!」え?」

サイタマは振り向いた。其処には屠自古がいた。

「貴様…!何終わったつもりでいる!まだ…まだ私の真の力を見せてなどない!」

「めんどくせぇ…」

そして屠自古の隣で布都も

「我もだ!我も真の力を見せてない!」

「これは長期戦になりそうだな…」

屠自古と布都は構える。そしてサイタマとゾンビマンも構える。

「「行くぞ!我が真の力を!とくとご覧あれ!」

屠自古と布都の弾幕が合わさりサイタマとゾンビマンに向けて放とうとしたその時、

 

 

 

 

 

「お待ちなさい」




次回聖人登場。
ちなみに自機組はまだ進行中です

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