東方一撃男   作:つじかみーん

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チルノvsサイタマです。 あと魔理沙が初登場します


六撃目:妖精と勝負

「んで、何で勝負すんだ?」

サイタマはチルノに尋ねる。大妖精は依然と見守ってる。

「それは…競争だ!」

「「…は?」」

サイタマと大妖精は呆れる。

「ルールは彼処に見える紅い家の横を通って向こう岸まで早く着いた方が勝ちだ!」

「わかった」

サイタマは納得する。しかし大妖精は…

「サイタマさん…本当にいいんですか?チルノちゃんはすごく負けず嫌いですけど…」

「大丈夫大丈夫。」

しかし不安である。

「それじゃあ…よーい…ドン!」

チルノとサイタマは同時にスタートした。気がつくとチルノが勝ってるように見える。

「なんだ!大したことないじゃん!やっぱり最強のあたいには勝てないのよ!これで私のか「おせーよ」えっ!?」

チルノは愕然した。何故ならゴールと決めた向こう岸にサイタマがいたからだ。サイタマは寝そべっており欠伸をしていた。しかも鼻をほじりながら。

「お前の実力はそれだけか?」

その一言がチルノの怒りに触れた

「なら次は弾幕で勝負だ!」

「だ…弾幕?」

サイタマは弾幕のことを全く知らなかった。というより霊夢から弾幕のことを話されてたが全く聞いてなかったからである

「いくぞ!アイシクルフォール!」

無数の氷の弾幕がサイタマを襲う

「なんか涼しい…」

相変わらず呑気だった。距離が近くなったと同時に

「連続・普通のパンチ」

サイタマが放った連続パンチで弾幕を全て落とした。

「これで終わりでいいか?」

しかしチルノは

「まだだ!」

チルノは諦めずにまた弾幕を放つ。前発全てサイタマに命中した。

「今度こそあたいの勝ちだ!」

と思っていた。しかし其処にサイタマはいなかった。すると大妖精が

「チルノちゃん!後ろ!」

「え?」

チルノは後ろを振り向く。そこにはサイタマがいた

「お前いつの間に!?」

「これで終わりにするからな」

サイタマはチルノの頭にチョップした。チルノは垂直に落下し地面にめり込んでしまった。

「最強っていうのは口だけだったか」

サイタマはがっかりする。その同時に

「あ!ヤベェ!紅い霧の原因探るの忘れてた。…さっき競争した時に通った紅い家が怪しいな。行ってみるか」

サイタマは紅い家まで走って向かった。とその同時に

「チルノちゃ〜ん…大丈夫…?」

大妖精が地面にめり込んだチルノを剥がそうとしていた。

 

~紅魔館~

紅い家のこと紅魔館の前では既に誰かががいた

「ここが異変の原因らしいからな…けど霊夢のやつ紅い霧が出てから行くって…その前に私が解決してやるぜ!」

自信満々に言ってたのはほうきに股がり魔女の格好をしていた女だった。霧雨魔理沙だ。

「ここには門番がいるって聞いたがあれだな。ってか寝てるし…」

紅魔館の門の前にいたのは中国衣装をした門番紅美鈴がいた。しかし彼女は居眠りしていた。

「これなら潜入するチャンスだか…窓から行こう」

そういって魔理沙は窓から潜入した

「なんだあれ?」

サイタマはその様子を見ていた。普通の人間なら見えないのだがサイタマは視力が異常にいい為見えた。

「先客か?俺も急がねぇとな」

サイタマは急いで紅魔館に向かった




次回魔理沙vsパチュリー、サイタマvs咲夜になります

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