東方一撃男   作:つじかみーん

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鈴仙・優曇華院・イナバ初登場です


二十二撃目:竹林に兎がいるようです

サイタマ、ジェノス、フラッシュ、魔理沙、アリスは永遠亭に向かっていた。その途中に竹林を見つけた。

「これが慧音が言ってた竹林か?」

「おそらくそうだろう。ここの竹林は複雑と聞いている」

「「えーマジかよ」」

サイタマと魔理沙は嘆く。

「しかし因幡てゐという兎を見つければ出れると噂がある」

「閃光のフラッシュ…貴様何故そこまで知ってる」

ジェノスは問いただす。それに対しフラッシュは

「人里の者から話を聞いた。それだけだ」

「成程、先生急ぎま…ってあれ?」

ジェノスは振り返る。サイタマが居なかったのだ。

「あ、サイタマなら先に行ったわよ」

アリスが呆れて言う。見てみるとサイタマの姿があった。

「やはりそうだったのか…先生待ってください!」

ジェノスはサイタマの追う。フラッシュ、魔理沙、アリスも追う。

 

 

一方霊夢、紫、レミリア、咲夜、幽々子、妖夢達も同じく永遠亭に向かっていた。そして

「霊夢、あれじゃないかしら?」

紫が指さした先には木造建築らしき屋敷があった。おそらく永遠亭であろう。

「サイタマ達は…まだ来てないみたいだし…先に私が解決させましょうか♪」

「霊夢待ちなさい!」

紫は止めるが霊夢は無視して行く。これに対しレミリアは

「霊夢に言っても無駄みたいだったわね…私達も行くわよ」

紫、レミリア、咲夜、幽々子、妖夢は仕方が無く霊夢の後を追う。

 

 

その頃サイタマ達は竹林の中を進んでいた。

「先生!早すぎます!もう少しゆっくりと!」

「まさかこの俺の速さでも追いつけないというのか…」

「魔理沙〜おんぶして〜」

「アリス!それだけは勘弁してくれ!」

ジェノス達は必死にサイタマの後を追う。と、その時

ピュン!

レーザーみたいなものがこちらに向かって来た。それに気づいたかサイタマは普通のパンチで撃ち落とす。が、立ち続けに打ってきた。今度はジェノスはそれを撃ち落とし、残った分はフラッシュの斬撃、魔理沙とアリスの弾幕で撃ち落とされた。そして

「まさか私の弾を撃ち落とすとは…お見事です。」

茂みから突然現れた。見た目は紫色の髪でブレザーみたいな服を着た女がいた。頭にはうさぎの耳があった。

「私は鈴仙・優曇華院・イナバと申します。貴方は?」

「俺は趣味でヒーローをしているサイタマだ。お前が異変の元凶か?」

「やはり異変を解決しに来ましたか…私に勝てたら教えてあげます!」

鈴仙はそう言うと弾幕を放ってきた。しかしサイタマは避けてジェノスが撃ち落とす。

「これが師弟のやり方か」

フラッシュは関心する。

「魔理沙、私たちの夫婦愛を見せましょ」

「うん、絶対ヤダ。あと夫婦じゃないから」

魔理沙はキッパリと断る。と、その時

 

 

 

 

「今だウサ!皆の者、やってしまえ!」




サイタマ組と霊夢組分けるのって大変だよね

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