東方一撃男   作:つじかみーん

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アリス初登場です。


十九撃目:動き出す者達

~ジェノスside~

「蟲はしぶといな」

「当たり前よ、蟲を甘く見ないでほしいね」

ジェノスとリグルは依然と戦っている。しかしどちらが有利かというとジェノスの方である。何故ならリグルの攻撃が効かないからである。しかし、

「お前は蟲で自分を守っているようだが…お前自身は攻撃してこないのか?」

リグルは蟲を前に出しジェノスの攻撃を防いでいた。

「それは秘密ね。」

その発言にジェノスは呆れる。

「なら仕方が無い。蟲が尽きるまで排除するしかなさそうだな」

「無駄よ、蟲は無限に湧き出るから尽きることはないのよ」

2人の戦闘はまだ終わりそうでなかった。

 

 

~魔理沙side~

一方魔理沙はアリス・マーガロイドという魔法使いの家にいた。

「アリス!これは絶対異変だと思う。私に協力してくれないか?」

「勿論よ、魔理沙の頼み事は断らないからね」

「ありがとう、頼むぜ!」

魔理沙とアリスは家から出て異変となる場所に向かった。

 

 

~レミリアside~

レミリアは咲夜にある事を聞いていた。

「咲夜」

「何でしょうか、お嬢様」

「ここ最近妖怪たちの様子がおかしいみたいだけど本当なの?」

「はい、おそらく月の照らし具合がいつもより暗いのが原因かと」

「ふーん…ならば行くわよ。霊夢達より異変の場所に行くのよ!」

「はい、お嬢様」

レミリアと咲夜も異変の場所に向かった。

 

 

~幽々子side~

幽々子と妖夢は白玉楼の縁側で話をしていた。

「ねぇ、妖夢」

「何でしょうか、幽々子様」

「妖怪達の様子が変なのは本当なの?」

「はい、噂によりますと月が原因だそうです。」

「そう…ならば行こうかしら♪」

「は…はい」

幽々子と妖夢も異変の場所に向かった。

 

 

~サイタマside~

サイタマとフラッシュは異変の場所へと向かっていた。が

「サイタマ、今回の異変の場所わかるのか?」

「わからん」

サイタマはキッパリと答えた。

「お前…」

この答えにフラッシュは呆れる。とその時、

ドカーン!

突然大きな音がした。

「あの音の場所が異変の場所か?」

「おそらくそうだろう」

サイタマとフラッシュは音の場所に向かった。

 

 

~霊夢side~

霊夢と紫は異変の場所へと向かっていた。

「紫、ここの道で合ってるでしょうね?」

「さあ?」

「さあって…!」

おそらく紫の気まぐれルートで進んでたらしい。その時、見覚えのある影が見えた。

「あれは…魔理沙とアリス?」

前には魔理沙とアリスがいた。更に

「紅魔館の主とメイド、幽々子と妖夢もいるわよ」

レミリアと咲夜、幽々子と妖夢もいた。

「アイツらも異変解決しに来たのね…急がないと」

霊夢と紫は急いで行った。




次回ジェノスとサイタマが再会します

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