~ジェノスside~
「蟲はしぶといな」
「当たり前よ、蟲を甘く見ないでほしいね」
ジェノスとリグルは依然と戦っている。しかしどちらが有利かというとジェノスの方である。何故ならリグルの攻撃が効かないからである。しかし、
「お前は蟲で自分を守っているようだが…お前自身は攻撃してこないのか?」
リグルは蟲を前に出しジェノスの攻撃を防いでいた。
「それは秘密ね。」
その発言にジェノスは呆れる。
「なら仕方が無い。蟲が尽きるまで排除するしかなさそうだな」
「無駄よ、蟲は無限に湧き出るから尽きることはないのよ」
2人の戦闘はまだ終わりそうでなかった。
~魔理沙side~
一方魔理沙はアリス・マーガロイドという魔法使いの家にいた。
「アリス!これは絶対異変だと思う。私に協力してくれないか?」
「勿論よ、魔理沙の頼み事は断らないからね」
「ありがとう、頼むぜ!」
魔理沙とアリスは家から出て異変となる場所に向かった。
~レミリアside~
レミリアは咲夜にある事を聞いていた。
「咲夜」
「何でしょうか、お嬢様」
「ここ最近妖怪たちの様子がおかしいみたいだけど本当なの?」
「はい、おそらく月の照らし具合がいつもより暗いのが原因かと」
「ふーん…ならば行くわよ。霊夢達より異変の場所に行くのよ!」
「はい、お嬢様」
レミリアと咲夜も異変の場所に向かった。
~幽々子side~
幽々子と妖夢は白玉楼の縁側で話をしていた。
「ねぇ、妖夢」
「何でしょうか、幽々子様」
「妖怪達の様子が変なのは本当なの?」
「はい、噂によりますと月が原因だそうです。」
「そう…ならば行こうかしら♪」
「は…はい」
幽々子と妖夢も異変の場所に向かった。
~サイタマside~
サイタマとフラッシュは異変の場所へと向かっていた。が
「サイタマ、今回の異変の場所わかるのか?」
「わからん」
サイタマはキッパリと答えた。
「お前…」
この答えにフラッシュは呆れる。とその時、
ドカーン!
突然大きな音がした。
「あの音の場所が異変の場所か?」
「おそらくそうだろう」
サイタマとフラッシュは音の場所に向かった。
~霊夢side~
霊夢と紫は異変の場所へと向かっていた。
「紫、ここの道で合ってるでしょうね?」
「さあ?」
「さあって…!」
おそらく紫の気まぐれルートで進んでたらしい。その時、見覚えのある影が見えた。
「あれは…魔理沙とアリス?」
前には魔理沙とアリスがいた。更に
「紅魔館の主とメイド、幽々子と妖夢もいるわよ」
レミリアと咲夜、幽々子と妖夢もいた。
「アイツらも異変解決しに来たのね…急がないと」
霊夢と紫は急いで行った。
次回ジェノスとサイタマが再会します