東方一撃男   作:つじかみーん

18 / 183
ジェノスついに登場です。そして永夜抄編突入です


永夜抄編
十八撃目:孤高のサイボーグ


~とある森の中~

ここに1人の人間がいた。しかし所々変わってる部分がある。

「ここが幻想郷か?」

彼は言う。どうやら幻想入りを果たした外来人のようだ。

「ここにサイタマ先生がいると八雲紫が言ってたが本当なのか?」

彼は紫とサイタマの名を知っていた。

「とりあえず探索するか」

彼は森の中を進んだ。先生を探すために。その男の名は…S級ヒーローでありサイタマの弟子である、サイボーグの青年"ジェノス"だった。

 

 

~数日前~

「此処が博麗神社か」

ジェノスは博麗神社前にいた。協会の職員がサイタマは博麗神社に調査に行ったと聞いたからだ。

「しかし…先生の姿が見当たらない…」

ジェノスは博麗神社を汲まなく見る。しかしサイタマはいなかった。

「先生は何処に…」

「貴方の先生なら幻想郷にいるわよ」

突然後ろから声がしたので見た。そこには八雲紫がいた。

「なんだ貴様は?サイタマ先生のことを知ってるのか」

ジェノスは右手を紫に向けて問う。

「ええ、知ってるわよ。けどその物騒なのを向けないでくれるかしら?それと…貴方は鬼サイボーグことジェノスさんね」

ジェノスは右手を下ろす。

「そうだ。先生はその幻想郷という地にいるのか?」

「そうよ。貴方も行く?」

「ああ、先生が居るならば弟子の俺が行かない筈が無い。」

「わかったわ…」

紫はスキマを開いた。ジェノスの足元に

「!?」

ジェノスは驚く。そして吸い込まれていった。

「サイタマさんの弟子…実力を見せてもらうわよ。ジェノスさん…」

 

ジェノスは悩んでいた。

「しかし…どうすれば「ブーン」……ん?」

ジェノスは何かに気づいた。

「何かが近づいてくる…」

音のする方に向けた、其処には

「蟲?」

其処には大量の蟲がジェノスに向かって来たのだ。ジェノスは右手を向けて

「焼却」

炎を放った。蟲達は消滅する。

「何故蟲が…?」

「ちょっと私の可愛い蟲達に何してくれてるの?」

上空から声がしたため向けた。其処には触覚の生えた少年がいた。

「貴様がやったのか?」

「ええそうよ。私はリグル・ナイトバグ、蛍の妖怪よ。あと女だからね」

「それならなんでその格好をしている」

「これしかないの!後よくも可愛い蟲達を殺してくれたわね!」

「襲ってきた蟲が悪い」

「んな!?」

リグルはつまってしまった。確かに襲わせたのは自分だからだ。

「…と、とにかく!蟲達の仇は私がとる!で、あと貴方名前は?」

「俺はジェノスだ。正義活動をしているサイボーグだ。したがって、お前を排除する」

「ふーん、だから手から火が出たのね。やってみるならやってみなさい!」

リグルは更に大量の蟲を呼び寄せた。

「成程…蟲を操れるのか。博士にメンテナンスしてもらっておいて正解だったな」

ジェノスは構え、リグル及び蟲達に挑む

 

 

その頃サイタマは自身の家にいた。しかし1人ではなく、フラッシュもいた

「サイタマ、月の照らしが変だと思わないか?」

「そうか?」

フラッシュにサイタマに問う。

「お前わかるのか?」

「月の照らし具合を見ればわかることだ。しかしここ最近妖怪の様子がおかしいと思う。これが異変なのか?」

「そうだったら行くしかないな」

「そうだな、サイタマ」

サイタマはヒーロースーツに着替え、フラッシュは瞬殺丸を持って家からでた。

 

 

その頃霊夢は

「紫、アンタが来るなんて珍しいね」

「ちょっと月の様子がおかしいからね。だから貴女の元に来たのよ」

「なんで私なのよ…」

「貴女は博麗の巫女なんでしょ?だから…月の欠片探すの手伝ってね♪」

「ハイハイ…わかったわよ。手伝えばいいんでしょ」

「お願いね。妖怪たちにとって深刻な事態だから」

霊夢は紫に言われるがままに神社を出た。異変とは知らずに




次回色々と新しいキャラ登場するかと思います

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。