東方一撃男   作:つじかみーん

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最終回です。


百七十二撃目:幻想入りを振り返る

サイタマは自分の家でくつろいでいた。机には少名針妙丸がいる。

「師匠、師匠が幻想郷に来てから随分経ちましたね」

「そうだな、てかいい加減その言い方やめろ」

確かに、サイタマは幻想郷に来てから随分経っている。しかし、サイタマは針妙丸の自分に対しての言い方に未だ納得していなかった。

 

 

 

 

 

 

幻想入りを振り返る。

 

1撃目:ヒーロー協会の依頼で博麗神社へ調査に向かう。其処で八雲紫と会い、幻想郷に行く。

 

2撃目:人里で暴れていた怪物を倒す。その時に上白沢慧音と会う。

 

3撃目:博麗霊夢と会い、家ができるまで居候した(5日間)。

 

4撃目:家が完成し、其処で住む。射命丸文と契約して"文々。新聞"を提供してもらう事になった。

 

5〜10撃目:空が紅い霧に包まれた事が気になり紅魔館へ向かい、異変を解決する。そこで霧雨魔理沙と会う。

 

11〜17撃目:春なのに雪が溶けない=異変と思い、冥府へ行き、西行寺幽々子から春を取り戻す。此処で幻想入りした閃光のフラッシュと再開する(怪人協会編以来である)。

 

18〜25撃目:月の照具合がおかしいのを理由に異変解決に向かい、解決する。その時に弟子のジェノスと再開する。

 

26〜31撃目:季節関係なく咲き乱れる花に不思議に思うが異変でないと判断し、普通に活動した。

 

32〜39撃目:守矢神社へ行き、八坂神奈子と激戦を繰り広げた。この時に幻想入りした金属バットと初めて会った。

 

40〜48撃目:温泉を掘り当てる。ジェノスからの知らせで地下の世界へ行き、霊烏路空の暴走を止めた。旧都で幻想入りしたゾンビマンと再開する(こちらも怪人協会編以来である)。

 

49〜58撃目:藤原妹紅が弟子になる。散歩の途中、星蓮船を見つけ、乗り込み、聖白蓮救出に協力する。魔界で"魔界の王"零と激戦を繰り広げた。そして、自称最強の忍者、音速のソニックと再開する。

 

60〜66撃目:妹紅が独立する。神霊の事が気になりゾンビマンと共に命蓮寺の墓場へ向かい、古から目覚めた太子、豊聡耳神子と仲を深めた(?)。また、ソニックが再び現れるが当たり前のように返り討ちにした。

 

67〜75撃目:幻想郷格闘大会を開催され、シード枠で出場し、優勝する(本当は決勝で秦こころとの勝負があったのだがこころが辞退した為ある意味不戦勝)。

 

76〜80撃目:逆さまの城が気になりその場所へ向かった。其処で鬼人正邪に利用されていた少名針妙丸を保護する事にした。なお、幻想入りした地獄のフブキと再開した。

 

81〜87撃目:外の世界の言い伝えやオカルトボールが幻想郷に広まる。宇佐見菫子がある方法で幻想入りした(その娘は寝ると幻想郷に行けるのだという)。また、妹を追って幻想入りした戦慄のタツマキと再開する。

 

90〜97撃目:月で事件があると言われ、月の都へ向かい、元凶の純狐とへカーティア・ラピスラズリとの勝負に勝利する。

 

98〜102撃目:サイタマ、ゾンビマンが幻想郷に住むと決める。のちにバングとキングも幻想入りし、住むと決めた。

 

 

 

…そのも色々な事があった。常夏島で過ごしたり…怪人組の陰謀を阻止したり…ヒーロー協会のヒーロー達がなだれ込んだり…等、サイタマが幻想郷に来てから色々なことがあった。なお、幻想郷に住むと決めたのは、サイタマ、ゾンビマン、バング、キング、駆動騎士の5人である。彼らはヒーロー協会から脱退している為、もうあの協会とは無縁である。

 

 

 

 

 

 

「「色々な事がありましたねぇ〜」」

「いつからいたの?」

サイタマの前に妹紅と神子が茶を飲みながらサイタマが今までの事を振り返っている時に気づかれないように侵入した。

「そういや、この小説、今日で最終回なのですがどう思います?」

「別になんとも」

「あ、わかりました」

サイタマのそっけない返事にもか触らず妹紅は納得した。

「けど、サイタマさん、お疲れ様です」

「お、悪いな」

神子が今までお世話になったお礼にお礼品をくれた。なお、この4人の会話はまだまだ続きそうだ。




これで東方一撃男は終わりとなります。今まで読んでくれた方ありがとうございます。

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