サイタマ、蓮子、メリーは命蓮寺に着いた。だが
「え?聖いないの?」
「ああ、そうだ。聖は星を(無理矢理)連れて人里に行った」
命蓮寺に聖はいなかった。…事をゾンビマンが教えてくれた。
「無駄足だったか…」
「ま、その内に帰って…!?」
「ん?どした?」
ゾンビマンは何かを見て驚いたのかサイタマ達は首を傾げる。それは…
「これは聖の服…まさか!?」
廊下に聖がいつも来ている服が置いたあった。隣には何やら怪しい袋。外の世界にありそうな女学生の制服が入ってた袋だった。
「サイタマ…ちょっと人里に行ってくる」
ゾンビマンはやけに険しい顔をして人里に向かった。
「俺らもついて行こうぜ」
「「おう!」」
サイタマ、蓮子、メリーもゾンビマンの後を追った。
人里
「皆さん、妖怪は人を襲ったり、害悪なイメージがあるかもしれません。しかし全ての妖怪がそんな訳ではありません、中には善意の心を持った妖怪も数多くいます。その為、見た目で判断せずに勇気を持って話しかけましょう。もし悪意があったりするならば…私をお呼びになってください。……けど私が望むのは"人と妖怪が共存できる世界"です」
聖は人里に住む民衆の前で演説をしていた。聖の演説に涙を流す者もいた。しかし大半は…
「聖様の服装が何かおかしい…」
「中二病の巫女が来てそうな服だな…」
と、思っていた。何故なら…聖の服装が外の世界にありそうな女学生の制服だったからだ。
「聖…私もする必要があるのですか…?」
隣から星が顔を赤めながら言う。彼女も制服である。
「1人だと寂しいからです」
「なら着ないで下さいよ…」
星はでこに手を当ててため息をつく。聖は自分の歳を全くと言っていい程気にしてない。その為、若者が着てそうな服をお構い無しで着ていたり、アニメキャラの真似する程である。ゾンビマンお及び命蓮寺にいる妖怪や、聖の弟子は心配をしている。だが聖はやめる気は一切ない。
「これで私と同じ考えを持つ人がいるはずです!」
「絶対いないと思うな…年取ったおばさんが制服でいる時点でおかしいと思うんだよな」
「あ"?」
「何でもありません!」
星は聖に聞こえない様に愚痴を言ったのだが聴覚がいい聖には聞こえていた。それを見る影が4つ…
「ゾンビマン、いつまで隠れてんの?」
「近づき難いんだよ…」
「あの人が聖白蓮…私が知ってる聖とは違う…!?」
「当たり前でしょ、二次設定なんだからさ」
サイタマ、ゾンビマン、蓮子、メリーは隠れながら様子を見ていた(※というより近づけない)
ジェノスと愉快な群集は…
「ジェノスさん!今日こそは貴方に勝ちますよ!」
「まだ諦めてないのか、東風谷早苗」
彼らは守矢神社にいた。神社に着いたと同時に早苗からリベンジを申された。
「まあいい、所詮貴様は雑魚。早めに終わらせるようにしよう」
「また雑魚って…絶対に許早苗!前回とは違うです!」
早苗は燃えていた。いつかはジェノスにリベンジを果たすために密かに修行をした、本人曰く強くなったらしい。
「見せてあげましょう!守矢代々受け継いだ力を!」
「雑魚は雑魚のままだ。早め早めに決着をつけよう」
こうしてジェノスと早苗は激突した。
明日から修学旅行の為、更新できない可能性があります。