東方一撃男   作:つじかみーん

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はい、幻想郷に行くのですよ(ジェノス、4回目)


百四十六撃目:ついに幻想郷へ

未来日本

紫のミスで未来日本に来てしまったジェノスは其処で出会った蓮子とメリーに首都、京都を案内をしてもらっていた。色々な事を体験し、事件に巻き込まれてしまったり、そして蓮子とメリーが通う大学に行ってトラブルに巻き込まれたり勝負を挑まれたり等をした。そして…

「先生、本当ですか!?」

「おう、紫が今から幻想郷に送るって」

「わかりました!」

ジェノスはサイタマと電話で話していた、紫がジェノスを幻想郷に送るという事だ。

「ついに幻想郷に行けるのね!」

「ああ、其処で先生と会って幻想郷を案内してもらうといい」

「何か不安ね…」

幻想郷に行ける事に興奮している蓮子と不安を見せるメリー、そしてサイタマに会い、幻想郷を案内してもらうジェノス。その時

「な、何これ!?」

蓮子の足元にスキマが現れた。そしてメリー、ジェノスの足元にも。

「これが幻想郷に繋がるスキマだ」

「何で足元なの!?」

「サイタマ先生が言うかぎり八雲紫は気まぐれな奴で幻想入りする者の大半は足元にスキマを広げ、其処から幻想郷に連れて行かれるそうだ」

「怪我とかは…しないよね…?」

「それは保証できない」

「いやそれはないんじゃ…」

メリーが言いきる前にスキマに吸い込まれてしまった。無論ジェノス、蓮子もそうである。だが幻想郷に行ったのは3人だけではなかった…

 

 

 

 

 

幻想郷、サイタマの家

サイタマは弟子の妹紅と保護している針妙丸と神経衰弱をしていた。どちらかと言うとサイタマが有利である。記憶力悪いのに。

「師匠って確か記憶力悪いですよね、何でそんなに持ってるんすか」

「余計なお世話だ。場所さえ覚えていれば嫌でも頭に残るわ」

「お見事です」

サイタマの大雑把な説明に妹紅は納得した。その時

「ピンポーン」とインターホンが鳴った。サイタマは玄関に向かう。其処には

「先生!遅くなってすみません!」

「いいよ別に、それと後ろの奴は誰だ」

「宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーンです」

「いやそいつ等じゃなくて後ろにいる大群の事聞いてんだよ」

「その2人だけで……!?」

ジェノスは振り向いた。其処には蓮子とメリー、だけでなく大人数の群集がいた。どうやら蓮子とメリーのクラスメイトらしい。

「これはどういう事だ?」

「いや…何で…だろうね…」

「仕方無いわよ、スキマが現れた場所が大学だっだし」

メリーの言う通り、スキマが現れたのは蓮子とメリーが通う大学だった。それを偶然見た者達がスキマが消える前に入ったの事。流石にそれはわかるはずもない。

「まさか予想外だったな…あ、先生、後で排除しときますので」

「何も言ってねーだろ!それとやめろ!!」

ジェノスはサイタマに酷い事を言い、それにサイタマは突っ込む。其処へ

「師匠、お客っすか?」

「あ、弟子のジェノスと後は…知らん奴」

「アンタがジェノスか、私は師匠の弟子の妹紅だ宜しくな」

妹紅は自己紹介をし、握手をしようとした。だが

「貴様とは握手する必要性はない」

ジェノスはそれを断った。

「師匠…ジェノスっていつもあんな感じっすか?」

「俺とジェノスの恩師の博士以外にはな」

何度も言わせてもらいますがジェノスはサイタマとクセーノ博士以外の人物に対しては非常に無礼であり、態度がデカい。また、目上の人にも敬語を使わない程である。

「ま、とりあえず…幻想郷案内するか」

「その前にあの無駄な奴らはどう処分しましょうか」

「言い方変えろ」

「宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーン以外の群集はどうしましょうか?」

「ほっとく訳にもいかんしな…」

サイタマは考え込む。ジェノスは再び後ろを振り向く。其処にいた群集は元の世界にいた感じだった。

「先生、この考えはどうでしょうか?」

ジェノスはサイタマの耳元で何かを伝えた。

「へへへ…それはいいかもな!」

サイタマはジェノスの案に賛成した。だが顔が何故かゲスい。

「俺は無d…迷い込んだ者達を案内してかえ帰ります。先生は宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーンをお願いします」

「おーわかった」

ジェノスは知らぬ間についてきた群集と、サイタマは蓮子、メリー、妹紅と共に幻想郷を案内する事にした。




眠い。

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