東方一撃男   作:つじかみーん

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新章です。
ジェノスメインの章となります


未来編
百四十四撃目:間違えて未来へ


「幻想郷は久しぶりだ………な!?」

ジェノスは驚いた。久しぶりの幻想郷かと思えば近代的な街並みだったからだ。

「これはどういう事だ…!?八雲紫が間違えたと言うのか!?」

ジェノスは困惑する。妖怪の賢者とも言われ、結界のスペシャリストの紫が間違えるとはまずありえない。と、その時

「メール…?先生からか?」

ジェノスは携帯電話を開きメールを確認する。其処に書かれていたのは…

 

 

 

『ちょっとした間違いで貴方のいた世界とは別の世界に送っちゃいました☆ 幻想郷に繋がるまで其処の世界で満喫していてね♪ ゆかりん』

 

 

 

「…………後で排除しておくか」

メールの主は紫だった、内容があれなのかジェノスはそのメールを削除した。

「仕方が無い、しばらく此処にいるしかないな」

ジェノスは歩き始めた。

 

 

 

 

 

 

 

しばらくして…

「唯一の救いは…俺が元々いた世界と今いる世界ではお金が共通している事だな」

ジェノスはとあるカフェで考え込んでいた。奇跡的な事にジェノスがいた世界と今いる世界ではお金が共通していた事だ。

「だが此処で何をすれば…」

それが一番の悩みである。此処の世界では怪人は現れない。すなわちヒーロー活動が曖昧である。とはいえ人の平和を脅かす犯罪はあるはず。そう思いこんだジェノスは怪しい奴はいないか調べに行った。その結果………

「ご協力ありがとうございました」

「俺は単に正義執行しただけだ」

10件以上の犯罪行為をした者達を捕まえる事ができた。警察の方や被害者の方から感謝されたがジェノスの態度は相変わらず無礼だった。

「この世界でも事件はあるものなんだな…」

ジェノスは辺りを見渡しながら言う。それを見る怪しい影が…知る人は知る秘封倶楽部の宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーン(愛称はメリー)である。

「あの人って確か"ワンパンマン"のジェノスじゃない?」

「確かに似てるけど…コスプレじゃないの?」

「いや絶対に本物だよ!メリーも見たでしょ?犯罪者に捕まえる時に使った技!漫画と同じだったよ!?」

「蓮子落ち着いて…わかったから」

「じゃあ早速話しかけよう!」

「いやちょっと待って!」

ジェノスに近づこうとする蓮子にメリーは追う。

 

 

 

 

 

 

「で、どうするの?」

「どうするって言われても…」

蓮子とメリーはジェノスに近づけなかった。理由は…逃走中の犯罪者グループに人質として捕まってしまったからである。しかも頭に銃をつけられて。

「警察共!近づいたらこの2人の命はないからな!!」

犯罪者は近づけば蓮子とメリーの命は無いと言いつける。これに警察側は考え込む。近づけば蓮子とメリーの命はない、逆に近づかなったら決着はつかない。場は緊張が走る。その時

「マシンガンブロー」

人混みからジェノスが現れて犯罪者グループの仲間を殴り飛ばした。

「誰だ!?」

仲間が飛ばされたのかリーダーらしき人物が動揺する。前には…

「俺は単独で正義活動をしている者だ」

「正義活動…!?警察と関係あんのかテメェ!!」

「警察とは全く無関係だ」

「なら何で正義活動してんだよ!!」

「誰に言われようがそれは人の勝手だ。ソイツを離せ」

ジェノスは捕まってる蓮子とメリーに指を指しながら言う。

「お前の命令に聞く筋合いはねぇ!!だったらお前もs…ヌゴ!?」

リーダーは首に違和感を感じた。何故なら…ジェノスに首を掴まれてしたからである。

「聞く気は無いのか。ならばいい」

「ちょっと待て!何で…首を…!?」

「これからお前に2つの選択肢を言う。1つ目は"その2人を開放し警察に自首するか"、もう1つは"そのまま俺に首を握られ続けてもがき苦しんで死ね"さあどちらか選べ」

ジェノスはリーダーに対して2つの選択肢を言い渡した。1つは自首でもう1つは…酷い。

「ま…待ってくれ!殺さないでくれ!俺は…俺は単に生活が苦しくて犯罪に手を初めてしまったんだ!この2人は開放する!だから見逃してくれ!」

リーダーはさっきの威勢は何処に行ったのかと疑いたくなる程弱気になっていた。そして犯罪に手を初めた動機も言った。

「なら警察に自首するのか?」

「そのつもりだ!」

ジェノスはリーダーを警察側に向けて投げ飛ばした。最初は動揺したがすぐ様に拘束した。残された仲間達も自首をした。

「「た…助かった〜」」

蓮子とメリーは開放されたのかぐってりとした。

「大丈夫か?」

「はい…ありがとうございます」

「俺は正義執行を尽くしただけだ。礼を言われる筋合いは無い」

蓮子とメリーはお礼を言うがジェノスはやはり無礼だった。そしてその場を去ろうとした時…

「待って下さい!」

「?」

「あの…話したい事があるけどいいでしょうか?」

「構わないが?」

「ありがとうございます!」

蓮子はジェノスを呼び止めて用件を言った。ジェノスはそれを受け入れてとある場所に移動した。




サイタマ出す暇なかった

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