東方一撃男   作:つじかみーん

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・・・甘い物食べたい


百十九撃目:師弟…再び再開果たす

「久しいな幻想郷は」

「なんか…僕らがいた世界と同じ気がするんだけど…」

「確かに…幻想郷に来てる気がしない…」

「…………」

幻想郷のとある森の中、其処にジェノス、童帝、超合金クロビカリ、タンクトップマスターがいた。

「とりあえず八雲紫から貰った地図でサイタマ先生の家を探すか」

ジェノス達は紫から貰った地図でサイタマの家を探す事にした。

 

 

 

 

〜ヒーロー移動中〜

 

 

 

 

4人は白く四角い(少し出っ張りのある所あるが)建物に着いた。サイタマの家である。

「さっそく入ろう」

「ちょっと待てジェノス君」

ドアノブに触れようとした時にクロビカリに止められた。

「何故止める」

「第一サイタマ君は家にいるのか?」

クロビカリの言ったことにジェノスは考え込む。"もしかしたらいないかもしれない"と。

「とりあえずインターホンを鳴らせばサイタマがいるかわかるだろう」

タンクトップマスターに言われジェノスはインターホンを鳴らす。するとドアが開き人が現れた。しかしサイタマではなかった。

「誰かな君たちは」

「貴様こそ誰だ」

ドアから現れたこは豊聡耳神子だった。

「我は豊聡耳神子だ」

「何故先生の家にいる」

ジェノスは右手を神子の顔に向けながら問う。

「その事か、サイタマさんに留守番を頼まれているからだ」

「先生はいないのだな?」

「ああ、そうだ「嘘つくなよ」」

「すみません、見知らぬ人に貴方を合わせたくなかったので」

後ろから声がした。声のした方に神子は謝る。

「先生!」

「ジェノス!?」

声の主はサイタマだった。そしてジェノスの姿を見て驚いた。

「サイタマさん…知り合いですか?」

「ジェノスは俺の弟子だ」

「!?」

神子は驚いた。サイタマの弟子は妹紅しかいないと思っていたからだ。

「てか後ろの3人誰?」

「「「1度会ったことあるよな!?」」」

童帝、クロビカリ、タンクトップマスターは口を揃えて言う。しかしサイタマからは忘れられていた。

「とりあえず、上がれ」

サイタマ言われ、4人は上がる。

 

 

 

 

 

 

「幻想郷を調査?」

「はい」

サイタマは茶を飲みながら聞く。

「ヒーロー協会から調査を頼まれましたので童帝、超合金クロビカリ、タンクトップマスターと共に幻想郷に来たのです」

「そうか」

ジェノス達が幻想郷に来た理由を聞いて納得した。

「幻想郷を調査か…サイタマさんも協力したらどうですか?」

「いや俺ヒーロー協会から脱退してるし…」

「私もついて行きますから!」

「わかった…」

神子に言われサイタマも協力する事になった。

「ありがとうございます!では早速行きましょう!」

「今から行くの…?」

「はい!早め早めに言った方が効率的ですので!」

「なら支度するか」

サイタマはすぐ様にヒーロースーツに着替えた。

「じゃあ…行くか!」

「待て、俺から聞きたい事がある」

タンクトップマスターがサイタマを止めた。

「なんだ?」

「お前はヒーロー協会から脱退してよかったのか?ヒーロー狩りをしていたガロウの暴走を止めて信頼されるようになったというのに…」

「いいよ、俺は元々趣味でやってたし、それともう元の世界には帰れないからヒーロー協会も必要ないからな」

「そうか…決心が硬いならそれでいい」

タンクトップマスターは納得した。

「じゃあ…行くか」

サイタマは家から出た。それにジェノス、童帝、クロビカリ、タンクトップマスターもついて行く。おまけに神子も。

 




ゴロゴロしていたい。

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