東方一撃男   作:つじかみーん

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新章です。


潜入!謎の骨格塔編
百七撃目:緊急集会


「おい、神子、今俺の手札見たろ」

「見るわけないじゃないですか。私は正々堂々と勝負したいのです」

「てか、針妙丸君…重くないの?」

「お…重たいです…!」

4人は今、トランプをしていた。全員が険しい顔でしている。その時、

「サイタマ様!!」

玄関から突然サイタマを呼ぶ声がした。その時何故かキングが驚いた。

「何だいきなり…てか誰?」

其処にいたのは白と青の服に白の帽子を被った女性がいた。しかし耳があり尻尾が9本あった。どこからどう見ても狐である。

「私は紫様の式神、八雲藍でございます。以後おみを知りを」

女性は八雲藍と名乗った。紫の式神だそうだ。

「で、何の用?」

「はい、紫様が緊急集会を開きましたのでサイタマ様も呼んで来なさいと言われましたので来ました。どうか参加お願いします」

「いいぜ、暇だから」

サイタマは普段見せない凛々しい顔で言う。

「ありがとうございます。では案内しますのでこちらに」

藍が緊急集会が開かれてる場所にサイタマを案内する。

「あ、お前らも来る?」

「「勿論行きます!キングさんも行きますよね!?」」

「え?あ…うん」

神子、針妙丸、キングも行く事にした。

 

 

 

 

 

 

とある場所

「こちらです。では」

藍は案内し終えるとその場を去った。サイタマが戸を開ける。

「お!サイタマ君も来たのか」

「よっ、爺さん」

前にはバングがいた。隣に見知らぬ女性がいる。

「隣誰だっけ…?」

「茨木華扇です!忘れないで下さい!」

思い出していただこう、仙人の茨木華扇である。

「ああ、この子はつい最近弟子入りをしたんじゃ」

「だからか」

サイタマは納得した。

「さて、もう皆揃ってるそうだし、儂らも行くか」

バングに言われ入口にいた全員が先へと進む。

 

 

 

 

 

とある場所の奥…其処に集まっていたのは…

"楽園の巫女"博麗霊夢

"普通の魔法使い"霧雨魔理沙

"完全で瀟洒な従者"十六夜咲夜

"永遠に紅い幼き月"レミリア・スカーレット

"幽人の庭師"魂魄妖夢

"幽冥楼閣の亡霊少女"西行寺幽々子

"山に住む奇跡の現人神"東風谷早苗

"山坂と湖の権化"八坂神奈子

"封印された大魔法使い"聖白蓮

"ある意味不死の戦士"ゾンビマン

"銀牙のファイター"バング

"片腕有角の仙人"茨木華扇

"聖徳道士"豊聡耳神子

"百獣の王"キング

"輝く針のリリパット"少名針妙丸(椅子に座ってない)

"趣味でヒーローをやってる最強の男"サイタマである。

場は緊張感に包まれている。しかしこの男は…

「ぬるい」

サイタマは相変わらず緊張感がなかった。しかも茶を飲みながら。其処に

「これだけかしら?」

集会を開いた張本人、八雲紫が来た。隣には八雲藍がいる。

「じゃあ…始めるわね」

「その前に1つ言わせてもらうわ、態々私達を呼び出したって事は相当大事な事でしょうね?もしくだらない内容だったら此処を壊すわよ!」

レミリアが紫に対して怒り(?)をぶつける。

「くだらない内容だったらあなた方は呼ばないわよ」

「……でしょうね」

紫がはっきりと言ったためレミリアは納得する。

「じゃあ本題に入るわ、藍、データを」

「はい」

藍は紫に紙を渡す。其処に書かれていたのは…

"謎の骨格塔、現る!"と書かれていた。

「これは今日の烏天狗の新聞の見出しに書かれていた…調べによるとつい先日突如現れたって話よ」

「其処に潜入しろって事か?」

ついさっきまで茶を飲んでたサイタマが言う。

「…………そうです」

紫は落ち込みながら言う。自分が言う事をサイタマに言われたからである(というより落ち込んでる)。

「紫様は立ち直れなさそうなので私が変わりに言います。サイタマ様の言う通り、此処に潜入してもらいます。話によると骨格塔の中には怪物や怪人が潜んでいる模様です」

紫は落ち込んでしまっているので変わりに藍が説明した。

「で、場所は?」

「この建物の隣です」

「隣か…え!?」

全員が驚いた。急いで外に出る。確かに隣に怪しい骨格塔があった。

「ま、とりあえず、潜入して下さい」

藍は忙しく去った。

「じゃあ、行くか!」

サイタマはいち早く骨格塔に入っていった。それに釣られるかのように霊夢達も入る。




お気に入り変動ありますが頑張ります。
明日登校日で明後日新学期だよ…実質明日から新学期です(笑)

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