ソードアート・オンライン~黒の剣士と謎の少女~   作:雪安

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どうも雪安です。

久し振りにに文章数が少ない話になった


第二十六話 建て前と本音

[第二十二層 ギルドホーム]

 

 「それでは、キリトとアスナの結婚を祝して、乾杯!」

 

 「「「「「「「「「「乾杯!」」」」」」」」」」

 

 「キリトさん、アスナを泣かせたら腕を切り落としますからね!」

 

 リアルでクラスメイトのランがキリトに釘を刺している

 

 なぜ、アスナとキリトが結婚する事になったのか?

 

 第七十四層でのボス戦で、私達五人全員ライフがレッドゾーンになったのだが、その中で一番

瀕死の状態が酷かったのがキリトだったのだ。それで、アスナはキリトを失う事を考えて大泣き

し、それを見たキリトはアスナの思いに気付き、二十二層に帰還するとアスナにプロポーズ(結婚)をし

て、アスナはそれを受け入れた。

 

 ―結婚システム―

 男女間で男性プレイヤーが女性プレイヤーに対して結婚を申し込むと女性プレイヤー側に

プレイヤーの名が表示された、システム画面にプロポーズしてきました。

 受けますか?Yes/Noと表示されて、Yesを押すと結婚が成立される

 

 ―ストレージ共通化―

 結婚したプレイヤー達は、アイテムストレージ共通化される、この共通化は離婚しない限り

解除されない、共通化によりいままで、隠していた所持品の情報が隠せなくなる

 

 と、こんな目出度い日にやって来た来訪者の相手するために私は会議室で来訪者達を睨んでいる

 

 「あの、ユカさんそんなに睨まないでほしいんですが(-_-;)」

 

 私の睨みに血盟騎士団副団長のアオが現実なら、冷や汗物の顔をしている

 

 「それで、本日はいったいどのような、御用でしょうかヒースクリフ騎士団長殿?」

 

 私の睨みに汗を流すアオに対して、私の正面で涼しい顔でいる

 

 「何、昨日家のメンバーが迷惑をかけてしまった。だからその詫びに来たのだよ」

 

 「建て前は結構です。そして、お断りします。」

 

 私の言葉にアオの頭の上に?が浮いた。

 

 「ふむ、流石はユカ君、私の目的を正確に把握しているね」

 

 「ユカさん、何の話ですか?」

 

 私の後ろに居たランが私達の、話の意味がわからないようで聴いてきた。

 

 「ユニークスキル使い対ユニークスキル使いのディエル、停滞気味の前線に活気を取り戻させる

のには、打って付けな題材ね、ましてや攻略組トップランカー同士の私闘ともなれば、それに感銘

を受けて、今まで中層で燻ぶって居たプレイヤー達が前線組に参加を促す呼び水になり、攻略を

諦めたドロップアウト達が再び攻略に挑もうと言う闘志に火が入る可能性もあるわね」

 

 私の言葉にアオとランは揃って驚いている

 

 「うむ、ユカ君、君の言う通り私はその為にここに来たのだよ」

 

 「昨日の馬鹿男のお蔭で、此処に来る口実は十分らものね」

 

 私の嫌味にアオが苦笑いした。

 

 「しかし、そこまで、理解しているならば、悪い話ではないはずだが?」

 

 「攻略組にいいえ、前線組に取って確かに悪い話では無いわ、でも、アナタの目的はキリトの

二刀流」(ユニークスキル)が自分の「神聖剣」(ユニークスキル)とどこまで遣り合えるのか確認したいだけでしょ?」

 

 私の言い分にヒースクリフは何か考えているようだ

 

「では、ユカ君、君に私とキリト君との決闘権をかけた決闘を申し込む」

 

 こうして、私VSヒースクリフの決闘が決まってしまった

 




ここでキリトとアスナを結婚させたのは、紅い殺意を無かった事にする事にしたからです。
今回の話の時点でクラディールはアルゴからの情報でラフィンコフィン残党がばれて牢屋に行ってます。

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