相変わらずの考えを文章で上手く書けずもやもやしてます。
[第三十五層 フィールドダンジョン(迷いの森)]
「・・・もうじき開始時間ね」
私の声にキリト達が頷いた。
SAOで迎える二度目のクリスマス、ゲーム開始から約一年二ヶ月の歳月が過ぎた。
現在最前線は第四十七層を攻略中である、なのになぜ、私達が此処にいるのか、十一月の半ば頃
から、四十層でクリスマスレイドの噂話が流れだした。
内容は「十二月二十四日の深夜零時に、モミの木の元に、背信者ニコラスが現れる」と言う物で
ある、これだけなら、私達がわざわざ、前線から十二層も下の層に降りる執拗は無いのだが、この
ボスが持っている麻袋の底にプレイヤーの蘇生アイテムがあり、倒すとそれがドロップするとの
事だ、蘇生不能なこの世界でプレイヤーが喉から手が出るほど欲しいアイテムである、特に最前線
で戦う攻略組にとっては尚更だ
だが、このレイドに関する情報は先に挙げた通りクリスマスの夜、モミの木の下にボスが出ると
言う、曖昧な情報である、現在の最前線である四十七までにいったいどれだけのモミの木が存在
している事か、だから、ほとんどのギルドとプレイヤーパーティーはこのレイドを諦めた。
ただし、私達ギルドエストンテーンプソと聖生連合だけはこのレイドを探した。
現在私の作ったギルドエストンテーンプソのメンバー数60名である、そのメンバーには元黒猫団
の五人も居る、あの後黒猫団は仲間全員で思っている事、考えていた事を全て話し合い、サチは
後衛の生産職プレイヤーになった。
だが、元からバランスの悪く人数の少ない黒猫団はサチが下がった事で更にバランスの悪い
ギルドとなってしまった。
そこで、黒猫団は私のギルドに合併(実質黒猫団が吸収される)の話を持って来た。
黒猫団吸収後は、キリトとアスナが二人で四人のレベリング作業を担当している
因みに誰がキリトと一緒に四人のレベリング作業をするかで、アスナ、ユウキ、ランの三人が
盛大にもめた、最終的には私がサイコロをふって決めた。
後ギルドメンバーには、第一層ボス攻略会議で私の後に発言したエギルとその仲間達も居る
で、ここまで、人数が増えた一番の理由は第四層で観光プレイヤーを助けた事が始まりの街に
広がったからである
現在最前線に居るプレイヤーの総人数は約千三百だが内攻略組メンバーとしてボス戦に挑んで
いるプレイヤーは八百人である、それで各ギルドの人数はと言うと、ディアベルの青い海が
百四十人、キバオウの軍が三百人、リンドの聖生連合が二百人、ヒースクリフの血盟騎士団が
百人と言った感じだ、ただこの数字は戦っているプレイヤーの人数で、それぞれのギルドには
後衛職の職人プレイヤーがいる状態である
~深夜零時10分前~
「・・・ねぇキリト本当に迷いの森モミの木の下にボスがでるの?」
ユウキがキリトに質問した。
そうここ、迷いの森にレイドボスが出ると言い出したのはキリトである
「・・・ああ、以前このダンジョンに来た時に異様なデカさのモミの木があって、疑問に思って
いたんだよな」
そうこう話しているうちに、モミの木の下に着いた。
しばらくすると、鐘の音と共に鈴の音が聴こえ、上空からサンタクロースの衣装を着たブリキの
モンスターが現れた。
戦闘はかなりの激戦となった。
私のパッシブスキルの恩恵で私達五人は間違いなく攻略組最大Lvのトッププレイヤーである、
それでも、背信者ニコラスは私達五人の体力をイエローゾーンまで落とした。
「・・・ど、どうにか、勝てたな」
私達五人は雪の地面に座り込んでいる
「・・・それで、肝心のアイテムは出たかしら?」
私の声で全員アイテムストレージを確認した。
「・・・有った!」
入手したのはアスナのようだ
「・・・アスナ見せてもらっていい?」
私がお願いすると、アスナはアイテムを見せてくれた。
アイテム名“還魂の聖晶石”アイテムの説明を要約すると、死亡から十秒間なら蘇生出来る
「・・・そんな、たった十秒間しか猶予がないの」
この後、ギルドホームに戻って、クリスマスパーティーを開いた。
その席にお酒がありアスナ、ユウキ、ランの三人は飲むとマジで酔っぱらった。
酔った三人は揃ってキリトに絡んだ、ユウキはべたべたくっつき、アスナは猫みたく甘えて、
ランはひたすらキリトに説教している
状況は違うが三人ともキリトに絡み酒である
次はシリカかな?
感想があればどうぞ(別に催促系は気にしない、どうせい答えられないしwww)