IS ~無限の成層圏に舞う機竜~   作:ロボ太君G。

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設定資料:3

オリジナル機竜設定

 

名称:ヴィーヴル

 

使用者:ラウラ・ボーデヴィッヒ

 

近接戦闘力:B+

機動力:C

制御力:C

遠距離火力:E+

耐久力:C+

出力:A

 

機攻殻剣:ルールブレイカー(Fate)

 

詠唱譜:『――這い出でよ、暗闇の世界に住まう蛇竜。至宝の光を見せよ、〈ヴィーヴル〉』

 

特性:特装型

 

基本武装

機竜牙剣(ブレード)

機竜牙爪(ダガー)

 

特殊武装

幻惑の宝玉(ファスネイト・クリスタル):機竜使いの脳に作用し、一時的に強烈な催眠状態に陥らせる事で一種のトランス状態を引き起こす特殊装備。これにより、痛みや精神的な負荷を無視し肉体的な限界を超えた運動能力を持たせる。

 ただし、あくまで精神的な作用であるため物理的な傷をつけられれば当然相応の能力の低下を引き起こす。さらに、自身の状態についても把握しなくなるため死ぬまで行動しかねない悪循環を生み出す危険性もある。

 応用的な使い方として、使用者が見てきた操縦技術や剣技を『再現出来る』と思い込ませることで模倣するのにも使える。

狂気誘う至宝(トレジャー・マドネス):使用中、常に機竜の性能の限界を強制的に引き出し続ける特種装備。

 《限界突破(オーバーリミット)》や《強制超過(リコイルバースト)》に近い状態であるため、極めて高い戦闘能力を得られる。半面、通常の運用の十数倍以上に及ぶ負荷を機竜、機竜使い(ドラグナイト)ともに受け続けるため非常に消耗が激しく、使用後は良くて戦闘不能、悪ければ自壊の危険性が付きまとう。

 

神装

宝玉の守護龍(バーサーク・ドラグーン):発動中、高負荷と引き換えに機竜と機竜使いに絶大な再生能力を一時的に付与する能力。ほぼ無制限の再生能力であり、一撃で機体全てを消し飛ばさない限り再生され続ける。

しかし、使用中の負荷は常軌を逸しているため普通の機竜使いでは何分と持たない。

 

その他武装

・シュヴァルツィア・レーゲンの武装各種

 

解説:ラウラ・ボーデヴィッヒの専用IS『シュヴァルツィア・レーゲン』の拡張領域に武装として収納されていた機攻殻剣から召喚された神装機竜。

赤黒い色の装甲に焦げ茶色が所々入っており、紫に光るラインが入っている。サイズ的には夜刀ノ神とほぼ同じ。

基礎的な能力は神装機竜としては低いものの、特殊武装と神装によって強制的に機竜使いと機竜そのものの能力を限界以上に引き出すことを可能にしているため一時的には圧倒的な能力を得る事ができる。

また、ラウラ・ボーデヴィッヒが搭乗した時に限りシュヴァルツィア・レーゲンがIS用の操作を機竜用の操作に変換する操縦装置として機能していたため本来機竜の操作を知らないはずの彼女でも操作を可能にした。さらに、絶対防御とPICの機能も生きていたため搭乗者の安全性の向上と特装型にも関わらず飛行能力が付与されている。

 

 

―――――――――

 

 

登場人物設定

・名前:ラウラ・ボーデヴィッヒ

黒兎隊(シュヴァルツェ・ハーゼ)隊長を勤める少女。

ISの登場以前は優秀であり態度も模範的な隊員だったが、ISが登場して以後は成績が落ち込んでいた。なお、その間も態度は模範的であり、他の隊員たちからの信頼も厚かった。

やがて、黒兎隊の中で当時の隊長や副隊長を含む先輩たちが一度に何人も再起不能やそれに近いほどの怪我を負うという事件が発生。その時に大部分の隊員の交代が余儀なくなり、その中で他の隊員たちからの信頼や態度、統率能力を見込まれ隊長に抜擢される。だが、この時ラウラ本人としては「なぜ成績の悪い自分が」という思いが強かった。

その後、臨時教官として織斑千冬に指導を受け、一気に成績が良くなる。その後、大規模交代以後の隊員たちの不安に駆られる姿などを見るようになるにつれ「隊長として」その状況を何とかしなければいけないと思うようになる。やがて、自身が強くなることでその状況を解決しようと試みるようになり、一層訓練に力を入れ始めた。

だが、その後はトップエースと呼べる成績を維持しているものの伸び悩むようになり、臨時教官を務めていた織斑千冬に直接強くなるための手段を聞こうとしたが、その答えを聞いて余計に分からなくなり、改善しない状況に焦りを感じるようになる。

そこから、徐々に徐々に歪んでいくことになった。


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