IS学園の言霊少女(本編終了・外伝スタート) 作:ひきがやもとまち
原作の流れ尊重作品は新約か、それ以外の型月キャラ風オリ主作品の完成をお待ちください。
「では、皆さん。始めましょうか。
私たちの大戦争を」
「「「・・・は?」」」
私の言葉に、皆さんが目と口を丸く開けて固まりました。
ここはIS学園学生食堂。物語に絡んでくる回数は少ない場所のはずなのに(クドいようですが多分です。原作未読組なので)どういう訳だか教室以外では登場回数最多の空間。まぁ、美味しいから良いんですけどね。
日時は昨日の会食だかなんだかが有ってから、正確に12時間20分33秒後。私が国防委員長から、衝撃の真実だかなんだかを聞かされてから過ぎた時間も同程度でしょう。たぶん。
「え? ちょっと待って話が見えない。つまり・・・どゆこと?」
「言ったとおりですよ凰さん。私たちは敵が攻めてくるのを待たずに攻めるのです。
攻めてくる敵から味方を守る? 専守防衛? はっ、何を愚考してたんでしょうね私は。我々は攻めるべきなのです。彼らを、今日この場所から。
悲惨でヒモジいだけだから戦争はイヤだ? 武力を持たず、こちらから攻撃しなければ日本が戦争に巻き込まれる心配はない? ふん、確かにそんな左巻き思想に易々と乗せられて夢の国へ移住するほど愚かな民族です、私たち日本人は。ですが、だからこそ私たちが見せつけてやらなければならないのです。戦争の脅威が迫っていることを。
無条件に自分たちを守ってくれる慈悲深き神も、日本の敵を平和の敵と呼んで問答無用で駆逐してくれる日本人にとってのみ都合のいい正義の味方も、この世には実在しないのですから。
大切な物は、守り抜きたい物は、絶対に奪われたくない物は戦って倒してでも守り抜かないと。その守るべき物とは何か? 私にとっての答えはただ一つ・・・国民です」
「え?え?え? なんか矛盾しているような気が・・・ちょっと説明しなさいよ一夏!
アンタの狂った相方、本当に狂っちゃったんだけど!?」
「うむ。狂ったセレニアの乳は、強気に出張っていて更に大きく見えるな」
「ダメだー! こっちも狂ってるー! オッパイに狂ったオッパイ狂人だー!」
「戦争を!大戦争を!世界を炎で包み込め!」
「こいつは端から正気だった事が一度もなーい!」
「行こう、セレニア。これがボクたちの・・・真っ赤なヴァージン・ロードだ!」
「なんかまともだった奴まで、変な風に狂ってるー!?」
「世界の平和を守るため! 世界の百合を守るため!
冬のコミックマーケットを守るためにも、わたくしは全力で戦いますわ!」
「セシリア・オルコット! お前もか!」
いつも以上にツッコミに忙しい凰さんでした。
あ、ちなみにボーデヴィッヒさんは私の膝の上でお子さまランチを咀嚼中。
もぐもぐ、むぐむぐしていてラブリー♪ 良い子良い子♪
「「・・・あー・・・」」
そして未だ事態の急変に付いてこれていない原作尊重に魂を縛られた人々は、度を超したツンデレと乙女度以外は完全無欠の常識人「篠ノ之箒」さんと、なぜか彼女の隣に陣取り昼食を取っていた元世界中を戦場にしたい組織(自称)の構成員「織斑円」さん。
前者はともかく、後者は何に驚いて固まっているんでしょうかね? 所属勢力の目的には適っているでしょうに。相変わらず自称戦争のプロさんの集まりである亡国機業の方々はよく分かりません。
それから楯無さんは今日はいません。お仕事です。実家の方のではなく生徒会の方のお仕事。
昨日のキャノンボール・ファストにおいて、テロリストに乱入されてIS使った市街地戦を展開したことについては「今更だ」とばかりに学園長先生兼事務員さんが政府相手に「文句あるなら言ってみろ。聞くだけ聞いてやる。ただし政治家としての発言なら責任持てよ?」と凄みを効かせたら尻尾を巻いて逃げ帰っていったとか。伊納の叔父さんが電話で教えてくれました。
大声で笑いながら「ざまぁ! 稲葉のヒス婆ざまぁ! くたばれ日本の現政権! お袋は責任取らねぇ政治家を養うために税金納めてんじゃねぇ!」と怒鳴っていましたが・・・あの人ほんとに失言問題とか大丈夫なんでしょうか? 日常的に失言しかしてない気がするんですけど・・・。
ーー閑話休題。
大会そのものの後始末は「IS学園は政治に関与しない」を盾にとって「都市の復興は政治の領分。ISを使用した災害救助や地域復興、並びにIS学園名義で経済支援するのも武力集団が地域住民から支持を得て軍事政権へ至る道を築くことにつながる」と建前論を展開することで面倒事とかを政府に丸投げして押しつけたので問題なし。
一方で学園の1年生たちが大活躍する中、学園最強が表舞台に出張らないわ上級生たちは逃げ回って右往左往するばかりで役に立たなかったわで色々言われているらしく。その件について生徒たちの代表として責任追及されてる真っ最中です。
とはいえ相手は学園の運営陣。事務処理メインの方々なので問題ないでしょう。
・・・別の意味で問題有りまくりな気がして怖いですけどね・・・。脱ぐ時と場所を弁えることくらい・・・できないだろうなぁ。だって全裸教徒だし。
「落ち着いてください皆さん。これにはちゃんと理由があるのです。
今から説明しますので、暫しお待ちをーー」
「むぐむぐ・・・ごっくん。それって昨日、お母様が泣いて帰ってこられたのと何か関係ありますでしょうかーー」
がしっ!
「ボーデヴィッヒさん」
「は、はい? どうされたのですかお母様? なんだかお顔が怖ーー」
「何も無かったですよね?」
「「「え?」」」
「昨日は何事もなく私は帰ってきました。
何もなかったですし、誰とも会っていません。
そうですよね? ボーデヴィッヒさん?」
「え、あ、はい?」
「そ・う・で・す・よ・ね?」
「はい! ラウラ、オネムでしたので何も見てませんし知りません!
なので何か起きていても分かんないです!」
「はい、良くできました。良い子良い子♪」
(((脅迫だーっ!? 母親が愛娘を脅迫したぞー!?)))
皆さんの顔に滝のような汗が流れ落ちるのを敢えて無視して、私はここに宣言いたします。
「これより私たちは亡国機業が保有している施設の内、IS戦争の舞台として使われる物のいくつかに対して先制攻撃を仕掛けます。敵がいて、攻撃意志を明確に示していて、拠点のいくつかと次の攻撃目標が日時と共に記載されているのに放置しておく理由はドコにもありません。日本政府が動かない、動きたくないと言うのであれば是非もなし。
国が関与できない、国に守ってもらえない立場のIS学園生の立場を最大限利用して敵拠点に攻勢防御を仕掛けましょう。
攻勢防御は墨家論にも載っている正統的な防衛手段。中国から輸入された儒教が元になってる日本の倫理は墨家の敵。私は墨家派だから無視して突き進みます。
さぁ、戦いの堰を切りましょう。戦争の夜は今から始まるのです」
「「「・・・・・・」」」
私の勢いに飲まれたのか、皆さんが唖然としたまま私の顔を見直してきます。
若干一名、ウキウキしながら大声を上げたそうな人がいますが、言うまでもないので名前は出しません。戦争好きなのはこの中に一人だけですし。
(ね、ねぇ一夏。どうしちゃったのかしら? セレニアの奴。
昨日はあんなに落ち込んで帰ってきて、グシグシ両目を手でこすってたのに・・・)
(ふむ・・・俺が思うにおそらくーー)
(おそらく?)
(悔しかったんだろう。議長や国防委員長にいいように言われ放題で、反論一つ出来なかったことが)
「それって、個人的感情の暴発じゃないの!?」
「凰さん。意見があるなら挙手願います」
「うっ! しまった、思わず声が出ちゃった・・・。
ええい!こうなったらヤケクソよ! ついでだから言ってやるわ!
セレニア、あんたまさか昨日のこと忘れて開き直ろうとしてないでしょうね!」
凰さんの痛恨の一撃! ダメージは大きそうだ!
・・・通常ならね。
「はい? なんですか? 今なにか言いましたか?」
『こ、このタイミングで難聴系主人公属性を獲得しただとぉっ!?』
驚愕している皆さんですが、私にはなにも聞こえませんねぇ。難聴なので。
大方の流れだと転生者は主人公で、ラブコメラノベ世界に転生した主人公は難聴系です。
難聴系とは、自分に都合の悪いことを言われたときに「え? なんだって?」と聞こえてる癖にわざとらしく聞き返す、女の子に甘い言葉を吐きまくる癖に、相手がその気になると急にビビって逃げ出すヘタレ主人公の固有スキル。
ヘタレかどうかは知りませんが、少なくとも私はラブコメ世界に転生した転生者。このスキルを使う資格があるはずです。主人公の資格? はっ、そんなもの先に名乗った者勝ちに決まっているじゃないですか。
先に言って先に認知させられれば私が主人公。後から出てきた奴は原作の主人公だろうと二番煎じ。それが資本主義による経済社会と言うものですよ。
「と、言う訳で。我々はこれより、敵がIS戦争のルールを守っている間にIS戦争の枠組みをぶっ壊しにかかります。各々準備は怠らないように」
「「最低だなお前! 少しは武士道という物を尊ぼうとは思わないのか!?」」
なぜか篠ノ之さんだけでなく、円さんにまで叱られる私。・・・元亡国のくせに~。
「良い良い、腕が鳴る。久方ぶりの合戦ぞ。
首の掻き合いに道理など無い。使える手は何でも叩き込まないと、相手に申し訳が立たんというもの」
「うむ。女神の前に全世界が屈するときが遂に来たのだな。
ああ、なんと・・・なんと尊く愛おしい・・・。マルグリッドマルグリッド、ああ、ああ、マール、グリーッド!
君と私の満願成就の夜が来た! 戦争の初夜へようこそ!」
「止めろー! 誰かこの二人とついでに一人を止めろー!
最悪の場合、世界が滅びかねないぞー!?」
ツッコミ役の仲間に篠ノ之さんと円さんも加わり、凰さんパーティーも戦力が充実してきたようで何よりですね。
ーーでは・・・・・・。
「攻撃目標はアメリカとイギリスが極秘に開発、運用していた攻撃衛星『エクスカリバー』。日程表ではクリスマス・イブにIS戦争の舞台会場として使われる予定の戦場でしたが、それを逆用して今の内にぶっ潰します。
これだけ目立つ目標が落とされるか、最低でもISによる大規模な戦闘が展開されたら世間を騙し切れません。必ず世論は沸騰してなんらかのリアクションがあるはずです。それに期待しましょう」
「・・・期待? セレニア、お前まさかその後のことまで予想してないんじゃあ・・・」
「・・・・・・・・・戦場に予想外の展開は付き物ですよ? 篠ノ之さん」
「止めろー! やっぱりこいつを一番に止めろー!
世界の未来を博打に使うなぁーっ!」
ええい!五月蠅いです!
どうせこのまま順当に行くと敗けしか道はないんですから、まずは定石を崩さないと!
ルールを作った奴の掌の上で踊っている限り勝てない。
勝敗が天秤の左右で揺れているのであれば引き寄せることもできるでしょう。ですが、天秤に採用されている度量衡が相手の都合だけで考案され、こちらの承諾もなしに採用されているのは頂けません。
戦争は自分に都合のいい理屈を相手に力付くで押しつけるものなのだから当然だと言うのであれば、私も相手と同じ手を取るだけ。
ただし私の場合は、「都合の悪いルール自体をぶっ壊す」ですけどね?
つまりは要約すると――天秤の立ってる土台をぶっ壊す。これです。
「記載によるとエクスカリバーが戦場になる頃には亡国機業によって武力占拠されていると書かれていますが、それが何時頃で今どうなっているかは書いてありません。
世界中を戦場にしたい武装テロリストが立てこもっている“かもしれない”攻撃衛星です。安全保障の観点から見て放置してはおけないでしょう。壊してしまっても賠償請求はされないと思いますから大丈夫です」
「ち、ちょっと待ちなさいよ!大事なことが抜け落ちてるじゃないの! それのどこが大丈夫なのよ!
よく見なさい! ここ!ここに「アメリカとイギリスが極秘に開発、運用していた」って書かれているじゃない!
完全に同盟国への軍事行動よ! 敵対行為以外の何者でもないわ!
最悪日本とアメリカが全面戦争に突入しかねない! 危険すぎるわよ!」
凰さんが吠えるように警告してきますが・・・残念。想定の範囲内です。
「??? 貴女こそなに言ってるんですか凰さん。おかしな事を言う人ですねぇ」
「ふぇ? え、ちょっとなに言ってるか意味が・・・」
「私たちは知りませんよ。アメリカとイギリスが“極秘に開発している”事なんて。
ただ、夏休みに天体観測してたら“たまたま”人工衛星を見つけて、見てみたいと思ってる私たちに“偶然”移動手段となる乗り物を提供してくれる相手が見つかり、その相手が“部下がやったことです。私は知りません”と証言してしまっただけですよ。
無知で無学な勉強中の学生に過ぎない私たちが国家機密なんか“知っているはずない”のですから、当然の反応でしょう?」
「・・・・・・!!!」
法律は国民を守るために有るもの。法律を守ることで国民が、安全と保障を得るべきもの。法律を守ることが国民の身を危険に晒すというのであれば、無視して破るのが本来の目的には添っている。私は形よりも実よりも原則を大事にするのです。
憲法もまた然り。あれは本来、権力者の権限を制限し、自制と自戒を促すもの。国を縛るものでは決してないし、国と国民を危険に晒す危険性を考慮してまで型通りに守る必要性はない。いえ、形式に捕らわれすぎれば、むしろ害悪ですらある。
「私の守るべき民主主義とは、国民の安全と生活と命を守ってくれる日本の民主主義です。その三つを危険に晒してまで守りたいと思えるほどには民主主義のルールを絶対視していません。後付けされた条文などよりも、それを取り決めた精神をこそ守るべきです」
めっちゃ危険思想になってきている自覚がありますが、その自覚も無視します。ええ、今だけはガン無視です。後で帰ってきてからたっぷりと恥ずかしさに身を焦がすと致しましょう。
「エクスカリバーを落とすか、ド派手に戦闘することで、各国国民の目に映る形で目前に迫っている戦争の脅威を喧伝します。その後のことはその後考えればそれで良し。
尚、職責上、守るべき者が多い織斑先生たち学園執行部には許可を取りません。事後承諾です。後からなにか言ってきても終わった後では文字通り、後のお祭りですからね。祭りの後片付けだけしていただくと致しましょう」
「でもセレニア。衛星って言う事は宇宙にあるんでしょう? どうやって行くの?
当てがないならボクが牽引してってあげようか?」
「・・・・・・さり気に物凄い提案をされた気がしますが・・・却下です。ここは正攻法で、ロケットを使おうと思います」
「ロケット? そんなもの、一体どこから調達する気だ?
『白騎士事件』以降、宇宙開発計画は頓挫されがちだからな。民間人が入れる場所はおろか、国家が保有している施設にだって殆ど残ってないだろうに」
円さんが一般見解を述べられましたが、まだ甘い。
逆に少佐殿はピンときたようでニヤリと嗤われました。
さっすが本場。わかってらっしゃる。
「初めて人類を月に送ったアポロ計画の中心人物として有名なロケット工学者ヴェルナー・フォン・ブラウン氏には、余り知られていないもう一つの過去があります。
ナチスドイツSS隊員として人類初の弾道ミサイル『V2』を開発、連合軍捕虜たちを酷使して大量生産させてロンドン・パリを震撼させた月依存症のMADという呪われた過去がね。
月に行きたいと願い続けて開発したミサイルが、やがてICBMを生み出した。
宇宙に人類を導こうとした狂人によって作られてしまったIS時代を震撼させるのに、これほど似合いの兵器もないでしょう?」
重苦しい沈黙が私たちの居る一帯を包み込み、私は構わず無理矢理に表情筋を動かして笑顔を作り、楽しそうな声で言ってみました。
「民間企業のドイツ宇宙旅行協会に入社した後、資金不足で宇宙に行けないと知った彼は軍に入隊。月に行くためのファースト・ステップとしてミサイルを作り出しました。
ならば・・・私たちは民間のIS研究所を襲撃してICBMか、それに代わる代物を供出させて宇宙へと上がりますよ。奇襲です。戦争における定石でしょう?当然の一手目ですよ」
「目標となり得るのは・・・ああ、ありました。『倉持技研』と言う名の場所が一番近そうですし、ここから始めましょう。無ければ次に行くだけです。
量産型ISしか保有しない学園執行部も、世界最強ブリュンヒルデが自分専用機を持ち出そうとも、後発スタートじゃあ追いつけません。それぞれ二機ずつに別れて目的地を目指すとしましょう。どれかが辿り着けさえすれば、こちらの勝ちです。
終わった後ではなにも出来ません。こちらの計画に乗るしか道がなくなる。いえ、道をなくさせますよ。
大切なのは事実でも真実でもなく、既成事実。成り立ってしまいさえすれば、後はどうとでもなります。要は終わったときに帳尻さえ合っていればそれで良い。それ以外で重要なのは民間人を巻き込まないこと。ただそれだけです。
日本国なんて日本人を死なせないためなら、熨斗つけて呉れてやりますよ。国民さえ生きていたなら国なんて、幾らでも再興できるのですから。
国民を危険にさらす政府などに用も義理もありません。我々はフリー・ファイターとして、一人の人間として自らの守るべく定めたルールのみで戦います。
ーー宜しいですね?」
『『『Wenn es Meines Wille!!』』』
あれ!? なんかバリエーション増えてませんか!?
しかも作品変わってるっぽい! オーバーなロードになったっぽい! 私、ついに超越者にされちゃいましたか!? やめてくださいよ本気でマジで! 本当に帰れなくなるでしょ!日常に!
・・・・・・なんか色々と手遅れになりつつあるのを自覚しつつ、私たちセレニアチーム改めIS学園独立部隊(私が今命名)はICBMっぽい何かを強奪すべく倉持技研へと向かいます。
わざわざ食堂で騒いだのが無駄にならないといいんですけどね~。偽情報をバラ蒔いたのが役立てば最高なのに。
出来るだけ急いでくださいね織斑先生? でないと・・・本当に免職されちゃいますよ?
自分の受け持つ生徒が犯罪行為、それも軽犯罪ではなく明確なIS条約違反を犯したのですから、彼女の退路は完全に絶たれる。ならば彼女の生き延びる道は我々とともに戦い、IS時代を終わらせてIS条約を有名無実ではなく、本当に破棄させてしまうより他にない。
判断と行動が遅れたら世界最強でさえ死を免れ得ない。これぞ戦争です。
「さて、一つの時代に終わりを迎えさせましょう。
私の大嫌いな戦争を使って、ね」
主人公が鬼畜化したところで続く
ネタバレにならない程度のネタバレ
ICBMは成層圏を超えた辺りで乗り捨てるベースジャバー扱いです。
エネルギー不足等の理由から出力と航続距離が足りないのであれば、サブ・フライト・ユニットで補う。基本です。
ちなみに弾頭は取り外します。