僕の他の作品を読んでくれている方、ありがとうございます!
白犬のトトと言います‼
今回は前々から一次を書いてみたいと思っていた気持ちを遂に解放して書いてみました‼
他作品もあるため更新遅かったり初めての一次なので変なところも多いかもですが楽しんでいただけたら嬉しいです‼
という訳でまずはプロローグ。
いってみ
ましょう‼
某県某所。
小鳥のさえずりが響き渡るのどかで少し静かな朝。
比較的晴れの多いこの地域でとある家族が暮らしていた。
そんな家族が住むのはこの辺では少しの存在感を放っている周りと比べると若干大きな一軒家。
その家からはのどかな朝の静寂を打ち消すような賑やかな声が響いた。
「ほらみんな、早く起きて‼︎もう朝ごはんもできてるから‼︎」
一番最初に響いた声はこの家に住む兄弟姉妹の長女、
大学卒業後就職した女性で現在24歳。
兄弟姉妹の中で一番頼れるお姉さんで、不定期の休み+忙しい仕事で帰るのが遅くなったりするけどそれでも料理を作ってくれたり、面倒を見てくれたりと優しいお姉さん。
そのためみんなにも物凄く頼られている。
弟妹みんなの憧れの存在である。
「おっと、もうこんな時間か」
次に響くは兄弟姉妹の長男、滝沢
21歳の大学生で長女の加奈が忙しいときに代わりにみんなをまとめる副リーダー的立場の人。
加奈ほどではないが料理も出来、面倒見もいい兄。
あまり自分のやってることを表には出さないが陰でみんなを支える存在。
そういった点では加奈とは対となる存在かもしれない。
「ふぁあ……眠い……」
次に弱々しく聞こえるのは次男の滝沢
20の社会人で工業系の高校を出てすぐに就職した子で、自分からあまり意見を言わない少し引っ込んだ性格。
身長とかも低めであまり20に見られず、性格もやんわりとしていて天然な所がある少し甘い男だ。
「おはよー‼ってもうこんな時間!?」
次に一際大きく響くは三男の滝沢
明るい声色が特徴的な彼だが意外とシャイで兄弟のなかでは一番口数が少なかったりする。
爽やかな声とは裏腹で少し奥手な18歳専門学校1年生。
ちなみに次男より背が高い……と言うより次男の背がかなり低い。
「いや……学校行きたくない……お家大好き」
そして最後。
兄弟姉妹の末っ子の次女、滝沢
黒愛という言葉が「こつめ」とも呼べることからこっつーなどの愛称で呼ばれている。
五人の中のアイドル的存在でなにかと甘やかされている彼女は現在中学3年生。
どちらかというとインドア派の彼女は家にいることが好きで学校をだるそうにする。
だけどそこがどこか愛らしく、他の兄姉はついつい甘やかしてしまう。特に長女の加奈は甘々である。
もちろん過度に甘やかしているわけではないがそれでも扱いは少し違ったり。
そんな5人の兄弟姉妹。彼女たちがこの家の主人である。
両親は海外で仕事をしており、その仕送り+加奈と百斗の稼いだお金で生活をしている。
とても裕福、とまではいかないもののそこそこ幸せな暮らしをしている5人の家族の朝はいつも賑やかだ。
「ほら、早く食べちゃって‼」
「っと、百斗。醤油とってくれ」
「わかった~。はい、あず兄」
「ちょ、こっつー‼︎俺のおかず取らないで‼」
「キヨ兄がぼーっとしてるのが悪いんだもん♪」
「ほらほら二人とも取り合いしないで……ってもう本格的にまずいかも……ごめん、私先に行くね?片付けは百斗お願い‼」
「了解~。加奈姉行ってらっしゃい~」
「加奈姉いってら!って俺も早く行かねえと……じゃあ出るな」
「あ、待ってあず兄!ごちそうさまでした‼俺も出るからー‼」
「ちょ、私も行くから置いてかないでよ‼︎」
時間が厳しいことから加奈が家を出て行き、それに続くように清風と黒愛も続いて出て行った。
「……せめて皿くらい運んでよ〜。まあ、いいけどさ」
そして最後まで家に残るのは一番家を出る時間が遅い百斗。
机に残ったお皿を片付けて洗っていく。
全ての洗い物が終わったところで百斗も準備をして家の扉を開ける。
「……行ってきます」
誰もいなくなった部屋の中を振り返りポツリと言葉を零しながらゆっくり扉を閉めて鍵を閉めた。
コレがこの兄弟姉妹のいつもの朝である。
これはとある5人の兄弟姉妹がのんび〜り、ゆる〜く、ほのぼのと暮らしていく。
そんな日常系のまったりとしたお話……・
いかがでしたでしょうか?と言ってもまだ始まったばかりなためどのキャラがどんな感じなのかわからないと思いますww
次回からは一人ずつに焦点を当てて少し深く紹介します!
トップバッターは長女、滝沢加奈です!
お楽しみに~
さて、ここであらかじめ来そうな質問を。
滝沢百斗 白犬のトト
……名前が一緒じゃね?
まあ、正直に言いますとこのキャラのモチーフは僕ですね。
勿論僕をモチーフにしたキャラと言うだけで現実の僕とは一切関係はないです。
と言うより、この作品の登場キャラほとんどにはモチーフとなった方がちゃんといたり……
全員年齢とか学校とか適当ですけどねww
あ、勿論モチーフとなった方にはちゃんと許可はいただいているのでそこのところはご安心を。
あとはすべての設定を僕が考えている訳ではないです。
他の方の意見も受けながら書いていますが・・・これ以上いくと長くなりそうなのでこの話はまた今度。
次回以降の後書きにて少しずつ裏話をいれていきますね!
では今回はこの辺で。
また次回、よろしくしていただけたら嬉しいです‼