大空の炎の力を操る転生者   作:Gussan0

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どうも(゜▽゜*)

いよいよプレシア戦決着。

Yesプリキュア5GoGoのオープニングを聴きながらテンションあげあげで書いたからちょっとおかしくなったかもしれないです。

では、どうぞ( *・ω・)ノ


第八十二話 激闘!大魔導師

ヒエンside

 

 

 

ドゴオオオォォォンン!!!!!

 

 

 

時の庭園の最奥部屋にて爆音が響く。

 

俺とプレシアは広い遺跡のような部屋で戦っていた。人二人が戦うには十分すぎるほどのスペースであり、その中を俺は動き回っていた。

 

紫の雷の槍が無数に俺を襲う。

 

俺は広い部屋のスペースを生かし、高速で移動しながらかわす。そしてプレシアの後ろに即座に回り込み、炎を纏った蹴りを後頭部に放った。

 

 

火炎の爆撃(フレイムブラスト)!」

 

 

プレシアのデバイスが自動防御で障壁を展開する。俺の炎を纏った蹴りと、プレシアの障壁が激突した。

 

 

 

ピキッ

 

 

 

プレシアの障壁にヒビが入る。

 

フルドライブで俺の能力の底上げがされているからか、破壊力の高い剛の炎を使わずともプレシアの障壁にヒビを入れることができた。

 

俺はその結果に思わず笑ってしまった。

 

いける。

 

勝てる。

 

俺のバリアジャケットの通常フォーム……俺はソウルフォームと呼んでいるのだが、その形態では破壊力の高い剛の炎を使ってもプレシアに触れることすらできやしなかった。

 

だがフルドライブ:スピリットフォームを使うことにより俺の攻撃力は格段に増し、俺が普段使っている柔の炎でもプレシアの障壁にキズを入れることができた。

 

これを知れたことは大きい。

 

主に俺のモチベーションが向上する意味で。

 

俺はそのまま障壁を破壊しようと蹴りに更に力を込める。だがプレシアがデバイスを振り回し、俺を弾き飛ばした。

 

そして雷を纏った槍の先端が俺に迫るが、炎を纏った蹴りで相殺することにより、感電することを防いだ。

 

あの槍をそのまま防ぐと、雷の付与攻撃を食らってしまうので注意が必要だ。

 

そして俺はプレシアから少し離れた所にクルクルと着地すると、右手に炎のエネルギーを溜める。そして砲撃を放った。

 

 

火炎の砲撃(フレイムバスター) 収束(カンバージ)!」

 

 

それを見たプレシアもデバイスから砲撃を放った。

 

 

「サンダースマッシャー」

 

 

 

ドオオオオオオオ!!!!!

 

 

 

オレンジと紫の砲撃が互いに激突し、爆発した。

 

 

「………」

 

 

「………」

 

 

俺達は互いに睨み合う。

 

プレシアは感情の無さそうな表情で俺を見つめる。そこにはフェイトに激昂し、拒絶したような表情は見られなかった。

 

本当に同一人物なのか?そう思わせるほどだ。

 

俺はプレシアがフェイトを拒絶したとき、側で隠れながら様子を見ていた。そのとき思わず殴りかかりそうになったが心の中にいる相棒の調和の咆哮により強制的に黙らされた。

 

まぁ、あのとき飛び出していたらプレシアにジュエルシードを使わせて次元震を起こさせることはできなかっただろうが……それでも一発ぶん殴りたくて仕方なかった。

 

確かにアリシアを失ったことはこの女にとって精神を病むほどの衝撃だったのだろう。そしてフェイトを失敗作と蔑むことである意味、自分の精神の安定を計っていたのだ。フェイトを恨むことで己の生きる糧としていたのだ。

 

だがだからといって……大切な娘を失ったからといって……この女がフェイトにした行為は到底許されることではない。いやそれ以前に、そもそもこの女はフェイトを見ていない。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。まるで逃げるように……それこそ存在事態を認めたくないように……。

 

それはこいつの大切な娘、アリシアにもいえることだ。こいつは()()()()()()()()()()()()()と向かい合おうとすらしなかった。受け止めずに逃げた。最愛の娘の死から耐えられずに逃げたのだ。アリシアの母親なのにも関わらず…。

 

ここで話に戻るが、プレシアはあのときこう言っていた。

 

 

『アリシアはもっと優しく笑ってくれたわ』

 

 

『アリシアは時々わがままも言ったけど…私の言うことをとてもよく聞いてくれた』

 

 

『アリシアはいつでも私に優しかった…』

 

 

この言葉から察するとプレシアはまだアリシアの死を決して認めず、蘇生を諦めていないということだ。

 

アリシアをなんとしても蘇らせ、またその優しい笑顔を見たい……それこそがプレシアの願いの根底。それこそがこの女の原動力。

 

だからこそ……

この女はその願いを叶えたときの()()に気付かない。

 

仮にこのままプレシアが次元震を起こしアルハザードにたどり着いたと仮定しよう。

 

そこでプレシアはアリシアを蘇らせることに成功する。 そしてプレシア自身も自分の病気を治すことに成功した。そして二人は一緒に末永く平和に暮らした。

 

ハッピーエンドで考えるならシナリオはこんなものだろうか?

 

確かに二人が幸せに暮らすのはいいことだ。アリシアも蘇り、プレシアも病気が治り幸せに暮らす。まさにハッピーだ。ハッピーエンドだ。

 

だが……本当に…そうだろうか?

 

ここで大切なことがある。

 

これは全部俺が()()()()()()から見て予測したということだ。

 

だが肝心のアリシアはどうだ?

 

物語のようにこのまま終わる訳がない。アリシアだって現実に生きる人間だ。この少女だって年を取り、やがて大人になる。そしてある日、疑問に思う日だってあるかもしれない。

 

曰く、『自分はどうやって蘇ったのだろう?』と。

 

彼女は調べるだろう。

そして自分の蘇生過程を知ったとき……恐らく彼女は絶望するはずだ。

 

プレシアが語ったアリシアが人物像通りの人柄であるならば…。

 

自分の母親プレシアがジュエルシードというエネルギー結晶体で次元震を引き起こし、多くの死者や死傷者を出した犠牲の上で自分の命が成り立っていると知るのだから……。

 

そしてさらに酷ければ自分のペットだったリニスや、妹といえる存在フェイトのことも犠牲にしたと知ることだってあるかもしれない。

 

そしてその後、酷ければそのまま罪の精神で苦しみ続け、精神が死に、生きた人形のようになってしまうかもしれない。さらに酷ければ、自分の命を投げ出してしまうかもしれない。

 

優しい笑顔を見せることができる少女なら……アリシアが話通りの人物であれば……そんな過程を知ってしまえば……絶望するなど()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

なんと皮肉な話か。

 

俺が語ったこの話はあくまで推測である。だが……まるでないとも言い切れない。万が一、億が一の可能性だって少なからず存在するのだ。

 

だからこそ……そんな可能性があり否定できないからこそ……俺はこの女……プレシアのやることを必ず止めなければならない。

 

笑顔が素敵で優しい女の子が……人々の犠牲の上で蘇らされたと知ってしまえばどうなる?

 

そんなの簡単だ。

 

苦しむに決まってる。

 

苦しいに決まってる。

 

そして優しい彼女ならきっとこう思ってしまうはずだ。

 

 

『どうして蘇らせた!?』と。

 

 

なぜこの女は分からないのだろう?

 

なぜこの女は分かろうとしないのだろう?

 

本当に娘のことを思うなら……アリシアのことを大切に()()()いるのなら……彼女の考えそうなことや思うこと、意思などがなぜ予想できない?

 

そんなの簡単だ。

 

それはこの女が現実と向き合っていないからだ。娘の死という現実から目を背けたからだ。アリシアの死という現実から逃げたからだ。

 

そしてこの女はなぜフェイトのことを拒絶する?

 

それも簡単だ。

 

それは怖いからだ。フェイトを認めてしまえばアリシアの思い出も全部フェイトに奪われると思っているからだ。フェイトがアリシアと違うからだ。フェイトの存在が怖いからだ。

 

俺はそこまで考えたとき一度目を閉じた。

 

 

「スゥーハァー」

 

 

そして深呼吸した。

 

そして再び目を開ける。

 

そのときこう思った。

 

 

 

 

 

 

ふざけんな!!!!

 

 

 

 

 

 

なんだこいつは?

 

なんなんだこいつは?

 

アリシアを蘇らせたい?

 

フェイトは娘じゃない?失敗作?

 

っは。

笑わせるな。

 

娘の死ひとつ向き合えない大人が寝言いってんじゃねえよ。

 

本当に娘のことを思うなら人の道を踏み外すな。人を傷つけるな。

 

本当に娘のことを思ってるなら言い訳するな。現実から逃げるな。

 

本当に娘のことを想ってるなら……その子が尊敬できるような存在でありやがれ。

 

 

「プレシア・テスタロッサ」

 

 

気づけば俺は奴の名を口に出していた。

 

 

「この際だからはっきり言ってやる」

 

 

そして俺はプレシアを怒らせる決定的な一言を口にした。

 

 

「今のお前に……母親を名乗る資格はない」

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

「なん……ですって…」

 

 

プレシアは口を噛み殺しながら憤怒の表情でこちらを睨み付ける。

 

 

「聞こえなかったのか?だったら何度でもいってやる。今のお前に……アリシアの母親を名乗る資格はない」

 

 

「このクソガキが!!!!」

 

 

するとプレシアは特大の砲撃を放ってきた。

 

 

「無駄だ」

 

 

俺はそれに焦らず、右手の手の平と左手の手の甲を相手に向け、組み合わせ、四角形を作る独自の構えを行った。

 

 

「零地点突破・改」

 

 

紫の砲撃が俺へと炸裂し、周囲に爆発が起こる。

 

だが俺自身には()()()()()()()()()()()()

 

そして俺の額の炎が先程よりも、勢いよく燃えるのが分かる。プレシアの砲撃いや、魔力を吸収したことでさらに身体中に力が湧いてきた。

 

これは……魔力が十全にあるからかわざわざ死ぬ気の炎で強化せずとも、今の俺ならただの魔法や物理攻撃でプレシアと相対できる。

 

()()()()()()()()()()()()()()

 

 

「前から気になっていたことがある」

 

 

「黙れ!」

 

 

プレシアはいくつものフォトンランサーを放つ。俺はそれを最低限の動きでかわし、当たりそうになりそうなやつは拳に炎を纏い、殴り落とす。

 

 

「なぜお前はアルハザードなんて不確かなものを求める?そんなあるかも分からないところじゃなく、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()?」

 

 

「黙りなさい!!」

 

 

プレシアがヴァリアントスフィアと呼ばれる3mはあろうかという雷球を投げつけてくる。

 

俺は右手に魔力を溜め、砲撃魔法ストレートバーナーを放った。

 

 

()()()使()()()…不確かでもアリシアを助けることができるかもしれないのに?」

 

 

「黙れといっている!!」

 

 

ヴァリアントスフィアとストレートバーナーは相殺した。

 

 

「なぜ……()()()()()()()()使()()()()?なぜ……アリシアを蘇らせてほしいと()()()()()()()()()()()()?」

 

 

「…!?」

 

 

俺の質問を聞いたとき、プレシアは目を見開く。

 

ずっと最初から気になっていた。

 

願いを叶えるといった性質をもつジュエルシードが手元に10個もあるのになぜこの女はアリシアの蘇生を願わない?

 

確かにジュエルシードの特性を考えれば……歪に叶えられてしまうかもしれない。

 

でもプレシアはそれを一切()()()()()()()()()()()()()()()

 

以上のことから言えることは……こいつも薄々気付いてるんじゃないのか?

 

俺は話を続ける。

 

 

「お前も薄々分かっているんじゃないのか?アリシアはもう……」

 

 

「それ以上喋るな!!」

 

 

()()()()()

 

プレシアがサンダーレイジを放つ。

 

俺は自身を氷で囲み、サンダーレイジを防ぐ。攻撃が終わると即座に解除した。

 

するとプレシアは加速魔法を使い、猛スピードで俺へと肉迫していた。俺は即座に両手に武器を生み出す。

 

 

氷棒(グリスニングロッド)

 

 

俺は零地点突破・ファーストエディションで生み出した氷の棒をブンブンと振り回し、プレシアと相対する。

 

プレシアは雷の槍をこちらに突いてくる。俺は刃に当たらないように受け流すと、そのままプレシアの腹へ棒を流すように当てる。

 

だがプレシアは足さばきで素早くかわすと、槍を横やりに振るう。俺はその一撃を棒を素早く縦に構えることで受け止めた。

 

 

 

ガキン!!!

 

 

 

「貴方にアリシアの何が分かる!?わたしの何が分かる!?知った風な口を聞くなクソガキが!」

 

 

「ああ!分かんねぇよ!あんたの気持ちなんてこれっぽちも!だけど……あんたが娘が望んでいないことを起こそうとしていることくらいは分かる!!だから止めるんだろうが!!」

 

 

「戯れ言を!!」

 

 

槍術と棒術が激突する。

 

俺はブリッツアクションを発動させ、プレシアの背後へと回る。そして足を引っ掻けるように棒を横に振るう。

 

しかしプレシアは槍を縦に構え俺の攻撃を防ぎ、加速魔法で速くなった蹴りを俺の腹へとめり込ませた。

 

 

「ごはっ!?」

 

 

俺は衝撃で後ろへと下がり棒を落としてしまう。さらにプレシアは肉迫してくる。俺は拳に炎をまとい、雷が付与された槍をクロスガードで受け止める。

 

 

 

ガキン!!!

 

 

 

「なんで分からない!?あんたの言うアリシアが優しい笑顔の素敵な女の子なら!!人々が犠牲の上に成り立った過程で蘇ったって喜ぶはずがないだろうが!?」

 

 

「そんなことない!アリシアなら……わたしのアリシアならきっと分かってくれる!!」

 

 

「ふざけるな!そういうのを押し付けっていうんだよこのクソババア!形態変化(カンビオフォルマ) 攻撃形態(モードアタッコ)!」

 

 

俺は籠手をガントレットへと切り替え、プレシアを弾き飛ばす。そしてフルドライブでパワーアップした火炎の加速(フレイムアクセル)を放った。

 

だがプレシアはそれを雷の槍で受け止めた。

 

 

 

ガキン!!

 

 

 

ズザザザザザ……

 

 

 

そしてプレシアは再び俺へと突貫する。俺も負けじと突っ込んだ。

 

 

「だいたい娘の死ひとつ受け止められない母親がどこにいる!?あんたがそれを否定したらアリシアと過ごした日々も否定することになるんだぞ!?」

 

 

「そうよ!だからわたしはあの子との日々を取り戻す!!だからあの子を蘇らせるのよ!!」

 

 

俺は再び火炎の加速(フレイムアクセル)を放つ。プレシアも雷の槍を真っ正面から突いた。

 

炎のガントレットと雷の槍が正面からぶつかり合う。

 

 

 

ガキイイイィィィンン!!!!

 

 

 

「くそったれ!いい加減現実から目を背けるな!アリシアの死から逃げるな!!フェイトから逃げるな!!お前は母親だろうが!!プレシア・テスタロッサアアアァァ!!」

 

 

「わたしは認めない!全て認める訳にはいかないのよ!!」

 

 

俺は再びブリッツアクションを使い、プレシアの背後へと回る。そしてガントレットで再び殴り付ける。だがプレシアの姿が一瞬で消えた。

 

 

「なに!?」

 

 

すると俺の体に何かが巻かれた。

 

 

「な、これはムチか!?」

 

 

俺が驚いているとプレシアの声が聞こえた。

 

 

「やっと捕まえたわ…くらいなさい」

 

 

「まずい!?」

 

 

俺はすぐにほどこうと身動きをとろうとするが…「遅い。サンダーレイジ」

 

 

 

バリバリバリ!!!

 

 

 

「がぁあああああ!!!!」

 

 

 

強力な雷が俺の身体へと直接流される。

 

あまりの痛さに俺は白目を向きながら倒れてしまう。そしてダメージで気を失い………

 

 

『ガウガウガウ!!!』

 

 

そうになるが、心の中にいる相棒の叱責のおかげで意識を失うことだけは避けられた。

 

するとプレシアはムチを戻し、デバイスを解除する。そして倒れている俺へと近付いてくる。

 

 

「散々…てこづらせて……くれたわね。ゴホッゴホッ……ゲホッ…もう限界が近い……」

 

 

俺が起きていることには気付いていない。

 

ならチャンスは一瞬だ。

 

 

 

コツン……コツン……コツン…

 

 

 

そしてプレシアが俺の懐に入れているジュエルシードをとろうとしたとき……

 

 

「今だ!凍結の鎖(フリーズバインド)!!」

 

 

すると蒼白の鎖がプレシアを拘束した。

 

 

「な!?あなた……まだ動けるというの!?」

 

 

「人間死ぬ気になればあれぐらい耐えられる……」

 

 

嘘です。

ボロボロです。

めちゃくちゃ痛かったです。

 

 

「あなた……本当に人間なの?」

 

 

するとプレシアがどこか俺を恐れるような目で見てくる。

 

 

「失敬な。どこからどうみても普通の人間だろうが。それよりチェックメイトだプレシア・テスタロッサ」

 

 

「まだよ!まだわたしは諦める訳にはいかないのよ!!ウウウ……ウウワアアアアアアァァァァ!!!」

 

 

するとプレシアは全身から紫のオーラを放ちスパークを放つ。

 

こいつ強引にバインドを破壊するつもりか!?

 

俺のバインドの中でもこの凍結の鎖(フリーズバインド)は一番の丈夫さをもつ。だが万が一もある。

 

このチャンスを逃してしまえば…プレシアを拘束するチャンスはもうないだろう。

 

だからこそ……これで終わらせる。

 

 

「相棒もう一度だ。形態変化(カンビオフォルマ) 攻撃形態(モードアタッコ) 死炎の手甲(ミテーナ・ディ・ヒート)!」

 

 

俺はサンダーレイジで解除されていた形態変化をもう一度使う。そしてガントレットに今までで一番エネルギーを溜める。

 

フルドライブ……能力の底上げがされたことでエネルギーのコントロールにもある程度余裕ができた。

 

よって()()()()()()()()()ももう完璧に扱える。

 

そして俺はプレシアに向けて駆け出した。

 

そのことに気付いたプレシアは障壁を展開させる。

 

 

「これで終わりだプレシア・テスタロッサ!!」

 

 

「まだよ!まだ終われない!!」

 

 

そして俺はガントレットをプレシアへと放ち、プレシアは今ある全ての魔力を障壁へと注ぎ込んだ。

 

 

 

「くらえ!大爆発の加速(ビッグバンアクセル)!!」

 

 

 

「わたしは……負けるわけにはいかない!!エクスディフェンダー!!」

 

 

 

 

 

 

ドゴオオオオォォォォンンン!!!!!

 

 

 

 

 

 

「「オオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」」

 

 

 

 

 

 

二人の雄叫びが遺跡の中を木霊する。

 

 

 

俺は今ある魔力全てをビッグバンアクセルへと注ぎ込む。

 

 

 

この戦いだけは負けられない!!

 

 

 

負けられないんだ!!!!

 

 

 

「負けて……たまるかああああああぁぁぁぁ!!!!」

 

 

 

そのとき……

 

 

 

ピシピシ…

 

 

 

ミキキキッ

 

 

 

プレシアの障壁にヒビが入る。

 

 

 

そしてそのヒビは全体へと広がって行く。

 

 

 

「そ、そんな……」

 

 

 

「これで……終わりだあああああああぁぁぁ!!!!」

 

 

 

 

 

 

ドゴオオオオオオオオオオォォォォォンンン!!!!!!

 

 

 

 

 

 

そのとき爆発が起こり、俺とプレシアの二人はまとめてまきこまれたのだった。

 




とりあえずプレシア戦決着。

今回は今まで自分が疑問に思っていたことをまとめて書いてみました。

今回のポイントはアリシアの気持ちを考えて……自分なりに解釈しました。

本当に蘇生されて嬉しいのか?

母親と本当に楽しく暮らせるのか?

そういうのを意識して書いてみました。

感想・批判あればドシドシどうぞ!!

そのできれば……ソフトな方が嬉しいですけども……。

言いたいことがあるやつ!

かかってこいやあぁщ(゜▽゜щ)

うそです。
調子のってすみません。

では、また(・∀・)ノ

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