なんか書けたんで投稿
では、どうぞ( *・ω・)ノ
セイバーside
セイバーオルタは少年を吹き飛ばしたビルをジッと睨んでいた。手に持つ黒き聖剣を地面に突き付け、仁王立ちの如くじっと待っていた。
カツカツカツカツ………
すると静かな足音がこちらにまで響く。
セイバーオルタが足音のする方へと目を向ける。
そこには先程吹き飛ばした少年がいた。
だがその姿はボロボロであった。頭からは血を流し、着ている黒スーツも所々が破れていた。
だがその眼だけは死んではいなかった。
こちらを威圧するかのような鋭い眼光で睨み付ける、額に炎を灯す少年。
少年はゆっくりとこちらに近付いてくる。そして10mほどの距離をあけて口を開いた。
「あんたには正面から戦いを挑んでも勝てそうにない」
少年は言葉を続ける。
「だからといって勘違いするなよ。こっちも勝負を諦めた訳じゃない」
少年は言葉を続ける。
「あんたには悪いがこれから搦め手を使わせてもらう」
すると少年の隣に、突然三つの小さな炎の玉が現れる。それは形を持ちやがて人の形となった。
そしてそれらは少年と全く同じ姿の……三人の少年となった。
これにはセイバーオルタも僅かながら眼を見開いた。その表情は黒いバイザーにより見えないが。
そして四人の少年はこちらを睨み付ける。
その顔はまだ勝利することを諦めた顔ではなかった。
その顔は戦士の顔であった。
「あんたにはバーサーカーから助けてもらった借りがある。そのお返しという訳じゃないが、これから俺が使う魔法を教えてやる。だからこれでもう貸し借りはなしだ」
少年は言葉を続ける。
「俺は今から四人であんたに攻める。こいつらは実体があってな?攻撃することも可能なんだ。だがその分、魔力も結構食うが……」
少年は言葉を続ける。
「つまり俺達四人が戦闘不能になればあんたの勝ち。あんたが戦闘不能になれば俺達四人の勝ち。簡単だろ?」
少年は言葉を続ける。
「さて、話はこれくらいにしてそろそろ第二ラウンドといこうか」
そして少年は構える。
「覚悟しろよセイバー。見せてやるよ人間の底力ってやつを」
そしてセイバーオルタも構える。
だがその顔は僅かに笑っていた。
そして人間と英霊が再び激突した。
セイバーside end
◆◆◆
ヒエンside
俺達は自由に攻める。
一人は空中から射撃魔法で攻め、一人は炎の剣で、一人は炎の拳で、セイバーオルタを撹乱(かくらん)する。
だがセイバーオルタも負けてはいなかった。
さすがは剣の英霊といったところか。
その身に纏う黒き魔力を放出し、今までとは段違いの動きで俺達を翻弄(ほんろう)する。
空中からの射撃魔法は黒い霧でガードし、近接戦闘で攻撃してくる剣と拳は己の持つ聖剣で的確にガードし、反撃する。
こちらも互いをカバーするように動いているため、明確なダメージはない。だがそれも時間の問題だろう。
それはスタミナや体力といった根本的な違いがあるからだ。
あちらは英霊であり、戦闘のエキスパート。
こちらは人間であり、魔法を使えるとはいえ、たかだか普通の高校生。
根本的に体の出来が違いすぎる。
それに戦いの体力の配分ペースなども慣れていない俺とは違い、あちらはお手のものだろう。
だがそう悲観することもない。
こちらもどこかでセイバーオルタに大きなダメージを与えられれば、勝機はあるはずだ。
そして本体の俺もセイバーオルタの動きを封じるために捕縛魔法を使っていた。
「チェーンバインド!!」
セイバーオルタの周囲にオレンジの魔法陣が5つほど現れ、その中から鎖が現れる。
そしてセイバーオルタを拘束することに成功した。
「今だ!!」
その間にも俺はセイバーオルタの四肢をリングバインドでさらに拘束する。
その隙をついて近接戦闘を行っている分身二人は攻撃に移った。
分身1「弾けろ!
すると
分身2「
その間にもう一人の分身は、形態変化を使いセイバーオルタへと接近する。
今、セイバーオルタは身動きがとれない。だとすれば……今が大ダメージを与える決定的なチャンス!!
分身2「くらえ!
しかしセイバーオルタは全身から黒い魔力を放出し、拘束していたチェーンバインドや、リングバインドを無理矢理破壊した。
そしてセイバーオルタは咄嗟に聖剣で、分身のブレイズアクセルをガードする。
(やはり厄介だな魔力放出スキル!)
セイバーオルタには魔力放出というスキルがある。
実をいうと、これがセイバーオルタが超スピードで動いたり、超パワーを発揮する秘密である。
この魔力放出スキルで己自身を強化することにより、防御力も強化される。武器に纏わせ放出する事によって、攻撃力も飛躍的に向上する。魔力によるジェット噴射などで高速移動を行うことも可能なのだ。
ドゴオオオォォォン!!!!!
セイバーオルタは10mほど後方へと吹き飛ぶがダメージを受けた感じはない。
だが攻撃はこれだけじゃない。
分身3「
すると空中にいる分身が動きの止まったセイバーオルタに砲撃を放った。
ドガアアァァンン!!!!!
砲撃は直撃した。
俺達は様子を見る。
砂煙が晴れる。
そこには変わらず立っているセイバーオルタの姿があった。だがその顔には、かすり傷のようなものがついていた。
(あれだけやってようやくかすり傷一つか……)
だが悲観する必要はない。
それこそが俺にとって重要だった。
勝てないわけではない。
そう思うことができた。
そして俺達は再び戦うために構えるのだった。
◆◆◆
セイバーオルタは首をコキリとならす。
そして再び聖剣に黒き魔力を纏わせ、横一線に聖剣を振るった。
ズバアン!
黒き斬撃が俺達をまとめて吹き飛ばすためにこちらへとやってくる。
俺達は咄嗟に空中へと回避する。
だが既に空中に回り込んでいるセイバーオルタの姿がそこにあった。
空中にいた分身1が地面へと吹き飛ばされる。
しかし、側にいた分身2が両手に炎の円盤を作り出し、そのままセイバーオルタへと放った。
分身2「
二枚の円盤が前後からセイバーオルタへと迫る。……が彼女はそれらを神速の速さで一刀両断する。
そして高速で分身2のところまで移動すると、踵落としで地面へと叩き伏せる。
だが残った分身3が攻撃直後の隙をついて、セイバーオルタを後ろから羽交い締めにすることに成功する。そして咄嗟に、零地点突破・ファーストエディションを使用した。
分身3「凍れ!!」
そして彼女を凍らせることに成功する。
その隙に俺は正面からセイバーオルタを叩き潰すために高速で接近する。
だが彼女を凍らせることができたのはほんの一瞬であった。彼女は魔力放出で無理矢理氷を破壊し、分身3を吹き飛ばす。そして聖剣で分身3を斬り伏せ消滅させた。
そして接近する俺へと目を向け、聖剣に再び黒い魔力を纏わせる。そしていち早く斬撃を放った。
ズバアン!!
斬撃が迫る。
そして直撃した。
しかし………
斬撃は確かに直撃した。
しかし当たったのは……俺ではなく分身2の方である。
あのとき、俺に当たる瞬間、地面にいた分身2が咄嗟に俺のことを庇ってくれたのだ。
その間に俺はセイバーオルタに高速で近付きつつ一発ぶちかますための準備をする。
「
俺は右手の籠手をガントレットへと変化させる。
セイバーオルタが再び黒き斬撃を放とうとするが、そう何度も撃たせない。
セイバーオルタが再度、拘束される。
彼女の後ろには高速移動魔法ソニックムーブで接近していた分身1の姿があった。
分身1「俺ごとやっちまえ!!」
ヒエン「おう!」
セイバーオルタは分身1を強引に引き離そうとする。彼女を拘束し続けるのは正直、数秒しか持たないだろう。
だが今は………その数秒だけで十分だ!!
「くらえ!!」
今から俺が使う技は未だにエネルギーをうまく圧縮できず、完成していない未完成の技。
憧れの彼のように……満足に使うことはできない。
だが今の俺の近接戦闘技で一番の威力を持つ技。
彼……沢田綱吉が使っていたあの技。
「
ドガアアァァンン!!!!!
濃い剛の炎のエネルギーが凝縮された拳がセイバーオルタの胸に直撃した。
そしてセイバーオルタは地面へと一直線に吹き飛んでいった。
◆◆◆
「はぁ…はぁ…はぁ…」
俺はセイバーオルタが落ちていった所から少し離れたところ、20m付近に降りていた。
手応えはあった。
ビッグバンアクセルは、沢田綱吉:ツナが使うイクスバーナーと同等の威力がある技だ。
つまり俺にとっては、ヒートバーナーと同等の威力がある技になる。
だが今の俺ではエネルギーの圧縮が未だに完全にできていない。できて7割といったところか?
(でもまだこれで立ってくるなら……正直もう手が残ってないぞ……)
そして俺が様子を見ていると……
ガラッ
物音が聴こえた。
土煙が晴れる。
そこにはボロボロの甲冑をまといながらも毅然と立つセイバーオルタの姿があった。
だがダメージはあるようで左手で胸を押さえていた。そして黒いバイザーも一部が欠けているため彼女の綺麗な金色の瞳が見えた。
しかしその瞳を見たとき、ゾワッとした鳥肌がたった。
(こいつまさか!?)
俺は彼女の持つ聖剣に目を向ける。
その手に持つ黒き聖剣からは大量の漆黒の魔力が纏われていた。
『ガウ!ガウガウガウガウ!!』
心の中にいる相棒から『注意しろ!!』という思念が届く。
間違いない。
奴は宝具を使う気だ。
これで全てを終わらせるつもりだ。
俺が生き残るためにはこいつの宝具を真っ正面から打ち破るしかない。
やるしかない。
「オペレーションヒート」
俺も対抗するため両腕をクロスに構える。そして
俺は右手を前方に出し、背中に炎の羽を展開させる。そして左手を添える。
そして俺の前方に大きなオレンジ色の魔法陣が現れた。
前を見れば、セイバーオルタの聖剣も巨大な漆黒の光を纏っていた。
お互いに準備はできたようだ。
ドクンッ!
そのとき心臓の鼓動が大きく聴こえた。
ドクンッ!
俺の頬から一筋の汗が滴り(したたり)落ちる。
ドクンッ!
自分でも緊張しているのが分かる。
ドクンッ!
正直怖い。
生きるか死ぬかの戦いは今まで何度かあった。だが今回はこれで決着がつく。なぜだかそれだけは確信できた。
これで俺の未来が決まる。
ドクンッ!
敗けたくない。
ドクンッ!
死にたくない。
ドクンッ!
だから……絶対に勝つ!!
「ヒートバーナー……」
「
両者は自身の持つ最大攻撃を放つためにエネルギーを収束させた。そして……
「……フルパワー!!」
「……
互いに放った。
◆◆◆
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
巨大なオレンジ色の砲撃と、巨大な漆黒色のビームが激突していた。
「お、おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
俺は雄叫びをあげながらそれを放っていた。
ヒートバーナーフルパワーと、エクスカリバー・モルガンは丁度真ん中の10m付近で拮抗していた。
あまりの凄まじい激突に周りのビルは倒壊し、瓦礫などは吹き飛んでいく。
俺は今残っている魔力全てを注ぎ込み、強化する。
魔法陣はさらに大きくなりヒートバーナーフルパワーはさらに威力をあげる。
オレンジ色の砲撃は徐々に押していっている。
しかし、セイバーオルタから残り5mの距離を残してからピタリと止まってしまった。
「ぐっ!?」
俺はさらに限界まで魔力を込める。だがピクリとも動かない。むしろこちらの方が徐々に押され始めた。
「な……に…っ!?」
エクスカリバー・モルガンの威力がこちらを完全に凌駕していた。
「う……お……」
徐々に強くなる漆黒のビームの威力に俺自身も徐々に後ろに押され始める。
辛い!痛い!!しんどい!!!の三重苦が一気に攻めてきた。
気付けば俺のヒートバーナーフルパワーは残り3m付近にまで押されていた。
「ぐ、くそ……」
俺は諦めずに持てる力を全て込める。しかしそれでも、セイバーオルタのエクスカリバー・モルガンを越えることはできなかった。
残り距離は1mを切った。
そのとき俺の口から言葉がポツリと出た。
「ごめん……みんな」
そして俺は目をつむり、漆黒のビームに飲み込まれた。
「「「「諦めちゃダメ!!!!」」」」
そのとき声が聞こえた。
隣で誰かに支えられている気がした。
いや……実際に支えられている。
俺は閉じていた目を開け、周りを見る。
すると俺の顔を笑顔で見つめるなのは、フェイト、イリヤ、ミユの四人の姿がそこにあった。
◆◆◆
魔法少女side
ドオオオン!!!
そんな爆発音が聞こえたとき、全員が立ち上がっていた。
なのは「い、今のは!?」
レイジングハート《マスター!!巨大な魔力反応が二つ!?これは………ヒエンの魔力と正体不明の魔力がぶつかり合っています!!》
イリヤ「でもぶつかりあってるって一体……」
ミユ「もしかしたら……セイバーが宝具を使用したのかもしれない」
なのは「あの!それって……」
ミユ「ヒエンさんが危ない!!」
ミユの言葉を聞いたとき、フェイトは既に飛び出していた。
なのは「フェイトちゃん!」
なのはもそれを追いかけるために飛び出した。
イリヤ「ああ!?二人とも!?」
ミユ「私たちもいこうイリヤ!!」
イリヤ「うん!!」
そしてなのはの後を追って、イリヤとミユはその後を追った。なんとか合流した三人は魔力反応の起きている地点まで急いで飛んでいく。
フェイトの姿は既に見えなかった。
三人はレイジングハートの案内で反応のあった地点まで飛んでいく。
そして到着する頃には、フェイトは既に到着していた。おそらくバルディッシュがナビゲートしたのだろう。
そしてなのは達は、ヒエンの姿を見つけた。
だが四人はその戦いに驚愕した。
なぜならヒエンとセイバーがお互いに巨大な砲撃とビームを撃って激突していたのだから。
しかし徐々にヒエンの放つオレンジ色の砲撃が押されていた。彼もなんとか粘っているがこのままでは敗けるのも時間の問題だろう。
イリヤ「ま、まずいよミユ!」
ミユ「……う、うん。分かってる」
ミユは焦っていた。
今、下手に横やりを入れれば激突しているエネルギーが暴発して大爆発をおこしかねないからだ。
すると……
何を思ったのかフェイトがヒエンの側に一目散に近寄っていった。
なのは「フェイトちゃん!」
それを見たなのはも急いでヒエンの元にまで近寄っていく。
イリヤ「ああ、二人とも待って!?」
それを見ていたイリヤまでヒエンの側まで行ってしまった。
ミユ「あ……」
それを見たミユも少しだが開き直った。
ミユ「ああもう!どうにでもなれ!!」
そしてミユも急いでヒエンの元にまで飛んでいった。
四人がヒエンに近付くと、その後ろ姿に驚いた。なんと背中から斬られたのか大量の血が出ていたのだ。
そして彼に近付こうとしたとき……ポツリと小さな声が聞こえた。
「ごめん……みんな」
そんな言葉が聞こえたとき四人全員が口を開けていた。
「「「「諦めちゃダメ!!!!」」」」
そして気付けば全員で彼を支えていた。
魔法少女side end
◆◆◆
ヒエンside
俺は四人の姿に焦っていた。
砲撃を撃っている最中だというのについキョトンとしてしまった。
「え?お、お前らどうしてここに?」
その言葉に先に答えたのはフェイトだった。
フェイト「助けにきたの」
「え!? バ、バーサーカーは?」
もしかして……もしかしなくても倒したんですか?
イリヤ「バーサーカーなら四人で倒しましたよ!!」
う、うそおぉぉー!?
バーサーカーっていってもあれだよ?ヘラクレスだよ?あの筋肉マッチョマンだよ?押し付けた俺が言えた義理じゃないけど……すげぇな!!
ミユ「いつもに比べて私たちパワーアップしてましたから、楽に倒せましたよ?」
パ、パワーアップウウウゥゥゥ!?なんと恐ろしい幼女たちなのか。しかもあのバーサーカー:ヘラクレスを楽に倒せましただって……(|| ゜Д゜)
なのは「それよりヒエンくん!!背中の傷どういうこと!?それにさっきのゴメンってどういう意味!?」
ウェイ!?
な、なのはさん!?
なのは「背中から血いっぱい流れてるじゃない!どういうこと!?どうせまた無茶ばっかりしたんでしょ!!約束したよね?無茶しないって!!どうしてそんなことばっかりするの!?」
やべぇよ。
なのはさんめっちゃご立腹だよ。
それにセイバーオルタに背中斬られてたの忘れてたよおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!((((;゜Д゜)))
でも今はまず……
この危機を乗り越えねば……
「あのですねなのはさん……説教はあとでたっぷり受けるので今はこの危機を乗り越えるために魔力を分けてもらえませぬか?」
「元の世界に戻ったらお父さんとお兄ちゃんに毎日限界までしごいてもらうの。それを約束できるなら分けてあげてもいいよ?」
な、なんだと!?
そんな究極的な選択をしろというのか!?いやでも!もう時間ないし!!
イリヤ「大丈夫ですよ?」
ミユ「ルビーとサファイアを通して私たちの魔力送ってますし。負担軽くなってませんか?」
あ、そういえば……
俺は少し力を入れてみる。
ヒートバーナーフルパワーが勢いを取り戻す。だが押し返すまではいかない。
フェイト「私も送ってるからまだ全然もつよ?だから安心して話し合って?」
俺の心配を感じたのかフェイトがフォローを入れてくる。
そして三人とも笑顔で言ってくる。
だが……目が笑ってない。
全然笑ってない。
全く笑ってない。
なのは「早くしないと砲撃きちゃうよ?」
そしてこの子はこの状況で選択を迫ってくる。
っていうかこれは選択じゃない!!
脅迫だコノヤローおおおおぉぉぉぉぉぉぉお!!!!!Σ(゜Д゜)
なのは「どうするの?」
そして俺は断腸の思いでなのはに告げた。
「お、お願いします……」
なのは「了解しました♪あ、レイジングハート録音できた?」
レイジングハート《バッチリですマスター》
なんてコンビだorz
この子はやはり悪魔である。
いや魔王である。
そして……
なのはが俺の右手に手を添える。
フェイトが俺の右手に手を添える。
イリヤが俺の右手に手を添える。
ミユが俺の右手に手を添える。
なのは「それじゃいきますよ!せぇーの!!」
ドオオオオォォォォンンンン!!!!!
四人の魔力援助を受けた俺はヒートバーナーフルパワーを勢いよく押し出す。
「!?」
セイバーオルタも魔力を込め、押し返してきたが勢いはこちらの方が強かった。
漆黒のビームはそのままオレンジの砲撃に押され………
セイバーオルタを飲み込むのだった。
なのは「ヒエン君約束は守ってね?」
ヒエン「はいorz」
セイバー戦終わったああぁぁ!!
少しラストはあれでしたがまぁ、いいかなあみたいな。
では、また(・∀・)ノ