続きかけたで候。
そして遅くなりましたが、あけおめことよろです。
新年一発目の話です。
ついにインターミドル開幕です。
では、どうぞ∠( ゚д゚)/
ヒエンside
「ん?朝か」
朝になったので目を覚ます。
すると布団の中で何かがモゴモゴと
「なんだ?」
俺は布団をめくりあげる。
そこには幸せそうに眠るクロの姿があった……下着姿で。
「ぶっ!?」
思わず咳き込む。
するとクロも目を覚ましたのか、妖艶な表情でこちらを見る。
「……おはようヒエン。昨日は激しかったわね」
クロの言葉に俺はつい間違いを犯してしまったのかと記憶を必死に呼び起こすが、昨日は普通に寝たはずだ。
念の為に心の中にいる相棒を通して、映像として確認してみるが、ただ寝ているだけだった。
つまり俺が寝てからクロはベッドに潜り込んだのだ。
「……なぜここにいる?」
「今日からインターミドルの予選でしょ?だからサービスしてあげようと思って。それにしても貴方、抱き付き癖があるのね。ちょっと苦しかったわ」
「通りで寝心地が良かった訳だよチクショウッ!?」
それよりもクロをどうにかしなければ。
こんなところを誰かに見られたら処刑待ったなしだ。
コンコン
すると部屋のドアをノックする音が。
「と、とにかくお前は早くどこかに隠れ……」
だが時既に遅く……
「起きてますかヒエンさん……って、え?」
「おはようヒエン君……って、え?」
つぼみとなのはが来てしまった。
というか、なぜよりによってこの二人なのか。
タイミングが悪いにも程がある。
二人は状況を理解したのか、さっそく目のハイライトを消して問いかけてくる。
「「ヒエン君(さん)、これはどういうことなのかな(なんでしょうか)?」」
だがまだまだ不幸は止まらない。
「……まさか朝から性犯罪の現場に出くわすとはね」
「性犯罪……ですか?」
「フェイトちゃんにそういうことはまだ早いよ」
「ク、クロ!あんたヒエンの部屋で何やってんのよ!?」
「ヒエンも男の子だということか。しかし、クロエは少し幼な過ぎる気もするが……いや、昔のベルカでも幼少時からそういった事をしていたというし、問題ないのだろうか?」
「リインフォースさん、今のこの状況では問題しかないです」
順番にゆり、フェイト、すずか、アリサ、リインフォース、美遊が呟く。
どうやら全員、俺の様子を見に来たらしい。
朝から騒がしいのなんの。
地区選考会当日の朝は、そんな感じで始まった。
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俺達は現在、ミッドチルダのある高級ホテルのバイキングコーナーで食事を取っている。
ここにいる面子は俺、冷火の大空家。
なのは、フェイト、はやて、アリシア、アリサ、すずかのリリなの組。
イリヤ、美遊、クロのプリヤ組。
つぼみ、えりか、いつき、ゆりのハトプリ組。
そして俺達の保護者として来ているリニス、リインフォースの二人の総勢17名の大所帯だ。
全員、俺のインターミドルの応援団として来てくれている。
勿論、互いの顔合わせは既に済んでいる。
後、さっきのことは、クロが俺のベッドに潜り込んだということを説明すると、全員なんとか納得してくれた。
「で、なんでクロはヒエンの部屋にいたのよ!しかもあんな格好で!?」
アリサの声が大きく響く。
どうやらさっきの理由を聞いているらしい。
「なあ〜に、アリサ?もしかして焼きもちでも焼いてるのかしら?」
「何おかしなこと言ってんのよ!?そんな訳ないでしょ!!この歩く公然わいせつ物!!!」
「褒め言葉として受け取っておくわ」
「褒めてないわよ!キィィイイイ!!」
「アリサちゃん落ち着いて!?」
すずかが暴走しそうになっているアリサを必死になだめる。
ちなみになのはの他にフェイト、はやて、アリシア、アリサ、すずかは既にクロのディープキスの餌食となっている。
皆、顔が火照り、大変だったらしい。
フェイトに至っては、それでクロに苦手意識ができたらしく、よく俺の後ろに隠れる。
なんか事あるごとにフェイトに隠れ蓑にされてる気がする。
あ、そうそう。
最近、美遊とフェイトが話しているところをよく見かける。
二人とも性格的に落ち着いてるからか、相性は良いのかもしれない。
美遊に至ってはフェイトをクロからよく守っている。
多分放っておけないのだろう。
「ごちそうさま」
俺は朝ごはんを食べ終えると、食後のコーヒーを飲みながら出場枠通知に目を向ける。
するとはやてがこちらにやってきた。
「何見てるん?」
「ん?ああ、昨日大会本部から出場枠リストが届いたから目を通してた」
「へー。ヒエン兄ちゃんどこの予選ブロックなん?」
「俺は予選2組だな」
「クロノ君は?」
「クロノは予選5組だ。あいつと当たるとしたら都市本戦からだな」
ちなみにティーダは予選10組である。
この二人とは予選の内は当たることがないので一安心なのだが、俺は再び出場枠リストに目を通す。
そこにはある
(まさかあのオボン·クレーと同じ組だとはな……)
雑誌記者のユリナさんの情報によれば、こいつは昨年のインターミドル世界代表決勝戦でチャンピオンのヴォーラスに破れている。
つまり、いきなりチャンピオンクラスの選手が相手になるということだ。
俺が都市本戦に進むには、このオボン·クレーと戦って勝利しなければならない。
(まあ、その前に予選通過しなきゃいけないけど……)
俺はリストをポケットにしまい、食器を片付けると、ハトプリの面々の所へ向かう。
あるお願いをするためだ。
「なあ、いつきとゆり、どっちでもいいから食べ終わったら腹ごなしにスパーリング付き合ってくんね?」
今日からインターミドルが開催される。
その関係で地区選考会という物がある。
そこで選考試合というものがあるため、早目に身体を温めておきたいのだ。
「僕は全然大丈夫ですよ」
「私も問題ないわ」
二人はOKを出してくれる。
「なら、せっかくだから二人に付き合ってもらおうかな。じゃあ、食い終わったら一階のトレーニング施設に来てくれ」
そして俺は先に準備だけするため、部屋に戻る。
部屋に戻ると、白いジャージを着る。
これはプリキュア世界から戻る際にプレゼントされたジャージである。
すっかり愛用している。
タオルとスポーツドリンクをトートバッグに入れて、トレーニング施設へと向かう。
トレーニング施設につくと、既に何人か利用していた。
俺も空いているスペースにいくと、荷物を置いてから柔軟を始める。
ジワジワと身体をほぐすようにしていく。
最初は硬かった身体も、今ではすっかり柔らかくなっている。
そのあとは軽い体操をして二人の到着を待つ。
「お待たせしました」
「待たせたわね」
するといつきとゆりの二人がやってくる。
いつきは黄色いジャージ、ゆりは紫のジャージを着ていた。
二人は俺と同じく柔軟と体操を済ませると、こちらに向き合った。
「どっちからにしましょう?」
「私は後でいいわ」
「なら先にいかせてもらいます」
俺の前にいつきが立つ。
俺も死ぬ気化し、さっそく打ち合う。
いつかの試合の如く、古武術でやり合ってくる。
俺はいつきの攻撃を受け流しつつ、カウンターを入れていく。
対していつきも、俺の動きを見つつ、要所要所で攻撃を入れる。
しばらく打ち合い、きりのいいところで終わらせる。
「腕上げたな」
「ヒエンさんこそ」
いつきが下がると、今度はゆりの番だ。
ゆりは構える。
「少し軽くやってから、本格的に始めていきましょうか」
「おう」
ゆりの対人戦闘の主体は空手だ。
突きや蹴りの威力も、並の空手家と比べて圧倒的に高い。
というか、以前戦ったときよりもまた攻撃スピードが早くなっているのは、一体全体どういうことなのか。
砂漠の使徒との戦いが終わって半年経つが、さらに強くなってるってどういうことこれ。
だが俺もあれから成長している。
その証拠にゆりの攻撃スピードに以前はギリギリで対応していたのだが、今では少し余裕を持って対応できる。
超直感の精度が上がったおかげだろう。
ある程度こなすと組手を終わらせる。
今日から大会が始まるのでそこそこにしておかなければ、肝心なときにヘバッてしまう。
大会前に疲れて実力を出せないじゃ、話にならないからな。
「ここまでにしておきましょう」
「おう。ふぅ〜」
俺は息をはきながら座り込む。
側に置いておいたスポーツドリンクを飲み、人心地つく。
「私達と一緒に戦ってたときより、また随分と腕をあげたわね。体力も結構ついてるみたいだし」
「まあ、あれから色々あったからな……」
ゆりの感心するような声に遠い目をしながら答える。
そこで二人と話していると、時計の針が9時前になっていることに気付く。
「あ、やべ。もう9時だ」
「確か開会式があるんですよね?」
「ああ、10時にあるからそれまでに受付登録すませとかないと」
「遅刻しては大変だし、そろそろ戻りましょう」
「そうだな」
そして俺達は部屋に戻って、会場へ向かう準備を急いでするのだった。
◆◆◆
そしてやってきました、インターミドルチャンピオンシップミッドチルダ地区選考会第一会場。
名称長いわ。
周りを見渡せば人人人。
これだけでもどれだけインターミドルが注目されているかが、良く分かる。
「わあ〜」
「凄い人……」
なのはとフェイトが驚く。
他の面子も驚いているようだ。
「さてヒエン、ボーッとしてないで受付に行きますよ」
「あ、おう。皆は空いてる席見つけて、適当に座っててくれ」
俺はリニスと一緒に受付に行き、出場登録をし、ゼッケンを受け取る。
番号は80番だ。
そして会場へと入り、更衣室へと向かう。
更衣室でいつもの黒ジャージに着替えると、廊下で待っていたリニスに荷物を預け、参加セレモニーのあるホールへと向かう。
するとそこに見知った顔がある事に気付く。
「クロノ、ティーダ」
「君か」
「よう」
黒髪の小柄な少年クロノと、茶髪の爽やかな青年ティーダがいた。
「お前らもう来てたのか」
「執務官たる者、遅刻する訳にはいかないからな」
「俺も遅刻なんてしたら部隊長からどやされる」
「真面目か」
そして二人と話す。
二人とも調整はバッチリらしく体調も万全らしい。
丁度いいので、俺はずっと気になっていたことを聞くことした。
「なあお前ら、なんで急にインターミドルに出るとか言い出したんだ?」
クロノが答える。
「腕試しの意味合いもあるが、理由としては君が出るからだ」
「……どういうことだ?」
俺は首を傾げる。
「この大舞台で君と戦うのも悪くないと思ってね」
「俺もクロノ執務官と似たようなもんだ。一度お前と戦ってみたかったんだよ」
「マジか」
俺、滅茶苦茶人気じゃん。
でも野郎から人気になっても全然嬉しくないけどな!!
すると時間になったので番号順に整列することに。
そしてセレモニーの挨拶をする選手が壇上に立つ。
この挨拶は各会場の代表選手がそれぞれ挨拶することになっている。
『それでは昨年度女子都市本戦ベスト4選手、カナ·モルフォン選手から第一会場に集まった選手に激励の挨拶をお願いしたいと思います』
挨拶をする選手は
袴姿であり、その美しさに皆、見とれている。
「皆さんおはようございます。
只今ご紹介いただきました、挨拶を務めさせていただきます、カナ·モルフォンです。
まずは本大会の開催にあたり、ご尽力いただいた皆様、また出場いただいた選手とその保護者の皆様にお礼申し上げます。
さて、今回出場した選手の皆さんには、試合を通して心と身体を鍛えるとともに、人を感動させられるような大きな存在に成長してくれる事を期待致します。
皆さん、普段の練習の成果を十分に出して、悔いのないように試合に臨んで下さい。
私も頑張ります。
皆さんも全力で頑張りましょう。
最後に斯界の更なる発展を祈念申し上げ、甚だ簡単ではございますが、ご挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました」
カナ選手の激励の挨拶が終わると開幕セレモニーも
それから選手全員の簡単な健康チェックと、体力テストに入る。
健康チェックは、身長と体重、体温、血液検査や尿検査など、その他諸々検査することによって、体調に問題がないかを確認するのだ。
体力テストは、握力に長座体前屈を一人ずつ、上体起こしや反復横とびを三人ずつ、立ち幅跳びを二人ずつ行い、最後は20mシャトルランを十人ずつ前後半で分けて行う。
それらに実にニ時間を費やし、午前はそれで終了する。
俺が健康チェックと体力テストを受けている間、応援団はインターミドルのミニゲームコーナーや出店、お土産エリアなどで楽しんでいたようだ。
そして午後からついに選考試合がスタートする。
選考会の組み合わせはA~Eそれぞれのブロックに選手をエントリーナンバーごとに振り分け、番号が近い者同士で組み合わせて試合をする。
その勝敗の結果で予選リーグの組み合わせが決まるという流れだ。
『ゼッケン80番、154番の選手、Aリングに向かって下さい』
そのとき俺の番号が呼ばれる。
「呼ばれましたね。行きますよヒエン」
「おう」
セコンドのリニスと共にAリングへと向かう。
その間に俺は
選考会での試合には幾つかのルールが設けられている。
その一つが魔法とデバイスの使用を禁止するというものだ。
武装、この場合、主に槍や剣、銃といったアームドデバイスになるのだが、選手本人のスタイルの根本に関わるような装備に関しては、例外的に使用を認められており、その魔法の使用も認められている。
原則、選考会の試合では、本人のコンディションの良し悪しや、極めて実力が近い者同士で振り分ける為、規則とは言ってもそこまで強制力があるわけではない。
その為、自分の武器を持参している参加者も大勢いるのだ。
「ヒエンさんー!頑張って下さ〜い!!」
「がんばれー!!」
「負けんじゃないわよー!!」
応援席の方を見れば、なのは達が大声で応援してくれていた。
俺は手を上げて答える。
皆が見ている前で不様な真似は出来ない。
Aリングに着くと対戦相手の選手がいた。
「でかっ」
2メートルはありそうな大柄の男であった。
坊主頭のマッチョマンで、K−1の試合にも出てそうな風貌だ。
リニスがそんな男を見て呟く。
「あれはもしや……【壊し屋】リチャード·マッスル!?」
え?
壊し屋?
「知ってるのか?」
「はい。WGC……15歳以下の格闘競技で世界大会を開催している三大団体のひとつ、その格闘競技専門の大会を荒らし回っている選手です」
「ちょ、ちょっと待て……15歳?あの見た目で俺より年下なのか!?」
「はい。それも格闘大会限定ですが、何度も優勝経験のある選手です。今年はインターミドルのタイトルを狙っていると風の噂で聞きましたが……まさか同じ組だとは」
どうやら俺の相手は名のある選手で、それも相当の実力者らしい。
予選からそんな相手と戦うってくじ運悪すぎないか?
するとリニスが落ち着いた声音で言う。
「ですが、貴方の相手ではありません」
「へ?」
「世界チャンピオンになるのでしょう?なら、こんなところで立ち止まっている暇はないのでは?」
リニスの言葉に俺は笑う。
「そうだな。じゃあサクッと行って、サクッとぶっ飛ばしてくる」
「ご武運を」
俺はリングに上がる。
すると相手が話しかけてきた。
「よろしく……哀れな死刑囚」
俺は皮肉で返した。
「どっちが死刑囚かすぐに分かる」
『それではAリング選考試合を始めます』
放送が聞こえる。
俺は死ぬ気化して構える。
『Aリング、ゼッケン80vsゼッケン154……レディ·ゴー!!』
そして試合開始のゴングがなった。
先に仕掛けてきたのは、相手選手のリチャードであった。
「さあ、処刑執行の時間だ」
巨体に似合わず、素早い動きでこちらに接近し、拳の連撃を打ち出してくる。
俺は奴との間合いに注意しながら、それらをかわしていく。
(この動き……
ストライクアーツは、ミッドチルダで最も競技人口の多い格闘技であり、【打撃による徒手格闘技術】の総称でも用いられる。
地球で言う空手のようなものだ。
「ふっ!」
俺は奴の懐に潜り込み、腹に一発パンチを入れる。
結構良いのが入った。
「ふん」
だがリチャードは大して効いた素振りも見せず、こちらに突きを放ってくる。
俺はサッとかわすと、後ろへと下がる。
「頑丈だな」
本来であればグローブに炎を灯して攻撃力をあげたいところなのだが、基本的に魔法の使用は禁止されているので、やるとしても魔力付与が適切であろう。
「死ね」
「断る」
今度は蹴りを繰り出してくるが、俺はそれを受け流し、顔面に跳び膝蹴りをお見舞いした後、奴の肩を踏み台に大きく跳び上がると頭に踵落としを食らわせる。
「うっ!?」
これは少し食らったようで、リチャードはくぐもった声を出す。
「この……クソガキ!!」
しかし打たれ強いのか、すぐに体勢を立て直し、空中で身動きの取れない俺に強烈なパンチを繰り出してきた。
咄嗟にクロスガードで防ぐが、吹き飛んでしまった。
空中で身を
(さて、どうするか)
奴は見た目通り、頑強だ。
並の攻撃では耐えてしまう。
恭也君や美由希さんのような御神流の技、『徹』や『雷徹』のような内部破壊の技が使えればいいのだが、俺はまだそういった技は修得できていない。
どうすれば……
「ヒエン!」
そのときセコンドのリニスが声をかけてくる。
「
俺はリニスの言葉の意味を理解する。
あの技……それはかつてリニスに教わった太極拳の奥義。
「今の貴方なら使いこなせるはずです!」
少し前の俺では、この奥義を使用することはできなかったが、
「超直感で自らの感覚を研ぎ澄ませなさい!!」
俺は集中する。
リニスの言う通り、自身の感覚を研ぎ澄ませていく。
自らの呼吸に集中する。
「スゥー……ハァー……コオォォォ……」
あの技は、特殊な呼吸法を使わなければ繰り出すことはできない。
意識を限界まで集中しろ。
「何をする気か知らないが、動かないのなら好都合。死ね!哀れな死刑囚!!」
そのとき、リチャードの右腕が光を帯びていた。
魔力付与での打撃攻撃だ。
そして走りながら俺に攻撃を繰り出してきた。
「はぁ!」
「コオォォォ……フンッ!!」
だがそれを俺は紙一重でかわし、奴の腹に弾丸の如く打ちだした突きを放った。
「あ……があ………っっ」
俺の突きは見事、奴の腹に直撃する。
威力が凄まじいのか、リチャードは膝をつき、うつ伏せに倒れた。
『Aリング選考終了!勝者ゼッケン80番!!』
「お見事」
リニスの小さく称賛する言葉が聞こえる。
その直後、圧倒的な歓声が俺の耳を刺激する。
だが小さく呟かれたその言葉の余韻は、俺の鼓膜にしばらく残っていた。
次回は、オボンちゃん登場。
強烈なキャラクターで、周りを翻弄します。
知り合った主人公と、ある賭けをすることに。
そしてインターミドル、いよいよエリートクラスに突入します。
では、また( `・∀・´)ノ