大空の炎の力を操る転生者   作:Gussan0

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どうも(゜▽゜*)

続き書けたで候。

最近、なんか急に書けなくなりまして。

文が思い付かないのですはい。

とりあえず書けたところまで投稿しますー。

では、どうぞ( *・ω・)ノ


第二百七十九話 歌い舞い踊る戦姫XX

第三者side

 

 

 

弦十郎達は鎌倉へと足を運んでいた。

 

そして百歳を超えるであろう老人、風鳴訃堂と向き合っていた。

 

 

「して、夷狄(イテキ)による蹂躙を許したと?」

 

 

訃堂は不機嫌そうに声を出す。

 

 

「結果、松代の風鳴機関本部は壊滅。大戦時より所蔵してきた機密のほとんどを失うこととなりました」

 

 

翼の父親である八紘が先の戦いの結果を伝える。

 

アダムの黄金錬成によって風鳴機関本部は壊滅してしまったのだ。

 

 

「外患の誘致、及び討ち退けること叶わなかったのは、こちらの落ち度に他ならず、全くもって申し訳……」

 

 

 

 

 

 

「聞くに耐えん!」

 

 

 

 

 

 

弦十郎が謝罪の弁を述べようとするが、それを遮るかのように訃堂が大声をあげる。

 

そして訃堂は立ち上がり部屋を出ようとして、立ち止まる。

 

 

「わかっておろうな?」

 

 

その言葉に八紘が反応する。

 

 

「国土防衛に関する例の法案の採決を急がせます」

 

 

「有事に手ぬるい!即時施行せよ!」

 

 

訃堂は八紘に例の法案、護国災害派遣法の施行を命じる。

 

この護国災害派遣法は、ノイズや聖遺物などの異端技術に起因する災害に対し、日本政府独自の判断により自衛隊を動かす事が可能となる。

 

万が一想定できない事態に陥ったとしても、柔軟に即時対応して動けるようにするための法律である。

 

 

「……そういえば以前報告にあった魔導師と呼ばれる者達がおったな。次の招致にはその者達もここに呼べ。どのような存在かワシ自ら見極める」

 

 

その言葉に反応したのは弦十郎であった。

 

 

「……お言葉を返すようですが招致の必要性を感じません。そもそも、我々は彼らに力を貸してもらっている立場で……」

 

 

「その者達がいずれ敵にならないとなぜ断言できる?その僅かな可能性が万にひとつもある限り、我が護国の足を踏ませることも嘆かわしいわ!」

 

 

「その魔導師の一人である少年は、我々の仲間を守るために命懸けで戦ってくれました。幼い少女達は街や人々を守るために必死に戦ってくれました。彼らが敵になることはあり得ません。私の命を懸けてでも断言できます」

 

 

弦十郎は一歩も引かずに訃堂と睨み合う。

 

一触即発かと思われたが、訃堂が視線を外し再び歩き出した。

 

翼が訃堂が出るタイミングに合わせて障子を開ける。

 

 

「まるで不肖の防人よ。風鳴の血が流れておきながら嘆かわしい」

 

 

「我らは防人たらしめるは血に非ず。その心意気だと信じております。そして……私も断言致します。魔導師と呼ばれる者達が敵になることなど、断じてあり得ません」

 

 

訃堂はパヴァリア光明結社の錬金術師に敗北を喫した翼に苦言を呈する。

 

が、彼女はそれに反論し、さらに言い返した。

 

 

「ふんっ!」

 

 

興を削がれたのか、訃堂はなにも言わずに去っていく。

 

弦十郎達はそれを静かに見送るのだった。

 

 

 

第三者side end

 

◆◆◆

 

ヒエンside

 

 

 

俺は高校生魔導師、大空氷炎。

 

S.O.N.Gの立花響達と風鳴機関本部の任務に行って、パヴァリア光明結社の錬金術師達の襲撃にあった。

 

戦いに夢中になっていた俺は、上空から近付いて来る、もう一人の仲間に気付かなかった。

 

俺はその男に黄金錬成とやらでやられ、目が覚めたら……生死不明の扱いになっていた!!

 

大空氷炎が生きていると奴らにバレたら、また命を狙われ、周りの人間にも危害が及ぶ。

 

リニスの助言で正体を隠すことにした俺はとっさに小道冷火(こどうれいか)と名乗り、奴らの情報をつかむために、新人エージェントとしてS.O.N.G本部で活動することにした。

 

なのは達も響達も、俺の正体には気付いていない。

 

知っているのは家庭教師兼師匠のリニスと、超能力者医師のフィリス先生。後は俺の相棒に使い魔達。

 

パヴァリア光明結社の真の目的は依然として謎のまま…!

 

 

「小さくなっても頭脳は同じ!迷宮なしの名魔導師!真実はいつもひとつ!!」

 

 

 

スパコオオォォンン!!!!!!

 

 

 

「バカなことを言ってないでさっさといきますよ」

 

 

「め、名探偵コナンごっこをしてただけではないですか……」

 

 

涙目になりつつも俺はリニスの後をついていく。タンコブをファーストエディションで冷やしながら。

 

そして俺はメガネをかけてS.O.N.G本部の潜水艦内を歩く。

 

道に迷った新人エージェント小道冷火は、途中出会ったS.O.N.G隊員のリニスに道案内をしてもらっているという()()である。

 

ここで俺の小道冷火としてのプロフィールを紹介しよう。

 

身長は約145cmの体重約40キロ。

 

アメリカ出身、両親なしの捨て子で、孤児院育ちの12歳。

 

そして『氷』を操る錬金術師である。

 

S.O.N.G新人エージェントとなる経緯に至った理由は、錬金術の師匠となる人物のコネによって入れたということにしている。

 

うん。

 

言いたいことは分かる。

 

ツッコミ所が多過ぎる。

 

なぜこんな設定になったかというとリニス曰く、怪しすぎるくらいが丁度いいから、らしい。

 

怪しすぎて大空氷炎が小道冷火だという結論になることがないからだ。

 

というかバレたら俺は12歳の少女に変身した変態高校生というレッテルをはられてしまう。

 

それだけはなんとしても避けなければならない。

 

まあ、この時期に新人エージェントなんて怪しすぎるから裏で調査されるだろうが、そこも問題ない。

 

偽の戸籍情報で使った孤児院は既に潰れているし、お世話になった錬金術師という人も既に亡くなっている人の情報を使わせてもらっただけだ。

 

新人エージェント配属の件も国連やアメリカのホームページにハッキングして情報操作を行ったので問題ない。

 

全部相棒とナハトのおかげだ。

 

話は変わるが、俺は死ぬ気の炎で自身の周りの温度操作ができるのではないか、と考えている。

 

うん。

変わりすぎだな。

しかし続ける。

 

俺がルールだ。

 

確証ならある。

 

死ぬ気の炎は物理的に有機物や無機物に干渉できるからだ。

 

炎で木や紙を焼くことはできるし、氷で水や地面を凍らすこともできる。

 

生命エネルギーの出力を高めることで周囲の熱や冷気に干渉するのである。

 

そしてその高めた生命エネルギーで熱や冷気を操作すれば、水を熱湯に変えることも理論上は不可能ではない筈っ!

 

という訳で入院している間に色々と試してみた。

 

結果的に言えばできない訳ではないということが分かった。

 

ただ燃費が悪すぎる。

 

炎から氷に変えるのは息を吸うように自然とできる。

 

同じように炎と氷を操ることも苦もなくできる。

 

だが氷から水に変えることが難しかった。

 

コップ一杯の水を生成するだけでそれなりの時間がかかってしまう。それにエネルギーも思っている以上に消耗する。

 

そして水を熱湯に変えようと試行錯誤しながらやること十数回、なんとかお湯には変えれたが実用化までには程遠い。

 

戦いにも使えない。

 

炎と氷を同時に使用してダイの大冒険に出てきたメドローアのようなこともできないかと試したが、そもそも炎と氷を同時に展開することもできなかった。

 

分かったことは特訓あるのみということだけだ。

 

とりあえずは冷火の姿でいるときは『氷』だけで戦うしかない。

 

『炎』を使用してしまうとすぐに俺だと気付かれてしまうからな。

 

あとは戦い方だ。

 

そこも一応対策は考えてきているので闇の書事件時のようなヘマはもうしない。

 

それとこれからは某錬金術師アニメの一話に出てきた【氷結の錬金術師】とでも名乗るか?

 

カッコいいな。

 

名乗ろ。

 

 

「ここがメインルームです」

 

 

そうこうしている内にメインルームについた。

 

するとリニスから念話が届く。

 

 

『いいですね?くれぐれもバレないように』

 

 

『はい。任せて下さい』

 

 

そして俺はリニスの後に続くようにメインルームへと足を伸ばす。

 

入った俺を待っていたのはブリーフィングを行っている響達と、なのは達の姿であった。

 

数日ぶりに見るが、かなりなつかしく思えた。

 

 

「リニス君戻ったか」

 

 

「はい。こちらが言われていた異端技術に関する資料の全てです」

 

 

リニスは押していた台車を置く。

 

台車の上には多くの書類が乗っていた。

 

 

「ご苦労。それで隣にいる彼女は?」

 

 

司令の視線がこちらを向く。

 

少しビクリとしてしまう。

 

身長が低くなったせいで司令が物凄く大きく見える。

 

 

「彼女は今日から新しく配属される新人エージェントさん……とお聞きしています。道に迷っていた様なのでお連れしました」

 

 

「新人エージェント?……緒川」

 

 

緒川さんが手帳らしきものをペラペラとめくる。

 

 

「はい。確かに今日から新人が一人配属されることになっていますね。通達は昨日されてます」

 

 

「昨日?また随分と急だな。それに見たところまだ幼い様に見えるが……」

 

 

ここで俺は自己紹介する。

 

一応冷静に頭が回るように死ぬ気化もしておく。

 

 

「本日より、超常災害対策機動部タスクフォースS.O.N.Gに参加することになりました小道冷火です。アメリカ合衆国より派遣されてきました錬金術師です。よろしくお願いします」

 

 

「「「「「錬金術師!?」」」」」

 

 

錬金術師という言葉に響達が大きく反応する。

 

しかし司令は落ち着いていた。

 

大物か。

 

 

「冷火君か。俺は風鳴弦十郎という。少し聞きたいことがあるのだが、いいだろうか?」

 

 

「はい」

 

 

「君は錬金術師というが、どこかの結社に所属していたのか?」

 

 

まあそこは気になるよな。

 

 

「念のために言っておきますが、全ての錬金術師が結社に所属している訳ではありません。私はフリーの錬金術師です。こちらに配属されたのもアメリカ合衆国からの指示があって来ただけです。ですからそんなに警戒されても……正直困ります」

 

 

俺はさも当然のように口からデマカセを言う。

 

態度に出さなければ怪しまれることはない。

 

 

「……すまなかった。今はパヴァリア光明結社の錬金術師とのイザコザが続いていてな。装者達もピリピリしていてるんだ。彼女達にはこちらからよく言い聞かせておく。それで気になっていたのだが、君は一体いくつなんだ?ずいぶん幼い様に見えるが」

 

 

「12歳です」

 

 

「「「「「12歳っ!?」」」」」

 

 

俺の設定した年齢に皆が驚く。

 

だがこうでもしないとキュアヒートの姿に見慣れているなのは達に感付かれる可能性があるからな。

 

 

「まだ小学生じゃないの」

 

 

「私達とそう変わらない年齢……」

 

 

その中でもマリアとなのはが一際驚いている。

 

でも中身は18歳の男だからね?

 

しかし装者達からはどこか落ち込んでいるような感情が伝わってくる。

 

サンジェルマン達との戦いで力の差を見せつけられたのが原因か?

 

 

「ご安心を。そこらの連中に遅れを取るつもりはありません。戦闘には慣れていますので」

 

 

すると俺の発言を聞いた面々が驚く。

 

なんだか居づらくなったのでさっさと本題に入る。

 

 

「あの、それで私はこれからどうすればよいのでしょうか?仕事の内容を教えていただきたいのですが」

 

 

「そうだな。緒川、冷火君に仕事の説明を。それと艦内の案内をしてやってくれ」

 

 

「了解しました」

 

 

緒川さんが俺の仕事の説明をしてくれることになった。……再度艦内の案内も。

 

 

「それでは冷火さん、いきましょうか」

 

 

「はい」

 

 

そして俺は緒川さんに連れられ、メインルームを出ていった。

 

 

 

────────

──────

────

 

 

 

緒川さんに艦内を案内されつつ、エージェントとしての仕事内容を聞く。

 

事件が起きたときの避難誘導や被害状況の処理、情報収集や潜入任務などその仕事は多岐に渡る。

 

ぶっちゃけて言えば嘱託魔導師としての仕事とそんなに変わらない。

 

そして同僚となるエージェントの皆さんにも挨拶を済ませた。

 

皆、黒スーツにサングラスをつけていた。

 

思ったんだけどエージェントって黒スーツでサングラスが必須なの?

 

MIBなの?

メン・イン・ブラックじゃないとダメなの?

 

ちなみに俺もサングラスをもらった。

 

まあ気が向いたらかけると思う。

 

そしてキリのいいところで話が終わると一旦、エルフナインの研究室へと向かうこととなった。

 

なんでも賢者の石、ラピス・フィロソフィカスに対抗するための手段が見つかったらしい。

 

緒川さんがこれまでの戦いの経緯を教えてくれた。

 

まあ元から知ってるけどね!!

 

そして研究室へとたどり着くとなぜか響がやけに落ち込んでいた。そんな響をなのは達が精一杯慰めていた。

 

何があったんだろう?

 

 

「あ、冷火ちゃ~ん!聞いてよおぉぉ!皆が私の事をいじめるんだよおぉぉ!!」

 

 

「むぎゅ」

 

 

すると響が真っ正面から抱き付いてくる。

 

俺の身長は145cmで低くなっているので丁度響の胸に埋める形になる。

 

っていうか柔らかくて大きくて良い匂いがするうううぅぅぅぅ!!!!????

 

 

「ひ、響さん!冷火さんの顔が赤くなったあとに段々青くなってきてます!?」

 

 

「あ、ごめ~ん!!」

 

 

なのはが助け船を出してくれたおかげで俺は響の拘束から逃れる。

 

しかし頬には未だに響に抱き着かれたときの感触が残っている。

 

女の子って柔らかすぎるッッ!!!!(戦慄

 

 

「……それで一体何があったのですか?」

 

 

「え、えっと実はね……」

 

 

気を取り直して質問する。

 

響の話に寄れば、賢者の石に対抗するための手段、通称『愚者の石』(命名:雪音クリス)が効果的だと分かったらしい。

 

だがその愚者の石の出所がなんと響の身体から排出されたものらしい。

 

かつてガングニールの破片が胸に残っていた響は、その破片でギアを纏っていたことがあった。

 

しかし融合度数が進むにつれて響の身体は生体融合炉と化し、その影響で体内より生み出された物質が体外へ排出された。

 

研究班の調査によってその物質は、人体の構造組成に極めて近く、位相が虚数に固定されている物と判明。

 

エルフナインは、錬金術師目線からこの物質の正体を、『マイナス位相の賢者の石』と推論した。

 

そのマイナス位相の賢者の石こと『愚者の石』こそが、賢者の石とは正反対の効果を持つ。

 

賢者の石が完全なる物質であるならば、愚者の石は不完全なる物質。

 

位相が真逆の存在である賢者の石にのみ、愚者の石の効果が発揮されるのだ。

 

この『基本、役立たず』の特性がラピス・フィロソフィカスへの対抗手段となるのである。

 

だが響にとっては愚者の石と呼ばれることにかなりの抵抗を感じるようで、まるで自分が愚者と言われているような錯覚に陥っているのである。

 

とりあえず俺は響の頭を撫でて慰めることにした。

 

一刻も早く離れてもらわないと俺の身体が持たぬ。主に精神的に。

 

俺は調和の波動を流しながら響の頭を撫でる。

 

 

「は、はにゃ~」

 

 

するとなんだか借りてきた猫のように響は大人しくなる。

 

優しく繊細な物を扱うように撫でていく。

 

 

「こ、これはなかなか癖になる感覚だよ~」

 

 

響は俺のお腹に頭をグリグリさせてくる。

 

こら。

くすぐったいからやめなさい。

 

 

「な、なんだかとってもいけないものを見ているようデース」

 

 

「冷火ちゃんにはどうやらナデポがあるらしい」

 

 

キリシラの二人が表情を僅かに赤くさせながら見てくる。

 

 

「あのバカは……あれじゃどっちが年上か分かりゃしねぇ」

 

 

「しかしあの小道という少女、やけに落ち着いているな」

 

 

「そうね。少なくともあの年でエージェントに選ばれているし、ただ者ではないわ」

 

 

クリス、翼、マリアの呟きが聞こえてきた。

 

マリアだけが少し警戒しているように思える。

 

 

「にゃ、にゃはははは……」

 

 

「なんだか猫みたい」

 

 

「天真爛漫やなあ」

 

 

「でも響さんが元気になって良かったです!!」

 

 

なのは達年少組は、俺達のやり取りを温かく見守っていた。

 

小学生の少女達に慰められ、生暖かい視線で見守られる女子高生、立花響。

 

なんだかこの状況に無償に親近感が湧いてくる俺であった。

 

すると響は復活した。

 

だが最後にとんでもない爆弾を落としてきやがった。

 

 

「あ、そうだ!冷火ちゃん!この後皆でお風呂に入りにいこうよ!!」

 

 

「………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………え?」

 

 

このとき俺の脳内はまさにフリーズしたのであった。

 

氷結の錬金術師だけに。

 

 

 

ヒエンside end

 

◆◆◆

 

第三者side

 

 

 

弦十郎達は、突如現れた小道冷火という少女のことについて調べていた。

 

 

「司令、冷火ちゃんの情報出ました」

 

 

「アメリカのニューヨーク生まれ。両親は父母共に9歳のときに病死。その後、孤児院に預けられた様ですがその孤児院も彼女が10歳のときに経営がうまくいかず破産。その後二年間の足取りは不明」

 

 

「分かっていることは、その二年の間に今は亡きアメリカ前大統領秘書を介してS.O.N.Gの新人エージェントとして配属されたようです」

 

 

藤尭と友里が情報を伝える。

 

 

「緒川、どう思う?」

 

 

「経歴を調べる限りは怪しいことこの上ないですが、僕個人としては問題ないと思われます」

 

 

「奇遇だな、俺もだ」

 

 

弦十郎と緒川はお互いの意見を話す。

 

 

「あの子が一体何者なのかは分からんが、響君達と接しているところを見る限り、悪い感じはしない。だが……」

 

 

「はい。念のために監視はつけておきます」

 

 

モニターには響達にあれこれと世話を焼かれている少女もとい女装少年の姿が映っていた。

 

その顔は無表情であった。

 

どうやらクールビューティ路線でいくらしい。

 

なお、一日目にして既に精神の限界の模様。

 

がんばれ小道冷火。

 

君の戦いはこれからだ。

 




次回はお風呂回と原作で言う第七話くらい。

アダムに疑いの目を持つサンジェルマン、カリオストロ、プレラーティ。

少しずつ原作とは違った展開になっていきます。

その少しずつが、原作とはまた違った未来へと進んでいきます。

では、また(・∀・)ノ

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