大空の炎の力を操る転生者   作:Gussan0

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どうも(゜▽゜*)

かけたので投稿しやす。

では、どうぞ( *・ω・)ノ


第百二十話 ギンガ&スバルとの交流

ヒエンside

 

 

 

リニスとの組み手を終わらせた後、ギンガ&スバルから質問の嵐であった。どうやら俺とリニスの組み手は二人からしたら、映画を見ているような迫力があったらしい。

 

まぁ、ノンフィクションだし。

 

しかし…先ほどの組み手を振り返ってみても俺はあれを勝ったとは思わない。言わばあれは指導してもらったようなものだし。

 

だがまぁ、リニスが勝ったから胸をはれと何度も言うもんだから…思いっきり胸をはってやった。

 

 

「ザマァーm9(^Д^)プギャー」

 

 

「………フン!」

 

 

 

ゴン!!

 

 

 

「………!!!」(声にならない悲鳴)

 

 

「誰も調子に乗れとは言っていません!!」

 

 

「解せぬ」

 

 

そんな俺達のいつものやり取りをしつつ皆で楽しく話していると、ナカジマ家の大黒柱ゲンヤさんが帰って来た。

 

さっそく俺とリニスが挨拶をした後、クイントさんが事情を説明してくれた。

 

それを聞いたゲンヤさんは笑いながら「泊まってけ泊まってけ!」とOKしてくれた。

 

俺達はお言葉に甘えて泊まらせてもらった。

 

そして思ったことがひとつ。

 

ゲンヤさんは渋いダンディーな声でした。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

そして翌日、俺はギンガ&スバルと共にクラナガンの観光に来ていた。リニスはクイントさんと、メガーヌさんの二人と一緒にショッピングに出掛けた。

 

ゼストさんは晩御飯を食べた後、真っ直ぐに自宅へと帰ったので今日はいない。ゲンヤさんは休みなので家でゆっくりしている。

 

なので今日は俺はギンガ&スバルと遊びに来たのだ。

 

 

「お兄ちゃんあっちに、公園あるよー」

 

 

「イエッサー」

 

 

俺はスバルに手を引かれて一緒に走っていく。

 

後ろからは相棒を抱いているギンガがやれやれといった表情でこちらにゆっくりと歩いていた。

 

うん。

ちょっとおかしくない?

 

なぜ俺は7歳時に呆れられているのか?一応俺、君より10歳は年上なんだけど。

 

 

「ギンガさんや?なぜそんなに呆れているのかね?」

 

 

「え?呆れてなんていないよ?スバルとすぐに仲良くなってるから…すごいなって思ってただけで」

 

 

「そうなのか?そうかそうか。そんな褒めるなよ」

 

 

「あはははは…(年上に見えないなんて言えない…)」

 

 

ギンガ&スバル姉妹と公園を歩いていると、アイスクリーム屋を見つける。

 

丁度食べたくなった俺は二人に声をかける。

 

 

「お~い、ギンスバ~あそこでアイス食べようぜ~」

 

 

「アイスー!!」

 

 

「え?いいのお兄ちゃん?」

 

 

「遠慮するなー…という訳でいくぞお前らー!!!!!」

 

 

「あ、待っておにいちゃーん!」

 

 

「あはははは…」

 

 

俺はギンガ&スバルを引き連れ、アイスクリーム屋へと近付く。どうやら車営業のお店らしく、カラフルに車自体も飾りつけされていた。

 

そして俺達は店員さんにメニューを見せてもらう。

 

ふむ。

ここは王道のバニラアイスでいこうか。

 

 

「俺はバニラで」

 

 

そして俺はギンガ&スバルにメニューを見せる。

 

 

「お前さん達はなにするよー?あ、奢ったげるからお金は気にするなよ?」

 

 

「じゃあわたしはこれー!三段アイスー!!チョコとストロベリーと、バニラー!!」

 

 

「え、えっとじゃあ…私もバニラで」

 

 

「了解ー」

 

 

そして俺は店員さんにメニューを伝える。

 

その間三人でしばし待つことに。

 

俺はギンガ&スバルに視線をチラリと向ける。

 

スバルはヨダレを垂らしながら目をキラキラと光らせていた。

 

ギンガはため息をつきながらポケットティッシュでスバルの口元を拭いていた。

 

見てて思った。

 

なのはといい、フェイトといい、ギンガといい……大人っぽい子はホントおとなっぽいな。

 

逆にスバルといい、美由希さんといい、忍さんといい……子供っぽい人はこどもっぽい。

 

しかしスバルはわずか5歳で三段アイスを食べるのか。一体どんな胃袋をしているのか?

 

するとアイスができたのか店員さんが持ってきてくれた。

 

俺はギンガ&スバルにアイスを渡すと、食事スペースに三人で座る。

 

 

「んー…冷たくて美味しい!」

 

 

「おいしい」

 

 

「うめぇ」

 

 

三者三様のリアクションでアイスを食べる。

 

ミッドチルダのアイスは少し甘め重視であるようだ。

 

一足先にアイスを食べ終わった俺は次にどこへ行こうか決める。

 

 

「次はどこへ行こうかな?」

 

 

そういえばお土産買ってなかったな。

 

 

「なぁギンガ、どこかお土産買えるところとかないかな?」

 

 

するとギンガはアイスを食べながら答える。

 

 

「それなら…ミッドデパートにいったらどうかな?」

 

 

「ミッドデパート?」

 

 

また安直な名前だな。

 

 

「うん。そこなら色んなお土産屋さんあるよ」

 

 

「なるほど。場所分からないから教えてもらってもいいか?」

 

 

「うん。全然大丈夫だよ」

 

 

ギンガが笑顔で答える。

 

守りたいこの笑顔。

 

思わず頭を撫でた俺は悪くない。

 

 

「///」

 

 

ギンガは顔を赤くして俯く。

 

おおおおおおー

 

かわええやつよのう~~

 

撫でてて気付いたがギンガの髪はさらさらしている。

 

そして俺はいつしかギンガの髪をいじって遊んでいた。

 

 

 

○髪の毛を上にあげる

 

 

 

◆ヽ( ̄∀ ̄)ノ◆ほれほれ

 

 

 

「………」

 

 

 

○ヤマタノオロチを作る

 

 

 

◆\(o・Q・o)/◆ ヤマタノオロチ

 

 

 

「………」

 

 

 

○髪の毛振り回す

 

 

 

シュルシュル〝◎―ヾ( ̄ー ̄ )ノ―◎゙シュルシュル

 

 

 

「………(怒)」

 

 

 

○富士山作る

 

 

 

◆ヽ(・∀・)ノ◆フジサン

 

 

 

「………(怒)(怒)」

 

 

 

そしてついに……

 

 

 

 

 

 

「お兄ちゃん……そろそろおふざけはやめようか」

 

 

 

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴ……

 

 

 

 

 

 

ギンガさんがすっかりお冠であった。

 

 

 

 

 

 

やべ…やりすぎたorz

 

 

 

 

 

 

そして五分ほどレディーの髪で遊ぶとはどういうことなのか!?とか、もう17歳なのだからしっかりしなさい!!とか色々言われたのだった。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

「デパートいくのー!?」

 

 

「おうともよ」

 

 

ギンガの機嫌がなんとか治った後、俺達はお土産を買うためデパートへと向かっていた。

 

そして三人で歩いていると、肩車している親子が俺達の横を通りすぎる。するとその親子をギンガ&スバルがどこか羨ましそうな目で見ていることに気付いた。

 

ふむ。

これはあれか?

 

とりあえず俺は二人に声をかける。

 

 

「肩車してやろうか?」

 

 

「え!?」

「いいの!?」

 

 

「ええよー」

 

 

という訳で俺はスバルを肩車した。

 

持った感想は年相応に重かった……ということは言わないでおこう。

 

 

「おおー!たかーい!!」

 

 

スバルが嬉しそうに声をあげる。

 

俺はギンガにも声をかける。

 

 

「後でやってやるから順番交代な?」

 

 

「え、わ、私は…」

 

 

「まぁまぁ。さっきの髪の毛のお詫びということで」

 

 

「あ、あれはあの!」

 

 

ギンガは顔を赤くさせて俯く。どうやら説教したことが今になって恥ずかしくなってきたらしい。

 

安心しろギンガ!

キッチリ録画済みだぜ!!Σd(・∀・´)

 

具体的には10年後辺りにからかうために。ケケケケケケΨ(`∀´)Ψ

 

そして俺達は再び歩き出す。

 

 

 

10分ほど歩くと…

 

 

 

「あ、あそこー!!」

 

 

 

スバルが指を指して教えてくれる。

 

 

 

指が指すその先には大きなデパートがあった。

 

 

 

なんというか巨大な百貨店のような外観であった。

 

 

 

そして行こうとしたとき……

 

 

 

「あ」

 

 

 

ふと気付く。

 

 

 

「お金足りるかな…」

 

 

 

俺はカバンから財布を取り出すと、いくらあるか確認する。

 

 

 

いくらか心元なかったので俺はギンガに声をかける。

 

 

 

「ギンガさんや…ここら辺にATMか銀行ないかな?」

 

 

 

「えーっと…あっちに銀行あるよ」

 

 

 

「ちょっとお金足りないからいってくるわ」

 

 

 

「あ、私たちもいくよ」

 

 

 

「そうか?」

 

 

 

「うん。心配だし」

 

 

 

ちょっとギンガさん?

 

 

 

何が心配か詳しく聞いていいかな?

 

 

 

そして俺はスバルを肩車したまま、ギンガと共に銀行へと入っていく。

 

 

 

ちなみに名前はミッド中央銀行である。

 

 

 

うん(゜-゜)(。_。)

 

 

 

安直だな。

 

 

 

そしてミッドに来るためにクロノから預かったキュッシュカードでお金を引き出そうとする。

 

 

 

ちなみにこれちゃんとした俺のお金であるから心配ない。PT事件の功労者ということでお金もいくつか貰っているのである。功労者万歳。

 

 

 

そしてお金を引き出そうとしたとき……

 

 

 

 

 

 

「テメェら!!手ぇあげろ!!!」

 

 

 

 

 

 

パアン!!!!!!

 

 

 

 

 

 

そのとき大きな声が聞こえたと思ったら銃声音のような音が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

すると入り口から黒ずくめの集団が銃を持って入ってくる。

 

 

 

 

 

 

いきなりのことに俺とギンガ、スバルは硬直する。

 

 

 

 

 

 

「キャアアアアアア!!!!????」

 

 

 

 

 

 

そして立ち直ったのは、女性の悲鳴が銀行内に響いてからであった。

 

 

 

 

 

 

俺達は銀行強盗に巻き込まれてしまった。

 




次回は銀行強盗にどう対処するか?

では、また(・∀・)ノ

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