前回『鋼の錬金術師』と『魔法科高校の劣等生』のコラボを書くといったな。
あれね…
もう既に二話程書いて投稿しちゃった(*ゝ`ω・)テヘ
ちなみにタイトル『魔法科高校の鋼の錬金術師』っす。
まぁ、同時投稿できそうならどっちも投稿していきやす。
では、どうぞ( *・ω・)ノ
ヒエンside
三人と合流した俺達は真っ直ぐクイントさんの家、ナカジマ家へと向かっていた。
ナカジマという名字を聞くと、自然にイソノという名字が思い浮かぶ。そういえば最近サ○エさんの終わりのジャンケンになかなか勝ててなかったことを思い出した。ちくせう。
そしてクラナガンの道を五人で歩いていく。
俺はキョロキョロと周りを見ながら歩く。周りには犬の散歩をしている人や、スーツを着て忙しなく歩いている人、学校帰りの生徒など……たくさんの人達が歩いていた。
本当に……地球と変わんねぇorz
そうそう。
メガーヌさんがやってきたとき、赤ちゃんを抱いていた。名前はルーテシアで女の子だ。まだ産まれて数ヶ月しか経っておらず、むちゃくちゃ可愛かった。
ルーテシアといえば、10年後に機動六課のキャロのライバルポジションで出てくる女の子である。
こんなに可愛い女の子が10年後には、あのふざけたマッドサイエンティスト、ジェイル・スカリエッティの言いなりになっていると考えると、なんとも言い切れぬ怒りが身体中を駆け巡る。
ぶちのめすことができるなら今からでも探しだして、世界の果てまでぶちのめしたいが…残念ながら…俺は奴の居場所を知らない。
それに下手に動き回ったら、周りの人達が狙われるかもしれない。今は何も出来ないのが正直歯がゆい。
そうこう考えている内にとある一軒家についた。綺麗な庭付きの家である。これってローンいくら組んだのかな?うん。考えるのは失敬だな。やめとこう。
そしてクイントさんが家へと入っていく。すると二人の小さな女の子が出迎えてくれた。
「ただいまー!」
「お母さんおかえりなさーい!!」
「おかえりなさーい!!」
女の子二人は元気な声でクイントさんを出迎えた。
うん。
間違いなくギンガとスバルである。
Strikersではギンガが17歳で、スバルが15歳だったはず。ということは今はその十年前であるからギンガは7歳、スバルは5歳となる。
「?どなた?」
ギンガが俺とリニスを見て純粋に小首を傾げる。ゼストさんとメガーヌさんに疑問を感じない辺り見慣れているのだろう。だが……
「( ゚∀゚)・∵. グハッ!!」
その破壊力が尋常ではなかった。
やめろ!
そんな純粋な目で俺を見るな!!
浄化されるうううぅぅーーー!!!!!
「戻ってきなさい(゜o゜)\(-_-)」
リニスに叩かれ再びトリップから戻る。
「紹介するわねヒエン君、リニスさん。娘のギンガとスバルよ。ほら、二人とも挨拶なさい」
「えっと…ギンガ・ナカジマです。よろしくおねがいします…。えっと……お、おにいちゃん?」
「ゴフッ!!――(゚Д゚; )→ グサッ!!」
お、おにいちゃん…
アリシアからも言われたが、幼女から言われると犯罪チックに聞こえるのはなぜだろう?
何も悪いことしていないはずなのに、何か罪を犯したような気分になってくる。あら不思議。先生こいつが犯罪者です。
「ほら…スバルも」
「………スバル」
スバルはクイントさんの背中に回り込んでこちらをジーっと見つめる。
恥ずかしがり屋なのかな?
「こらスバル…全くもう~」
クイントさんがやれやれと首を振る。
するとリニスが笑顔で座り込み、ギンガとスバルに視線を合わせる。
「初めまして…ギンガちゃんに、スバルちゃん。私はリニスと申します。こっちにいるのがヒエンお兄さんです。どうぞよろしくお願いしますね」
「「よ、よろしくおねがいします」」
ギンガとスバルは顔を赤くさせながら、リニスに挨拶する。
リニスは誰もが見惚れるような優しい笑顔で二人に語りかけていた。
リニスは母性の強い山猫が素体となる使い魔である。二人がフェイトとアリシアとかぶったのだろう。二人を見る目がとても優しい。
けれどその割には男の影がまるでないんだよね。それに俺には厳しいときがあるし。その優しさを少しは俺にも分けてほしいものである。
すると二人の小さな女の子の視線が俺に向く。
ふむ。
続いて俺が自己紹介をするのだが……ここで普通にしていては面白くない。
なのでここは少しウケを狙ってみようではないか。フハハハハハハ(゜▽゜*)
「よし出てこい相棒」
「ガァウ」
そのときポンと俺の頭の上に小ライオンの相棒が出てくる。
「「「!?」」」
「「!!」」
側にいたゼストさん、クイントさん、メガーヌさんが驚く。そしてギンガとスバルの二人は気のせいでなければ、目を輝かせている。
「そして…出てこいお前達」
すると相棒の口の中から赤・黄・緑・紫・ピンクの光が出てくる。そしてポンと姿を現す。するとミニッツの五匹が現れた。
「「「「「ガァウ」」」」」
「「!!!!!!」」
ギンガとスバルの目がこれでもかと言うほどに輝く。
そして俺はミニッツ達に指示を出す。
「行くぞお前達!」
「「「「「ガァウ!!!!!」」」」」
うむ。
気合い十分である。
まずはミニッツ達のお手玉だ。
「ほ、は、あらよっと」
「「「「「ガウガウガウガウ」」」」」
俺はジャグリングをするかの如く、ミニッツ達をポンポンポンと投げ飛ばしキャッチするといった行為を繰り返す。
そして五匹共、空中に高く投げ飛ばし俺は空中に炎の輪っかを五つ作る。すると五匹共に輪っかをくぐる。
そして俺は輪っかの通路を作ると、その通路を五匹が通る。空中に赤・黄・緑・紫・ピンクの魔力光が綺麗に輝く。
そろそろ仕上げだ。
「零地点突破・ファーストエディション」
そして俺は二メートルほどの大きさの氷を空中に作り、それをミニッツ達に破壊させた。
「調和の咆哮!」
「「「「「ガアアア!!!」」」」」
すると氷は砕けちり、キラキラキラと輝いて地面へと降り注ぐ。
そして俺は両手を広げる。
その上にミニッツ達がクルクルと回りながら着地した。
そして全員で声をそろえ……
「「「「ヘイ!/ガァウ!!!!」」」」
見事に決めた。
(ふっ……決まった!!)
「「「「「「……………」」」」」」
「………」
「「「「「「……………」」」」」」
「………」
あの……沈黙は辛いのですが……
そして俺が外したかと意気消沈していると…
パチパチパチパチ
パチパチパチパチ
「すごい!すごーい!!」
「おにいちゃんすごーい!!」
ギンガとスバルの二人は喜んでくれていた。すると俺の周りにいた大人達も拍手しながら絶賛してくれていた。
リニスも少し呆れながらも、楽しそうに笑ってくれていた。
そして俺は二人の心を掴む事に成功したのだった。
◆◆◆
「さてヒエン…」
「なんでございましょうかリニス様」
そして俺はナカジマ家のリビングにて、リニスとマンツーマンで話すことになった。お互い正座でorz
ギンガとスバルは相棒とミニッツ達に夢中になっており、一緒に遊んでいる。
そしてクイントさん、メガーヌさんは晩御飯の用意、ゼストさんはメガーヌさんに頼まれてルーテシアの子守りをしている。……子守りしてるゼストさんの違和感が凄まじい(迫真
「まずミニッツといいましたか。あの子達はいつから?」
「ああ。あの子達は相棒をサポートする使い魔みたいなもんだ。相棒の魔力プログラムでできてる」
するとリニスから念話が届く。
『それはジュエルシードの影響で…ですか?』
『ああ。ジュエルシードを飲み込んだらパワーアップしたみたいでな。それで相棒自身が魔力を持ったことで、あの子達が生まれたって訳だ』
重要な所は念話でぼかして話す。
「そうですか…。それにしてもいつの間にあんな練習をしていたんですか?」
「あ、いや皆の前で一発芸を披露しようかなと」
まさかそれが役立つ日がくるとは…
人生何が役に立つか本当に分からない(迫真
するとエプロンをしたクイントさんがこちらへとやってくる。
「ごはんよ二人とも。こっちに来てくれる?」
「あ、はい」
「分かりました」
そして俺達が台所へと向かうと、食事スペースだろうか?大きなテーブルと多くのイスがあった。
そこには既にメガーヌさん、ゼストさん、ギンガ、スバルの四人が揃っていた。
テーブルの側には相棒とミニッツ達が既にごはんをいただいていた。
俺達は空いてる席につく。
側にはスバルとメガーヌさんがいた。
図にするとこんな感じである。
-----俺
--┏━━┓
ス|----┃メ
ギ|----┃ゼ
ク|----┃リ
--┗━━┛
だが机の上を見た瞬間、俺とリニスの顔は引きつった。
おかずは唐揚げだった。
だがその数が尋常ではなかった。
唐揚げが大盛りであった。
味噌汁も大盛りであった。
ごはんも大盛りであった。
デザートも大盛りであった。
「さぁ、たんと食べて!」
クイントさんが言うと、ギンガとスバルは大きな声でいった。
「「いただきまーす!!」」
覚悟を決めて俺もいただくことにする。
「いただきます!!」
フードファイターの力見せてやるぜ!!
俺の胃袋は宇宙だー!!!!!!!
約二十分後……
「うぷっ。………もう食べられない……」
俺はテーブルの上でダウンしていた。
俺の頭の中ではSM○Pの夜空○ムコウが流れていた。
「はぁ。全く……ギンガちゃんや、スバルちゃんに対抗して考えずに食べるからですよ?」
「そんなこと言っても……美味しかったんだから仕方ない。俺は悪くない。美味しかった料理が悪い」
リニスから毎度お馴染みとなっているお小言をもらう。
「あははは……一応褒め言葉として受け取っておくわね」
クイントさんが苦笑いしながら俺とリニスのやり取りを見る。
「おにいちゃん大丈夫?」
「大丈夫?」
「ああ…大丈夫大丈夫。ちょっと食いすぎただけだから」
ギンガとスバルが心配そうに話してくる。俺は軽く笑いながら返した。
しかし恐るべきはギンガとスバル、そしてクイントさんの食欲である。百個はあったカラアゲが一つもない。
スゲェよ。
三人ともギャル○根に迫るような食いっぷりだったよ((((;゜Д゜)))
「そういえば気になってたんだけど…」
するとメガーヌさんがお茶を飲みながら俺に話してくる。
「ヒエン君はいくつなの?」
「へ?俺ですか?」
「あ、それ私も気になってた」
そこにクイントさんも乗っかってくる。
「え、えーっと17歳ですけど」
するとクイントさんと、メガーヌさんの目がキュピンと光った気がする。
え?
なんです?
すると二人は口を揃えてこう言った。
「「ねぇねぇ、来年のインターミドルに出場してみない?」」
それは魔法戦競技に対するスカウトであった。
リリカルなのはで一番使えそうな魔法ってブリッツアクションだと思うんだ(゜-゜)
だって仕事に遅刻しそうになっても高速移動使えるやん?仮面ライダーカブトのクロックアップもどきとかできそうやん?
きっとオリンピックとかでも活躍できそうやん?
あ、でもドーピングで捕まるか((((;゜Д゜)))
では、また(・∀・)ノ