でもね?この性能を発揮するには、とある条件を満たす必要がありまして、その条件というのが………
ピンポーン……
ん?郵便かな?こんな時間にご苦労なこって………。
ヴィクトリア(CV:男の娘キャラが似合いそうな人)
種族:人間
性別:女性
クラス:神の使徒(神官職最高位)
役職・地位:ナザリック地下大墳墓AOG第41位、及び副首領閣下
所属:ナザリック地下大墳墓AOG第41位
身長:153cm
属性:100(善)
・性格は至って温厚、アインズとナザリック所属の全NPCを全て等しく想っている、ナザリック外の害意の無い種族に対しては友好的で、害意ある者に対してはそれが何であれ敵であると認識すればその者を殺害することに何ら罪悪感を感じない。
親しい者には『僕』という一人称に砕けた口調で喋り、害意の無い友好的な者には『私』という一人称にデスマス口調で話す、明確な敵に対しては『私』という一人称にまるで自分こそ神だと言わんばかりの尊大で傲慢な態度をとる。
・ステータスは防御力と回復魔力に偏っており、火力とスピードに関しては一切強化していないんじゃ無いかとも思える貧弱さ、完全に間違えている上にふざけているようにしか思えない割り振りだ。
しかし、ありとあらゆる耐性を身につけているため、ギルドバトルの侵攻戦において上記のステータスは敵プレイヤーにとって脅威となる。
ギルドバトル序盤における敵前線の突破、中盤での苛烈極める戦闘での回復役、終盤において敵プレイヤーの視線を釘付けにして味方の援護をする………つまり、いられると非常に厄介な存在なのだ。
敵側から見たヴィクトリアは、ありとあらゆる耐性を持つために、属性攻撃はその全てが無効化、硬すぎるため与えられるダメージは極微妙、さらに過剰とも言える回復魔力によって低位の魔法で大幅に味方を回復させることができ、詠唱が早くMPが多いため回復魔法使い放題、ついでに神官職のため聖属性攻撃に長け、異業種等に特効ダメージを与えやすい。
………エグい。
・しかし、一定条件を満たせばアインズ・ウール・ゴウンにおける最高火力をを発揮できるようになる、条件はーーーー………。
いくつかの儀式的な魔法陣の展開や時間、長々とした詠唱を必要とするいわゆる必殺技を会得しており、最も使用頻度が多いのはギルドバトルなどでよく使われる『慈悲深き聖槍(パルジファル・ロンギヌス)』、非常に強力な範囲攻撃力を持つが、ヴィクトリア曰く『所詮は劣化』。
『慈悲深き聖槍(パルジファル・ロンギヌス)』
あらゆる生命の魂を祓い清め、天上の神々の元へ導くーーー………という設定の技。
発動すると自分が持つ最も高品質な槍系統の武器を自動で選択して装備、ド派手な演出ののちに一閃する火力と範囲に長ける必殺技。
発動までに長い時間がかかるのは詠唱をする必要がある………というわけではなく、とある条件を満たすまで無防備になる自分を無防備と悟らせないためのものである。
・種族に関してはとある事情によるもので、モモンガやAOGのプレイヤーもそれを認知した上で在席を許可されている。
・属性はナザリックでは数少ない善(100)である。