陽炎
長門
陸奥
岩川基地 食堂
「な、なあ、陸奥、陽炎」
「「なんですか?」」
「いや、なんで陸奥はAC版のスプラッターハウスを笑顔でできて、陽炎はそれを笑顔で見られるんだ?私はそれがわからないんだが」
「そうですか?まあ、たしかに少々グロいけど、慣れればそんなでもないですよ?」
「長門さん、グロだめですもんね」
「そういうものか…。いや、本当になれるのかこれ?」
「なれますよー。ねえ、陽炎さん」
「そうですね。なれますね。……あ、いまだに慣れない奴はいますけれどね。ほらパート3の」
「あ、あの白子っぽいやつですね?」
「ま、まってくれ。白子っぽいやつなんているのか?!」
「いますねえ。あれみると当分白子食べられなくなります」
「まあ、あれは家庭用だけですし…。あれ?長門さんと陸奥さん同じ部屋ですよね?見てないんですか?」
「いや、見た記憶はないな」
「あー、そういえば長門さんの前でスプラッターハウスやったのは…これとわんぱくグラフティぐらいでしたっけ?」
「あの、スリラー踊るやつか?」
「です。長門さんゲームオーバー画面で震えてましたもんね」
「いやあれは怖いだろう…。真っ暗の部屋でやられたんだぞ?」
「なんでまたそんな」
「いや、あれ本家に比べるとやっぱりそこまで怖さないですし。それぐらいの演出はないと」
「陸奥、あの時の私を見て微笑んでたもんな」
「涙目の長門さん可愛かったですし」
「今もちょっと涙目ですもんね?」
「いや、違うぞ?私は泣いてなんかないからな?!」
「そうですね。長門さん強いですものね」
「そうです。長門さんは強くてかっこいいです」
「そうだろうそうだろう」
「そんな強い長門さんはスプラッターハウスをプレイしても大丈夫ですよね?」
「みたいなー、長門さんがプレイするスプラッターハウスみたいなー」
「いや、それとこれとは話が別だろう。………なあ、陸奥、陽炎。この主人公は彼女を助けに来たんだよな?」
「そうですね。喋りながらわりとここまでこれちゃうものですね」
「まあ、やり込んでるとそんなに止まらずにジェニファー戦までこれちゃいますよね」
「な、なんで助けに来たはずの彼女を倒しているのだ?!可笑しいではないか!」
「それはまあ、彼女が化け物になってますし?」
「プリーズキルミー、って言ってますし?」
「プリーズキルミーって言ってても助けるのが主人公なのではないのか?!」
「まあ、それはそれ、これはこれです。……何回やってもこの倒しちゃった後はやりきれませんけれどね」
「そうですよねえ。助けに来たのにこのオチは…。まあ、だからこそパート2とか3とか出たんでしょうけれど」
「ですよね。長門さん、パート2か3やりません?」
\ゼッタイニヤランゾ!/