陽炎
アトランタ
暁
夕立
岩川基地 食堂
「ね、ねえアトランタさん!れでぃはどれを選んだらいいのかしら?!」
「ぽいー!夕立はこの子選びたいっぽいー!」
「いや、好きに選べよ…」
「お疲れ様です。いやあ、アトランタさん、来られたばっかりなのになんか申し訳ない」
「全くだよ。私は日本の駆逐艦苦手だ、つってんのに」
「アトランタさん、見てみて!暁はこのぺ・・・ぺぷろす?ってのにしたわ!」
「夕立はDINO-246っていのにしたっぽい!」
「二人共初心者向けではないのを選んでるなぁ…」
「そうなのか?アイオワが言うにはどんな機体でもクリアは出来るつう話だが」
「そりゃ、アイオワさんならそういうでしょうねえ。…というか、そのアイオワさんは?」
「「ユーがもっと日本の駆逐艦と仲良くなれるようなゲームソフトを持ってくるまでこれで遊んでいて!」って言ってどっかいったよ」
「何を持ってくるのか」
「わ、わ!アトランタさん、暁の機体、とても早いわ!これこそれでぃの嗜みよね!」
「いや何がだよ」
「ぽぃぃ…。夕立の方は遅いっぽい。でも、ボーナス、は取りやすいっぽい」
「そうか、良かったな。私が言えるのはそれぐらいだ」
「いやあ、あれですよね。アトランタさん、この二人、の前世に沈められた記憶持ちですよね?」
「そうだよ。まあ、別に悪い子たちじゃないから、そこまで嫌う必要はないんだけどさ」
「ですよねー。いやあ、よかったよかった。…まあ、二人にはそれぞれ、本来の保護者いますが、アトランタさんも保護者枠ですよね」
「よしてよ。まだそんな歳じゃないわ」
「あはは、ごめんなさい。でもほんと、暁と夕立と絡んでるアトランタさんみて「きて数日だけど慣れてくれてよかった」って思ってる人多いと思いますよ」
「そう。まあ、別に悪くはないかな」
「そうですか。…あ、ちょっと話は変わりますけど、比叡さんのカレー食べたんですよね?」
「ああ。美味しかった、と言うと皆驚くがどういうことだ?」
「ん、んんんんー…。比叡さんも成長している、のか…?」
「…そういうやつ、なのか?」
「そうですね。そういうやつ、です」
「そうなのか…」
「………終わったわ。れでぃの機体はまだ暁には早くて、あれだったわ…」
「6面難しいっぽい…」
「あー、ギャラクシーとインパルス、デーモンかあ」
「ボーナス取りやすいつってたよな。それのせいじゃねえ?」
「そんなことあるっぽい?!」
「アイオワの話によると、な」
「そうなのね。れでぃへの道は中々に難しいわ」
「そうだね、難しいね」
「なによぉ!陽炎!」
「はいはい、暁怒こるな怒こるな」
「むぅー!ぷんすこ!」
「でた!ぷんすこっぽい!」
「かすんぷ」
「…あんま怒ってねえな?」
「それはもう」
\ ワイワイガヤガヤ /