陽炎
那珂
舞風
嵐
野分
萩風
岩川基地
「きゃはっ♡那珂ちゃんアイドルだから、永パも完璧!」
「すごーい!那珂さんすごーい!」
「ほんとだ!さすが、那珂さんだぜ!」
「…選んでるキャラがアイドルらしくないんですが」
「ねぇ…」
「いや、シュマちゃんでしょ?アイドルにぴったりだと思うよ」
「師匠みたいなものだよ」
「「そうなんですか?!」」
「あ、SVC3、では単独番組もってるんでしたっけ?」
「そうそう。まあ、シュマちゃんのSVC3初登場はDLCだけどね。でも、アイドルとしてやっぱり単独番組持つに至るって凄いと思うな」
「ですよね。那珂さんもいつかは?そうなったら私も呼んでね」
「俺も頼むぜ!」
「もちろん♡今はアイドルとしてまだまだだけど、いつかは、ね!」
「……ね、陽炎姉さん。那珂さんが使ってるキャラってそんなにメジャーなキャラなんです…?」
「いんや?マイナーもマイナーなキャラ。というか、CAPCOMのオリジナルキャラって言っていいかもしれない」
「えっ」
「えっ」
「あー。かもしれないね。でも、シュマちゃん芸歴はだいぶ長いよね?」
「そうですね。初登場は、1970年代のドクター・ストレンジですし」
「インドの山奥へ行く人?」
「なんて覚え方してるの、舞風」
「えー、だって。のわっちと一緒に見た映画でそうだったじゃん?」
「いやそうだけど。…のわっちって呼ばないで」
「なんでだよ、可愛いだろのわっち」
「そうだよ、のわっち♡」
「………いや?」
「………嫌じゃないですけど、恥ずかしい…」
「お、かわいいところあるじゃんのわっ…ごっ」
「きれいなボディーブローが。野分、あんまり陽炎姉さんのお腹をいじめてはいけないよ?」
「…わかっています」
「わかってるならやめて、ほしい。………で、えーっと」
「シュマちゃんがどれだけの人かって話だよ」
「あー。…とはいえ、ドクター・ストレンジに出てたのって2話、…あれ?3話?」
「えっ?!それだけしか出てないの?!」
「まあ、それぐらい強いキャラにしちゃったからね」
「はへー…。そんなに凄いキャラなんですか、このタコ」
「シュマちゃんことシュマゴラスさんをタコ呼ばわりすると夜出てくるよ?」
「ひえっ。出てこないでください、シュマゴラスさん!」
「嵐、幽霊とか弱いもんね」
「そういうの見ると萩風のそば離れないものね」
「そうそう、ね、嵐」
「…いいじゃねえか。萩も夜はちょっと苦手だろ?WinWinの関係だよ」
「まあ、それはね?」
「まあ、シュマゴラスの元ネタと推測されてるシュブ=ニグラスがとんでもないキャラだからなあ。パンの女神で即死級だし…」
「パンの女神は許されない」
「……で、その後、シュマさんはマーベルの漫画に出たんですか?」
「十年ぐらいたって、コナン・ザ・バーバリアンに出たよね」
「十年?!」
「十年。で、その後、これが出て、ちょくちょく強キャラ感を出しながら出れるようになったって感じかな?」
「…はえー」
「シュマさんすごーい!」
「すごーいぜ!シュマさん!」
「すごいよね!」
\ スゴイスゴイーイ /
シュマちゃんを簡単に説明するSSになってしまった…。
いやでもヒロインだからね、仕方ないよね。