陽炎がゲーム語りするだけ   作:のゔぇんぶれ

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登場人物

陽炎

榛名


天地を喰らうⅡー赤壁の戦いーについて

岩川基地 執務室

 

「李典さーん><」(スタートボタンポチー

 

「執務室に入ったら榛名さんが天地を喰らう2をやっててなおかつ李典を倒しながら「><」って顔になってるという不思議な体験をした」

 

「あ、陽炎さん」

 

「お疲れ様です。いや、まあ、そもそもなんで榛名さん、天地を喰らう2を?」

 

「え、えっと…。始め、霧島と一緒に「カプコンベルトアクションコレクション」でバトルサーキットを遊んでいたのだけれど」

 

「それはとても榛名さんっぽいです」

 

「そう?」

 

「ええ。で、それがどうして天地を喰らうに?」

 

「霧島が金剛お姉さまに呼ばれて、一人になったのでちょっとバトルサーキットをお休みしてですね、他のゲームをやってみようと」

 

「なるほどなるほど」

 

「で、インターネット(iPhoneのこと)で榛名一人で遊べるのあるかなーって思って。探してたらちょうどよく榛名も知ってる三国志をゲームにしたやつがあって」

 

「ああ。榛名さん、一時期、蒼天航路読みまくって尚且、三國無双やりこんでましたもんね」

 

「はい!で、とりあえずやってみようと。そしたら…李典さんが><」

 

「あー、一面のボスですもんね、李典」

 

「はい…。で、ちょっと今調べてみたら二面で惇さんとか三面で許褚さんとか…」

 

「二面の惇兄は初心者殺し」

 

「そうなんですか?!流石惇さん!」

 

「まあ、そもそも馬乗ってるのが初心者殺しっていうのもあるんですが」

 

「あ、そうですよね。…でも榛名の関羽さん、すぐ降ろされちゃいました…」

 

「まあ、関羽は降りたほうが強いまでありますし」

 

「ぱんちぱんち投げ」

 

「画面外へはじき出して」

 

「ぱんちぱんち投げ」

 

「これで完璧です」

 

「李典さんはそれで倒しました」

 

「その後「><」ってなったと」

 

「討ち取っちゃったんですもん><思わずポーズもしますよ」

 

「なるほどなー。…あれ?榛名さんってやっぱり魏国が一番好きなんです?」

 

「そうですね!榛名は蒼天航路から三国志に入ったので、やっぱり魏国が一番好きです。魏国でも賈クさんが一番好きです」

 

「あー…賈ク…」

 

「あれ?!駄目でした?!榛名は一番かっこいい軍師さんだと思ってるんですけれど」

 

「いや、確かに賈ク文和はかっこいいんですけれどー、なんだろう。…なんだろう」

 

「よくわかりますが!たしかになんだろう感はよくわかりますが!…あ、あと、ラスボスって言われてる徐晃さんも好きです!」

 

「あー…。呂布より強いかもしれない負けずの徐晃さん。…まあ、本当のラスボスの曹躁があまりにも雑魚だからしかたないんですが」

 

「15秒ルールで生き残れるのでは?」

 

「パンチパンチ投げ。…あれ?曹躁はパンチ投げでしたっけ…?」

 

「あっ。…あ、榛名はどっちだかわかりません!」

 

「まあ、蜀が主人公のゲームですしね、仕方ないですよね」

 

「そうですねよね!」

 

\ アハハハウフフフフ /


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