陽炎がゲーム語りするだけ   作:のゔぇんぶれ

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登場艦娘

陽炎

鈴谷

熊野


ファイナルファンタジーシリーズについて

岩川基地 提督室

 

「「やっぱ、ユフィだよねー」」

 

「何をいっておりますの、鈴谷と陽炎さんは」

 

「ん、FFの最高のヒロインは誰だって話だよー」

 

「FF…?」

 

「あれ?熊野さん知らない?」

 

「ちょっと疎くて…」

 

「まあ、鈴谷がゲームやっててもそこまで興味持ってくれないしなー、熊野は。あ、でもⅣとかⅨやってたときは隣で見てなかった?」

 

「Ⅳはセシルで、Ⅸはジタンでしたっけ?」

 

「お、覚えてるじゃ~ん」

 

「おれは しょうき に もどった」

 

「戻ってない戻ってない(笑)」

 

「小説だと、「正気を失う前にゴルベーザと取引して云々」っていうのがあるんですけれどね」

 

「まぁっ。でもカインさんって元々帝国の方なんでしょう?だったら陽炎さんの言うとおり、正気はあっちだったのかもしれませんね」

 

「カインから見れば正気なのはこっちで、異常なのはセシル達っていう見方だね」

 

「そうですわ。…お兄様も確か帝国軍からみれば裏切り者になるんでしたっけ?」

 

「というか、ただ操られてただけ、なんだよねー。カインと違って」

 

「あのときはカインも操られてただけだから!「おれは しょうき に もどった」」

 

「戻ってないですわ」

 

「うん、戻ってなーい」

 

「というか、ゴルベーザはいい人扱いされすぎじゃないですかね?」

 

「ほら、あっちは被害者だから」

 

「そうですわ。被害者ですもの」

 

「カインは?!」

 

「「被害者(笑)」」

 

「鈴谷さんは兎も角、熊野さんもそういう認識なんですね?」

 

「勿論」

 

「まあ、カインだからそういう扱いでも仕方ないかな、って感じはしますけれどね」

 

「でしょー?」

 

「あ、熊野でももう一つだけ知ってるFF?がありましたわ。「召喚師は通す、ガードも通す、キマリは通さない」」

 

「キマリェ」

 

「まあ、それも有名な話ですよね」

 

「だよね。角なしキマリ」

 

「ところで、どうしてそんなことに?…いえ、見ているはずなのに覚えてませんのはキマリさんにそこまで興味なかったからでしょうか…。雷100回避けとか鈴谷が最後の方涙目になりながらクリアしてたのは覚えてますのに」

 

「泣いてないし!…でも、わりと雷はトラウマになる」

 

「わかりますー。ぴかっ、と光ったときに良ければいいのについついもうちょっと、ってなるんですよね」

 

「そういうものなんです?」

 

「そういうものなんです」

 

「他はそれなりに取れるのにねー…」

 

「一番楽しいのはブリッツボール」

 

「あ、それ、私もやったことあります!水中でハンドボールをやるやつ!」

 

「そういや、それだけ鈴谷よりハマッてたよね」

 

「そうなんですか?!」

 

「楽しかったですわー。私、スポーツは得意ですので」

 

「ゲームでもそれが活かされるとはねー」

 

「あるんですね、そういうのー」

 

「ブリッツボールだけのゲーム出ないでしょうかね…」

 

 

\モークマノッタラー/

 

 

 


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