陽炎がゲーム語りするだけ   作:のゔぇんぶれ

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本日の登場人物

陽炎

空母凄姫

ヲ級

秋月

照月

初月


サイキックフォースについて

岩川基地、食堂

 

「見て見て、照月!初月!これがポリゴンだって!」

 

「凄いね、秋月姉!初月!」

 

「ああ、とても凄いな姉さんたち!」

 

「ヲッヲー(サイキックフォース2012って懐かしいね)」

 

「アァ…ダガ、スゴクヤリヅライ…」

 

「あ、ごめんなさい」

 

「ついつい興奮しちゃって」

 

「申し訳ない」

 

「イヤ、ワタシコソスマナイ。ソウダヨナ、ハジメテミルポリゴンハコウフンスルヨナ」

 

「サイキックフォースは今見ても綺麗ですもんね」

 

「ヲー。…ヲッ?!ヲッヲッヲ?(そうねー。…って陽炎ちゃん?!仕事終わったの?)」

 

「終わってないですけど、休憩です。龍驤さんと交代で」

 

「ヲー(なるほど。)」

 

「アキヅキタチモヤルカ?」

 

「いいんですか?!…あ、でもお金が」

 

「どうしよう…ブタさんの貯金箱割る…?」

 

「それしかないな、ちょっと待っててくれ。今ブタさんの」

 

「あ、いや。お金は取らないよ。空母凄姫さん、今プレイ中です?」

 

「イヤ、チョウド、ウォンデクリアシタトコロダ」

 

「ヲッヲー?!(ウォンなの?!)」

 

「サイキックフォースシリーズで唯一のHappyEndですし、仕方ないですね」

 

「ヲー(HappyEndって言って良いのかな)」

 

「マア、セッテイガセッテイダカラナ。シカタナイ」

 

「ですよねー。あ、凄姫さん、DIPスイッチいじれます?」

 

「アア。…ソウカフリーモードニスルノカ。チョットマッテロ。カゲロウ、カギカシテクレ」

 

「はーい。秋月達、ちょっと待っててね」

 

「ふりー、もーど?」

 

「なにそれ…?」

 

「ふりーもーど…、姉さんたち、もしかして、そのふりーもーど、とやらにすればお金いらないんじゃないのか…?」

 

「えっ」

 

「えっ、でも、…いいの?」

 

「構わないよー。そもそも、お金取るのは割と気分だしね」

 

「ワカルー。ジブンデモッテイテ、オカネヲイレルヒツヨウガナクテモイレルノッテカンゼンニシュミダヨナ」

 

「そうですそうです。にしても手際いいですねー」

 

「ヲッ(深海勢でこういうことできるの空母凄姫ちゃんだけだしね)」

 

「そうなんです?」

 

「ソウナンダヨ。シュウセキトカデキソウダロ?デモアイツミルダケデデキネエンダワ」

 

「一番やりそうなのに」

 

「イチバンヤリソウナノニ」

 

「凄いね、喋りながらテキパキと手を動かしてる…」

 

「私達にはできないね」

 

「明石さんとか見ても思うけれど、こういう技術がある人達って尊敬に値するな」

 

「そうだね」

 

「そう難しく考える事ないんだけどねー」

 

「ソウソウ。ホラ、デキタゾ」

 

「ありがとうございますー。じゃ、秋月達、プレイしてどうぞ」

 

「いいの?!」

 

「本当に?!」

 

「じゃあ、お言葉に甘えて…、姉さん達からやっていいよ」

 

「じゃ、じゃあ…」

 

「じゃあ、秋月は誰を選ぼうかな…」

 

「ウォンヲエラブンダ」

 

「バーンおすすめしておくわ」

 

「ヲッ(秋月ちゃんの好きなキャラでいいと思うよ。二人は自重しようね)」

 

「「アッハイ」」

 

「照月は、このエミリオって子にしよーと」

 

「じゃあ、秋月は…この刹那って言う人にします」

 

「「「(よりによってそこなんだ…)」」」

 

「姉さんたちらしいキャラ選びだね」

 

「「「(ほんとうにそう思っているのか、初月)」」」

 

「ヲー(キャラランク言ったほうが良いのかな?)」

 

「いやあ、二人共初心者ですし、それは必要ないと思いますけどー」

 

「セツナハナア…」

 

「あ、始まったよ秋月姉!」

 

「そうね、まず動かし方を確認しましょ」

 

「パンチとキックとガードか。細かいガードとかはやりながら覚えればいいんじゃないか?」

 

「そうだよ、秋月姉!」

 

「…それも、そうかな?」

 

「いいねえ、凄い初々しい」

 

「ワタシラニモアンナジダイガアッタナア」

 

「ヲー(私は今もああなるけれどね)」

 

「なんだかんだであの頃が一番楽しいと言えば楽しいんですけどね」

 

「ソウダナア…ワタシタチハヨゴレテシマッタナア…」

 

「ヲッ?!(私を混ぜないで?!)」

 

「照月、その技なんですか?!秋月でもできますか?!」

 

「え、えっとね、こういうコマンドなんだけど」

 

キャイキャイ。

 

 

 

 


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