インスタント・HERO ~180秒で世界を救え!~   作:トクサン

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安寧の味は無く

 弥生は汚れていた、だから汚れを落とす為に体を洗う必要がある。

 けれど彼女は一人で歩くことすらままならず、今に至っては一人で入浴する事すら困難である。必然、誰かが補助をする必要があった。

 幸奈か澪奈か、同性同士ならば問題も無い、けれど二人は僕が弥生をこんな状態になるまで監禁していた事を知らないし、知られてはいけない。

 結果、僕が弥生の補助をする事になるのは、当たり前と言えば当たり前だった。

 

弥生を浴室まで連れてきた僕は、服を脱がせて裸になった弥生に温めのシャワーを浴びせていた。目の前で弥生は浴槽用の椅子に腰かけ、ゴシゴシと体に泡を擦りつけている。年齢は二十五歳と聞いていたが全体的に肉感的な体は見ていて何かを掻き立てられる感覚があった、流石に手を出すつもりは無いが、こうも平然とされると男として負けた様な気がする。

 と言うよりも、付き添いで浴場に僕が居ると言うのに、弥生は羞恥の感情一つすら見せない。それは襲われる筈が無いというヘタレ認定をされているのか、或はそもそも発想自体が無いのか。

 

「……」

 

 無言でシャワーを浴びせ続ける(ぼう)になる、視線は極力天井へ。仄かに香る石鹸の匂いや水音等は思考から蹴飛ばし、無心でこれからの事を考える。これからの事というのはつまり、弥生の今後であった。

 有体に言ってしまえば、彼女を生かすか、殺すか。

 彼女を国家超能力研究所へ何の策もなしに帰すなんて事は、既にこの場所を知られている時点で不可能、かと言って抱き込むには余りにもリスクが大きすぎる。敵を抱えながら国家超能力研究所と事を構えられるほど自分を器用だとは思っていなかった。

 一番簡単な解決方法は殺してしまう事、後腐れ無く全てを終わらせる事が出来る。情報は聞き出した、弥生にもう生かしておく理由は無い。

 だからもし、僕が本当に正しい道を、あくまで損得だけで選ぶのであればソレが正解なのだ。口を封じ、この場所が漏れる事を事前に防ぎ、尚且つ余計なリスクを負わずに済む最善の方法。

 けれど損得で全てを決められるのなら苦労はしない、平常な思考を持ったまま人を殺せる程、僕は人間を辞めてはいなかった。好き好んで人を殺しなどしない、これは弥生に対して言った言葉だ。見殺しにすると言っておきながら水や栄養補給品を与えたのが良い証拠だろう。

 あれだけ怒りの矛先を向けていながら今では甲斐甲斐しく世話まで焼いている、そんな自分が信じられない。けれど目の前で呑気に体を洗っている女が超能力者を二人、虫けらの様に殺したのだと自分自身に言い聞かせても、嘗て身を焦がすほどに感じた怒りを再び纏う事は出来なかった。

 正直に言ってしまえば僕はあの怒りを、弥生を監禁し命を脅かす事で消費し切ってしまっていた。

 それは同情か、或は情けか、それとも粛々と僕を待ち続け、人が変わった様に大人しくなった弥生に改心の可能性を見出したのか。

 勿論すべての怒りが消え去って、宇多弥生という人間を完全に許した訳ではない。未だに目の前で死んだあの二人の能力者の顔は鮮明に覚えているし、あの時弥生が浮かべていた笑みすら思い出せる。

 ジクジクと下火の様に燃え続ける怒りは健在だ。

 けれどそれを爆発させる、圧倒的な怒りは既に消失していた。怒りはある、許す気もない、けれど『殺意』は消えてしまった。

 

 罪を犯した人間が許されるかどうか、殺人は無期懲役か、死罪か。

 この場合、あの二人の命は弥生の命を以って償うのがこの世界での命の重さ。

 けれど僕にはそれを実行するだけの『強さ』がなかった。

 これは弱さだ、僕自身の最も脆い部分だ。

今はっきりしている事は、恐らく僕に弥生は殺せないという事だけだった。

 

「……あの」

 

 体を洗っていた弥生が僕に声を掛ける、シャワーを手に持って天井を眺め、思考に没頭していた僕は一拍置いてから「何?」と問い返す。

 

「肩が、上がらなくて……出来れば、その、シャンプーとか」

 

 視線を弥生の方に戻すと、未だ縛られた後の残る腕を頑張って広げていた。

 けれど肩と水平にした辺りで腕が震え、弥生の表情が歪む。痛みが激しくて腕を上げられないと言ったところか。

僕は無言でシャワーを弥生に手渡すと、シャンプーを2プッシュ、手のひらに出した。

 

「……ほら、目は瞑って」

「あ、うん……ありがとう」

 

 ワッシャワッシャと、泡立った液体を髪に塗り込む様にして手を動かす。やはり大分汚れていた為、結局追加で何度か継ぎ足しながら弥生の髪を洗った。元々ポニーテールだった髪は風呂場に入るときに解いて、今はバラバラに広がっている。汚れたスーツと一緒に縛っていたゴムもごみ袋に詰め、後でまとめて捨ててしまうつもりだった。

 腰近くまで伸びている髪は変な癖もなく、男にはない(つや)を放っている。

 何をやっているのだろうと思った。

 殺しかけた女を連れ帰って、監禁して、情報を聞き出して、あれだけの啖呵を切っておきながら僕は今、その女の髪を洗っている。

 

「……阿呆(アホ)

 

 それは自分に向けた罵倒だった。

 

「……? えっと、何か」

「何でもない」

 

 シャワーの音に紛れて、辛うじて届かなかった言葉。

 僕は機械的に手を動かしながら、答えを出せずにいた。

 弥生の魅惑のくびれやら、きゅっと締まった腕や足、それらに男性的な部分を刺激されながら、あぁいっその事『ソウイウ関係』になれて、弥生が自分に倒錯した感情を抱いてくれたら―― なんて思った。

 そうすれば弥生は国家超能力研究所のスパイでも、普通に味方としても、きっと協力してくれるだろうにと。そんな馬鹿みたいな想像を頭の中で描く。

 

「あの」

 

 僕の思考は彼女の声に掻き消された。

 目を瞑って、僕の手に身を委ねている彼女が唐突に声を上げる。

 

「私って、もう、必要ないかな」

 

 思わず手を止めた。

 それは僕の心情を見透かした様な言葉で、一瞬だけ頭に空白が出来た。そして再起動を果たした口が勝手に言葉を紡ぐ。

 

「……そうだな」

「……」

 

 嘘は言わなかった、本心だけが漏れた。

 シャワーの音が室内に木霊し、沈黙が降りる。目の前で目を瞑り、何も口に出さない弥生はただ淡々と事実を確認している様にも見える。

 

「駄目……? もう、終わりなの?」

 

 駄目、終わり、それは暗に死んでしまう事を意味しているのか。

 僕はそこで言葉に詰まった、許す事も出来ず、殺す事も出来ず、行き詰った僕に返せる答えが無かったから。けれど二人を想うなら、澪奈と幸奈、そしてかっちゃんの事を考えるのならば肯定するべきなのだ。

 それを行う強さが無い。

 僕は何も言わず、何も言えず、ただ弥生の髪を洗う手を動かした。

 

「……本当のところを言えば、決めかねている」

 

 少しして、僕の口がポツリと本心を呟く。

 迷っているとは言わなかった。それは男としての意地か、もしくは宇多弥生という人間に弱みを見せたく無いという打算からだった。何を言うべきかも分からない状況で出たのは本心、けれど必要以上に僕と言う人間の中に踏み込まれるのも嫌だった、だから率直に弥生に問いかけた。

 

「アンタはどうしたい?」

 

 自分でも答えは分かり切っていると思った。そんなの、「解放されたい」と答えるに決まっているじゃないかと、内心で己を嘲笑った。

 けれど弥生から出た答えは、そんな単純なモノではなく。

 少しだけ考える素振りを見せた弥生は、僅かに下がっていた顔を上げて言う。

 

「私は、従うだけ」

 

 そう正面の鑑越しに、瞼を閉じたまま― まるで目が見えなかったこれまでを反芻(はんすう)する様に、大きく息を吸った後に(わら)った。

 

「だって、貴方(あなた)は間違えないから」

 

 その笑みに、息を呑んだ。

 間違えないとは、どういう事だろうか。

 最初は意味が理解出来なかった、弥生から感じる正体不明の信頼と言うべきか、ソレを感じて増々困惑する。僕は弥生にそんな信頼を寄せられる事をした覚えは微塵も無かった。ただ何か、背筋を舐める様な悪寒を覚えた。

 

「もし、我儘を言っても良いなら、どうか貴方の傍に置いて欲しい、間違った私を貴方が許してくれるまで、その為なら私は何でもやる、何でもやるから、だから――」

 

 それは懇願。

 あの地下室の中で口にしていた様に、彼女は僕に懇願する。

 ただあの状況と違うのは、別に彼女は監禁されている訳でも無く、僕が彼女に殺意を抱いている訳でも無く、そして弥生と僕の距離感が離れていない事だった。

 僕は弥生の持っていたシャワーを少し強引に取って、それを彼女の頭に掛ける。

 泡が全て流れて綺麗な黒髪が現れると、彼女は目元を手で拭ってからゆっくりと瞼を開けた。

 鑑越しに見る瞳は、酷く暗い。

 いや、黒いと表現するべきなのだろうか。

 それは光全てを飲み込んでしまいそうな、そんな暗闇だった。

 

「……()は――」

 

 弥生を信頼する事は出来ない、いつまた裏切るかも分からない存在を手元に置いておくなど、自分だけならまだしも、僕には守るべき仲間(幸奈、澪奈)がいる。

だから一つ、賭けを思い浮かべた。

 

「何でもするって、言ったよな」

「……うん」

 

 鑑越しに見える瞳を、僕はじっと見つめる。

 彼女の言う間違いとやらが何かも分からない、信頼もない、けれど仮に弥生という人間が『僕に対して何らかの正の感情を抱いているのならば』

 

「傍には置けない、けれど、一つ頼みがある」

 

 賭ける価値のある事だと思った。

 

 

 後になって想う。

 彼女が僕に抱いていた感情は、マトモな人間が計れるものでは無かったのだと。

彼女のソレは『改心』などと言う崇高なモノでは無く、もっと悍ましい狂気じみた依存に近いモノだった。それに気付けなかったのは、言ってしまえば僕が弥生の豹変を正しい意味で理解していなかったから。

 体の自由を奪われ、思考力も奪われ、食事も水も満足に得られない人間が行き着く先の事など何一つ知らなかったのだ。自己肯定、或は否定、つり橋効果やらストックホルム症候群、彼女のソレを理論的に証明する方法には明るくない。彼女がどのような思考をして、何故その様な結果に至ったのか僕に知る術は無い。

 けれど一つだけ、もしこの時の僕に助言を送れるのならば言ってやるだろう。

 彼女のソレは信頼でも恋でもなく、【依存】と【盲信】から来る行動なのだと。

 

 

 

 

 

 

「これ、美味しいです!」

 

 平穏な朝は、澪奈のそんな美味しさの爆発から始まる。手に持ったスプーンでオムライスを掬い、口に頬張りながら僕を見て笑う。それを幸奈が、「食べてから喋りなさい」と(たしな)め、僕は笑いながら「それは良かった」と嬉しい気持ちに浸る。 

 幸奈を匿い、澪奈を救い、生まれたこの空間は何とも居心地の良い場所だった。

 リビングでの食事は朝八時半、カーテンを全開にして差し込む朝日を感じながら三人で朝食、研究所の味気ない食事と違い、暖かい食事を朝一番で食べられる事に二人はいつも笑みを浮かべていた。

手元には力作のオムライス、トロトロの皮に炊き立てのご飯を味付けしてある。ケチャップはお好みで、スプーンで区切れば中から温かい蒸気が立ち昇る。一口食べると口の中で舌触りの良い卵が蕩け、白米と甘味が一杯に広がった。

噛むごとに旨みが増す、我ながら良い出来だった。

 

「何か雪那さん、ドンドンお料理が上手になっていますね」

「そりゃあ、毎日作れば上達もするよ」

 

 半ば趣味の域に達しつつある料理は、何だかんだ言って最近ちょっぴり誇れる事になっている。その腕もメキメキ上達しているし、澪奈や幸奈の嬉しそうな顔も見れる、良い事尽くめだった。

 

「でも、雪那のお祖父さんの書斎には料理系の本が無いわよね、レシピはどこから出て来るの?」

 

 スプーンを咥えた幸奈が、ふと疑問に思ったのだろう、そんな事を聞いて来る。

 

「まぁ、元々知っていたレシピもあるし、後はネットとか、テレビとかで」

「へぇ、便利ね」

 

 余りインターネットに触れた事が無いのだろう、幸奈はどこか未知のモノを見る様な顔をした。澪奈に至っては「インターネット?」と首を傾げている、物心つく前から研究所に入れられていた弊害だろう。インターネットが何であるかも知らない様子だった。

 

「インターネットは、そうだね、何でも知っている便利な本みたいなモノさ、このオムライスもそこで調べたんだ」

「そんなモノがあるのですか? ……外の世界は凄いですね」

 

 目を輝かせて僕を見る澪奈に、少しだけ胸を痛める。彼女の居た場所では本当に何も教えてくれなかったのだろう、外見通り、彼女は無垢な少女であり過ぎた。

けれどそんな表情も、オムライスを食べる事で崩れる。大きく口を開けて一口、途端に澪奈は満面の笑みを浮かべ「ん~」と頭上にハートを幻視する。

 目先の知識より、手元のご飯。

 何とも可愛らしいじゃないか。

 幸奈も似た様な事を思っていたのだろう、澪奈に向けていた目は僕と同じ色をしていた。僕が幸奈を見ていると彼女は視線に気付き、どこか恥ずかしそうに俯く。それから慌てて話題を逸らした。

 

「そ、そう言えば、雪那が言ってた事、結局杞憂だったのよね?」

「ん……あぁ、そうだね、どうやら考え過ぎていたみたいだ、悪かったよ、脅すような事を言ってしまって」

「ううん、全然、でも……杞憂で良かった」

 

 幸奈が僅かに(ぼか)して話す内容は、僕が五日前に「もしかしたら、国家超能力研究所に所在がバレるかもしれない」と言っておいた件だった。

 それは僕の賭けの結果、最悪この場所が敵方に露呈するから。

 けれど結果は杞憂に終わる、国家超能力研究所の連中にこの場所が露呈した様子は無い。もしかしたら今にも突入する準備に掛かっているのかもしれないが、三日程度で僕の捜索を開始した連中にしては動きが遅い。だからここまで何もなければ安全だと、僕もそう考えていた。

 勿論、万が一の為の準備は抜かりなし。 

 幾つか逃げる為の手段は考えてある。

 

「……んぐ、何の話ですか?」

「いや、何でもないよ」

 

 澪奈がオムライスを食べながら疑問符を浮かべる、それを僕は曖昧に笑って誤魔化した。

 この生活をもう少しだけ続けさせてあげたい、澪奈の笑顔を壊すのは出来るだけ避けておきたかったから。たとえ偽りだとしても、出来るだけ笑っていて欲しかった。

 首を傾げた澪奈は、しかし直ぐに興味を失せたのか目の前の食事に集中する。その姿に僕と幸奈は苦笑を浮かべながら、けれど何か温かいモノを胸に感じた。

 

 

― 『pipipipipi』

 

 

 そんな日常の一ページを裂く様に、テーブルの上に置いていた僕の携帯が震える。

 目の前で澪奈がビクリと身を震わせ、幸奈が表情を強張らせた。一瞬で空気が張り詰める、先程までの安穏とした空気は霧散し表情が曇った。今まで一度も鳴らなかった携帯の着信音は、僕らの不安を煽った。

 素早く画面に目を向ければ、番号は知らないモノ。

 けれど僕は直ぐに笑みを浮かべて、「あぁ、友達からの連絡だ」と軽々しく嘘を吐いた。その言葉に澪奈は「なんだ……良かった」と肩を落とし、幸奈も安堵する様に息を吐き出す。僕は二人の様子を確かめてから席を立って、「ちょっと電話して来るね」とリビングを後にした。後ろ手でリビングの扉を閉めた途端、顔に張り付けた笑みが崩れる。

 

― 誰だ?

 

 この時僕の頭の中には様々な可能性が浮かんでは消えた。

 まさかこの場所が研究所に露呈したのか? けれど何故僕の携帯に態々電話を掛ける?

 普通に間違い電話の可能性は、登録されていない友人か、それとも大学から? 

 考えても始まらない、即興勝負だ。

 そう腹をくくって家の外に出ると、僕はそっと通話ボタンを押した。

 

「……もしもし?」

 

 第一声は無し、ただ向こう側からは沈黙が降りる。一秒、二秒、三秒、電話の向こう側からは一向に声が無く、不審に思った僕は再度声を掛けようとして。

 

『藤堂雪那か?』

「ッ!?」

 

 息を呑んだ。

 名前が知られている。

 最悪のケースが脳裏を過った。

 声は女性のモノらしく、高い声。弥生の様に実働員の人間か、少なくとも名前を聞いた時点で友人関係も消えた。大学関連ならば最初に大学名を告げる、それでなくとも向こうの応答は異質すぎた。

つまりコレは裏からの電話――

 

「……アンタ、誰だ」

 

 否定も肯定もせず。

 しかし相手の素性を問う声は、僅かに震えていた。これは「はい、そうです」と言っている様なモノ。頭の中で今の家から別の潜伏場所に逃げる術を思い浮かべる中、向こうの人物は切羽詰まった声で言い放った。

 

 

『お前に頼みがある、どうか、私達を助けて欲しい』

 

 

 

 




 本文自体は三日前位に出来上がっていたのですが、急にランキングに載りPV
が跳ね上がって「うわぁ……」となっておりました。
 お陰様で日間2位の座を頂いて、大変嬉しく思います。
(余談ですが既に 戦車これくしょん のお気に入り数を上回りました)
 既に次話にも取り掛かっているのですが、休んでいた分のレポートやら課題が急に構ってちゃんになりはじめまして……レポートを構ってあげなかった場合、私の愛おしい「単位ちゃん」が崖の底に落ちてしまうのです。
 「また、助けられなかった……」にならない為にも少々ペースが落ちます。

 まぁ、そんな事よりヤンデレですよ! イェェヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノェェェェ!

 単位がもしヤンデレだったら向こうからやってくるんですけどね!("´_ゝ`)
「単位 病ませる 方法」とかググったら出て来ませんかね(真顔
 

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