ご注文はSSですか?   作:D表

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いやもうなんだろね?
無我の境地ってやつかな?
つかれをかんじなくなってきたぞ(しろめ)



第六羽

今日は日曜日のパン教室のお礼をしたいと千夜に言われ「喫茶店をやってるから遊びに来てねっ。」って誘われた。

千夜の話によると看板娘だとかなんとか、あののほほんとした性格だけど大丈夫なのかな?っていうところが素直な感想なんだよな。

「チノちゃん、今日は楽しみだね〜」

「そうですね。千夜さんの制服も楽しみですしどのように働いているのかも気になります!」

「ところでチノ、ティッピーを連れてきて良かったのか?」

そう、リゼが言ったようになんでティッピーが今居るのかが本当に気になる。

「千夜が働いてるとこの名前って何だっけ?」

「確か甘兎だったはずです。」

「甘兎とな!?」

俺の疑問に答えたチノさんの甘兎に過剰反応したティッピー…頭大丈夫なのかな?

「お父さんが言うには確か昔甘兎と因縁があったようですよ。」

なるほど、まぁ行ってみれば分かることだよな。

 

「ここみたいです」

「着いたね〜」

チノさんがそう言って着いたところの趣は一言で表すと、渋い。

看板から渋い

「面白い店だな」

「へぇ、リゼってこういうの好きなのか?」

「ん〜?まぁな、洋風のも好きだけどこういう和風のも好きだな」

意外だな、リゼがこういうの好きだったなんてもっとこうメルヘンチックなやつが好きだと思ってた。

「な、なにを言ってるんだ、レイ!?そんなこと言わなくていいぞ!」

やっぱり図星か、まぁリゼっぽいよね。

初対面の人からしたらミリタリー系が好きだろうって思うだろうけどな。

「おれ、うさぎ、あまい」

ココアがなんか凄い読み間違いしてるな。

「右側から読むんですよ。それに俺ではなくていおりです。」

あ、チノさんが教えてる。

妹に教えられる姉…まぁ、二人らしいっちゃらしいよな、やっぱり

「レイ君!?そんなこと言わないでよぉ!」

「自業自得です」

「ハウッ!?」

「オーバーキルだ!」

ひでぇ…チノさんヒデェ…

リゼの言う通りオーバーキルすぎるわ

「………よしよし」

見てて可哀想だったので頭を撫でてあげた

そうすりゃ

「わぁい!ありがとぉ!」

ほら見ろ。

ドがつくほどの単純思考回路じゃねぇか

「な、なぁそろそろ中に入らないか?視線が辛いんだが…」

「だな、そろそろ入るかぁ」

リゼに言われて周りを見ると奇異な物を見るような視線が注がれていた。

いたたまれなくなった俺達はやっとのこと中に入った。

 

「みんな!いらっしゃい」

おぉ〜、和服着てる

「あっ、初めてあった時もその服装だったよね!」

ん?始業式の日に和服だったのか…?

「わー!わー!なんでもないよ!!」

あ、なんとなく察しはついてしまった

 

 

「あ、これお品書きね」

「ありがと〜」

パラパラ

「えーと?煌めく三宝珠…雪原の赤宝石…?なんだこれ!必殺技の名前かなんかか!?」

あ、つい声を荒げてしまった。

まぁ、これは仕方ないよね?

うん、仕方ない仕方ない

「わー、抹茶パフェもいいしクリームあんみつ白玉ぜんざいも捨てがたいなぁ」

「「なんで分かるんだ!?」」

リゼとツッコミがハモる

やっぱりリゼはツッコミ役なんだなって思った瞬間だった。

その後に玉露(?)を注文した

 

「リゼちゃんは着物気になるの?」

注文した品が届くまで待ってる間ウトウトしてた時にそのココアの声でふと目が覚めた

(リゼの着物姿……似合いすぎじゃね!?)

想像したら思った以上に似合う未来が見えた。

「リゼちゃんの着物姿似合うと思うよ〜。ほら、博打とかしてる人の…」

「そっち!?」

リゼの悲鳴のようなツッコミが響いた瞬間でもあった。

程なくして千夜が頼んだ品物を持ってきた

「リゼちゃんは海に映る星々ね」

「白玉栗ぜんざいだったのか」

「チノちゃんは花の都三つ子の宝石ね」

「あんみつにお団子が刺さってます!」

「レイ君は雪原の赤宝石ね」

「やっぱりいちご大福か」

「ココアちゃんは黄金の鯱スペシャルね」

「鯱=たい焼きって無理があるよな」

俺、正しいこと言ったよね…?

「あんこは栗羊羹ね」

あんこ食べるんだ!

というより書いてないけどティッピーが求愛行動されたから警戒心剥き出しなんだけど。

そしてあんこはココアの鯱スペシャルをじーっと見つめている。

「食べたいのかな?一口上げるからモフモフさせてね?」

ココアがそう言った直後あんこが駆け出しスプーンでよそられた一口分には見向きもせず本体の方に突っ込んで行った。

あぁ…ココア、ドンマイ

 

 

そのあと甘兎庵とラビットハウスのコラボの話が持ち上がったり、チノがあんこを頭の上に乗っけたりだとかあった。

あ、あとココアが甘兎庵に行くことになったり

「してないよ!?何言ってるなかレイくん!」

へいへい。

今はラビットハウスへの帰り道

「甘兎庵ぐらいしないとラビットハウスもだめかもしれませんね…」

「いいじゃんか、俺達は俺達のやり方でさ」

チノが後ろ向きの発言をしたので励ましの言葉を投げかける。

ん?普通ならティッピーが同意とかするはずろうけど…?

「あれ?!あんこ!?」

チノの頭の上に乗っていたのはティッピー…ではなくあんこだった

因みにティッピーは物陰に隠れて恨みがましい視線をこちらに向けていた 

 

第六羽fin




遅れて大変申し訳ありませんでしたぁぁぁ!
今週はfgoの周回で忙しかったんです!許してなんでもするから!(何でもとは言ってない)
そして報告ですがテストも近づいてきたので二週間に一本の投稿とさせていただきます。
そしてテスト一週間前とテスト週間はスマホを没収されてしまいPCでは書いていないため更新できません。
誠に申し訳ありませんでした
では今回はこの辺で筆置き
次回のプロットを作っていきたいと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
次回までばいばい!

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