ご注文はSSですか?   作:D表

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えー、皆様お久しぶりでございます。
忘れてる人が半数以上だと思います。
反省とかは後書き()でするので本編をお楽しみください。


第四羽

「ねぇねぇ、文月くんって彼女とか居るの?」

「文月くんの好きな食べ物とかって何?」

「今日暇?」etc…

軽い自己紹介兼SHRが終わり一時間目が始まる前の時間に物凄い質問攻めにあっていた。

うぅ…対応辛い。めんどくsゲフンなんでもない

「彼女?居ないよ?というより彼女いない歴=年齢だよ(笑)」

「好きな食べ物はあまり無いかな?肉系統が好きだけど食べ物ってくくりに入れていいか微妙だからね」

「ごめんね?今日はバイトが入っているんだ」

「そうだ!LINE交換しよ!」

ちょ!?今のご時世そんな簡単にLINE交換すんの!?てか声でかい!

あ〜…ほら見ろ

「え!?LINE交換出来るの!?」

「文月君!私も私も!」

そら見たことか…長い長い…

うわぁお、流石女子だな……

てかリゼは笑ってないで助けてくれよおい!((((

女子特有の甘い匂いやら柑橘系の香水とか使ってる人が居るのかな?その匂いとかが合わさってクラクラしてくるわ…

俺は今まで女子と関わること殆ど無かったからなぁ、香水の匂いがキッツい

あ、他の人が酷いんじゃなくて俺の耐性が無いせいなんだけどね。

あっ…ちょっ待っ

ドサという音と体が言うことを聞かなくなったことを最後に俺の意識は途絶えた。

 

 

 

「おーい、レイ大丈夫か?おーい」

「あと十分寝かせてくれ……眠い」

頭の上から聞き慣れた声が聞こえて反応を返すと次の瞬間恐ろしい言葉が聞こえた

「そろそろ起きないと頭に鉛玉打ち込むぞ?」

ナントイウコトダシンデシマウデハナイカー

「すいませんふざけ過ぎました殺さないでくださいお願いします」ババッ

上からのプレッシャーが強くなった事を感じ飛び起きた、その事が原因で……ゴッ

「イヅッ!?」

何故か分からないが頭がぶつかってしまったようだ。

あ…謝らないと!

「ごめっ!大丈夫?!あ、やっぱりリゼか」

そこには俺の頭上で涙目で額を抑えていたリゼが居た。

「何だその反応は!手厚く保護してやってたんだぞ!?うぅ…痛い……」

「え?保護?あ、あー…思い出したわ気絶し ちゃってたのか…情けねぇな。あ、それとありがとな」

「べ、別にそんな事はないぞ?」

顔真っ赤にして照れてるリゼ先輩マジ可愛いっすわぁ。

そこで俺の頭が少しだけ高くそして温かみのあることに気がついた。

「そうだぞ?手厚く保護してやってと言ってやっただろう?膝枕ぐらいしてやってるさ」

ハッハッハーなるほど膝枕かー

膝枕ァ!?

ファ!?どんなリア充イベなの!?フラグたったの!?てかそもそもあったの!?何なのねぇ!

「そう騒ぐな、私だって恥ずかしいんだぞ?」頬を赤らめながら髪の毛を撫でてくれるリゼを見上げる……

はっ!いつまでこうしてるつもりだっ!?恥ずか死ぬ。

「もう大丈夫なのか?」

「あぁ、大丈夫かな?他の人の匂いがなwてかリゼはいい匂いがするよな」

「なっ!なっ、なっ!?ばっ!バカ言うな!」

はい?なんでそんな顔真っ赤にしてうるさくするんだ?わけわからんな。

「うるさいうるさいうるさーい!治ったなら戦場に行くぞ!」

「テンパり過ぎじゃない!?戦場じゃないよね?!」

俺にとっちゃ戦場に近いかもだけど。

リゼはひとしきり騒いだあと落ち着きを取り戻したのかいつものリゼに戻ってる。

「ほら、授業中なんだからさっさと戻るぞ?」

「はいよ〜。」

ちょっと前に歩いているリゼにそう言われ小走りでリゼに追いつき肩を並べる 。

その時俺達は気恥ずかしさで周りに注意を払っていなかった。

そう…俺達の後ろで俺達のことを見ている影に気付かなかった。

 

 

「あ、文月くん帰ってきた!」

「ん、ただいま?」

「おかえりなさい?」

なんか変なやり取りをひとしきり終えて気付いた。

今授業中なんだね。

んーと?国語か、うわしかも古典だよ。

一番やりたくないヤーツ

「俺は何処座ればいいんだ?」

脈絡なんてないが言った通り俺の座る場所が分からないんだ。空いてる席に座るのが普通なんだろうけど…場所が場所だし…な?

「文月くんは天々座さんの隣だよ〜?」

さいでっか…なんか色々と噂が立ちそうなんだよなぁ。女子しか居ないし。

とりあえず席に着き教科書を探す。

その際、隣のリゼから声がかかる

「教科書はあるのか?」

「んぁ?教科書か…あ、これかな?」

「それだそれだ、それの28ページをやってると思うぞ。それじゃ授業に集中して取り組むぞ」

やっぱりリゼって優しいし真面目だよな。

リゼを嫁に貰った人は幸せなるんじゃないかな?

さてと、ムダな思考は止めて勉強するか。

 

 

「…………スゥスゥ……( ゚д゚)ハッ!」

寝てた!?マジで!?とりあえず授業終わってないからセーフとしよう。

転校初日で寝るとか、やらかしたな…。

チラリと隣を見ると勉強に燃えるリゼが居た。

これは邪魔しちゃ悪いな。

さて、もう一眠りするかな。

結果から言おう先生に怒られた(そりゃそうだな)

 

 

学校の帰り道、俺とリゼは一緒に歩いていた。

「レイも馬鹿だな〜」

クスクスと笑いながらリゼは言う。

「うっせ、バレるって思ってなかったんだよ」

これは本心である。バレるなんて微塵も思っていなかった。流石は私立の進学校といったところか。

「体力が足りてないんじゃないのか?鍛えてやろうか?」

「嫌だ、遠慮しとく」

リゼからの悪魔の誘いを即座に拒否し固まったリゼを追い越す。

「レイは結構バッサリ言うんだな、傷付くぞ?」

「この程度で傷付くリゼじゃないだろ?信頼してんだよ、そんぐらい分かるだろ」

自分で言ってて臭いな

てか痛い。厨ニ臭がハンパないな。

「……ん…そか、信頼されてるのか。

あ、家はこっちだからじゃあな。」

Y字路に差し掛かりそう告げたリゼ

「あ、そっちなのか。じゃあ、なまた明日学校で」

「あぁ、また明日」

リゼにそう告げてリゼと反対側の道を歩いていく。

「さってと、明日から頑張らんとな」

そう独り言を呟いた。

               〜第四羽fin〜




はい、皆様お久しぶりでございます。
三ヶ月ぶりの投稿となります。D表です。
今日から零君に登場していただきますねっ!
零「おい、なんでこんなに遅れたんだよ。返答によっては…」
えーとですね、モンストが忙しくfgoにハマり勉強の為等色々ありましてね…?
零「御託はいい、死ね」
ファ!?その手に持ってる金属バットを置いてください!
アアアアアアアアァァァアアアァァアァァアァァァアアアアアアアアアアァァァアアアァァアァァアァァァアア
零「見苦しところを見せたな、これから一週間に一本投稿できるようにさせるからご愛読よろしく頼む。ここまで下らないのに読んでくれてありがとな。次回までのお別れだ、じゃあな」

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