牙狼 〈GARO〉 -戦国ノ希望-   作:鳳凰白蓮

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この前の魔戒烈伝最終回は本当に感動しました。
まさか鋼牙が出演されるとは・・・・・・雨宮監督素敵なサプライズありがとうございました。
いつか鋼牙、雷牙、流牙の三人の共演を見てみたいですね。
さて、今回は皆さんも楽しみにしていると思われる牙狼の展開をやってみましたのでお楽しみに。


『融 〜Fusion〜』

流牙隊は小谷周辺の調査を行うこととなり、二手に分かれることとなった。

 

流牙は鬼の動向などを調べ、ひよ子達は周辺の村々で聞き込みをする。

 

夜にとある村で合流し、情報を伝え合うとエーリカは美濃方面に鬼が向かっているという情報を掴み、流牙は翌朝に一人でその鬼達を探しに向かった。

 

すると、鬼の悲鳴や剣戟の音が響き、森から開けた場所に出ると……。

 

「「ひゃっはーーーーーーーーーーっ!」」

 

槍を持った親娘が鬼を蹂躙して全滅させていた。

 

「あれは……森一家の親子?」

 

呆然として見ていると森一家の頭……桐琴が流牙に気付いた。

 

「おう何見てんだ小僧……って、てめぇは……殿の夫、道外流牙、だったな?」

 

「ああ。そちらは森一家の桐琴さんと小夜叉ちゃんだったよね?」

 

「あーっ!?誰がちゃんだ誰が!きめで呼び方すんじゃねーよ!」

 

「じゃあ小夜叉って呼んでいい?」

 

「ちっ……それなら良いぞ」

 

「それで小僧。貴様、何故ここにいる?ここは織田の勢力圏じゃねーぞ?」

 

「実は……」

 

不審がる桐琴に流牙達は堺行きから二条館、そして小谷城で起こった事を順に説明した。

 

桐琴は壬月達に黙って久遠と遠出したことを面白がって大笑いし、流牙は何故森親子がここにいるのか二人の性格からすぐに察した。

 

「もしかして、二人がここにいるのってもしかして、暇つぶし?」

 

「ほう?分かるか、小僧?」

 

「こう見えても旅をして色々な人間を見てきたからね。戦いが無くて暇だから鬼を狩っていてここまで来た……ってところかな?」

 

「ふっ、当たりだ。だけどお前にも原因があるんだぞ?」

 

「俺に?」

 

「お前が夜な夜な鬼を狩り続けているから尾張や美濃の鬼がめっきり少なくなってしまったんだよ。だからここまで足を運んだのさ」

 

「なるほどね……。桐琴さん、小夜叉。二人に頼みがあるんだけど」

 

「頼みだと?」

 

「ああ。鬼の動向を掴むために手伝って欲しいんだ」

 

「ワシらがお前に手を?この悪名高き森一家に、鬼の探索なんてクソつまらん仕事に手を貸せと?」

 

「鬼の探索の仕事じゃない。尾張と美濃を守るため……そして、久遠の天下布武の夢を叶えるための仕事として手を貸して欲しい。二人は俺が知る中でもとても強い……鬼には決して遅れをとらない。だから、お願いします……」

 

流牙は姿勢を正し、頭を深く下げて二人に頼んだ。

 

「お、おい!殿の夫が頭なんか下げて良いのか!?」

 

立場上、仕える主君の夫が頭を下げてきたので流石の小夜叉も動揺していた。

 

「俺は立場は気にしない。今頭を下げているのは魔獣から人々を守る、魔戒騎士として二人に頼んでいるんだ」

 

「……分かった。手伝ってやる。但し!ワシらはワシらのやりたいようにやる。口を出したらぶっ殺す。それで良いな?」

 

「ああ。俺も出来る限りの事を手伝わせてもらう」

 

すると桐琴は楽しむようなニヤリとした笑みを浮かべてさらなる提案をする。

 

「それから……これは個人的な事だが、ワシと戦え」

 

「桐琴さんと……!?」

 

「織田の家臣達を退けたその力……ワシに見せろ」

 

「つまり、仕事の報酬として桐琴さんとの決闘か……分かった、良いよ。でも今じゃなくて後でお願い」

 

「おう!楽しみにしているぞ、小僧」

 

「おいおい!母だけずるいぞ!」

 

「じゃあ、小夜叉とも決闘もするよ。それで良いかな?」

 

「おう!おめえから強ぇ気を感じるからな、楽しみにしているぜ!」

 

「その代わり、仕事の方は頼むね」

 

「分かってるって!」

 

桐琴と小夜叉の協力を約束してもらい、一旦その場で別れた。

 

ザルバはいくら相手が戦国最凶の武将親娘とはいえ、本当に決闘をするのか尋ねた。

 

『流牙、本当にあのお嬢ちゃん達と決闘するのか?』

 

「ああ。でも流石に命のやり取りのような戦いはやらないし、魔戒騎士としての正式な戦いの方法を提案する予定だよ」

 

『……そうか、お前は出ることはできないが、あの戦いのルールを使うんだな?それならお互い全力でやらないとすぐに負けるからな』

 

「そういうこと。よし、早くみんなところに戻ろう」

 

その魔戒騎士同士の正式な戦いのルールを決闘に適用させることにザルバも納得した。

 

流牙は小谷城へ戻り、先に帰っていると思われる流牙隊のみんなとの情報を整理しようとした。

 

しかし、小谷城は何やら慌ただしい様子で城の人に話を聞いてみると近くにある三田村で鬼が出現したと情報があり、眞琴と市、そして久遠達が討伐に向かったとの事だった。

 

流牙は三田村の場所を教えてもらい、すぐに加勢に向かった。

 

流牙は風よりも早く走り、三田村近くまで行くとすでに鬼との戦いが始まろうとしてきた。

 

そして前線には眞琴や久遠の姿があり、三体の鬼が眞琴に襲いかかろうとしていた。

 

牙狼剣を引き抜いてから鍔鳴りをさせると鞘の三つの仕込み刃が展開する。

 

「はぁあああああっ!!!」

 

素早く振るった牙狼剣の鞘から三つの仕込み刃が空を切り、三体の鬼の顔に突き刺さり、その痛みに怯んだ。

 

流牙はその三体の前に降り立ち、牙狼剣を振るい、鬼を切り裂いた。

 

「流牙!」

 

「兄様!」

 

「遅くなった。俺も戦う!」

 

牙狼剣を構える流牙だが、この戦いは小谷を守るための戦いで浅井家の当主である眞琴さ手出し無用と流牙を下がらせようとした。

 

「いけません、兄様。これは浅井の戦いです!お下がりを……」

 

しかし、その命令を黙って聞く流牙では無かった。

 

「悪いがそれは却下だ。俺達魔戒騎士は古の時代より、魔獣から人々を守るために戦ってきた。例え久遠が止めても、目の前に鬼がいるのを黙っているわけには行かない!」

 

流牙は地を蹴って鬼の群れに飛び込んだ。

 

「兄様!!」

 

「無駄だ、眞琴。流牙を……魔獣を狩り、人々を守るためだけに生きてきた魔戒騎士を止めることは出来ん。無論我にもな。ここは流牙の好きにさせろ」

 

仮にエーリカなどが動いていたら止めていたかもしれないが、流牙の生い立ちや信念を知っている久遠は今の状況で流牙を止めることは不可能だと理解している。

 

「……仕方ありませんね。さて、兄様は……えっ?」

 

眞琴もようやく諦めて流牙を見ると一分にも満たない時間で既に十体の鬼を牙狼剣で斬り伏せていた。

 

死人を鬼に変える呪法を知り、魔導ホラーとの戦いを経験した流牙は一刻も早く鬼から解放してあげたい気持ちが強くなり、ガロの鎧を呼び出さなくてもいつも以上の力を発揮していた。

 

流牙のあまりの強さに眞琴や浅井の足軽達は絶句していたが、流牙の性格を知る久遠達はその強さの理由を分かっていた。

 

「……どうやら昔受けた心の傷に触れられていつも以上の力を発揮しているようだな」

 

「うひゃあ……お頭凄すぎ……」

 

「流牙様の強い気迫がこっちまでビンビンに伝わってくるね……」

 

「それに人を鬼へ変えている怒り……そして、鬼にされた人を解放したい慈悲の心が現れていますね」

 

「心の力が体に反映しているということですか……」

 

詩乃の言う通り、今までの人を喰らう鬼への怒りと鬼から人を守る信念で戦ってきた。

 

そこに小谷城の一件で人を鬼へ変える怒りと鬼にされた人を解放する慈悲が流牙の心の中で渦巻き、それが力となって流牙の強さを底上げしていた。

 

しかし、流牙だけが強くなっておらず、彼の持つ剣、牙狼剣も変化していた。

 

牙狼剣の刃を構成しているソウルメタルは使う者の精神力で硬軟と軽重を変化する特殊な性質を持つ。

 

今、流牙の高まりつつある心……強い精神力は当然牙狼剣にも影響を与える。

 

今まで簡単に断ち切ることが出来なかった鎧を纏った鬼……鬼を斬る瞬間に牙狼剣を鋼より硬く、そして人が持てないようなとんでもない重さに変化させて鬼をまるで豆腐を切るかのように一刀両断で斬り裂いている。

 

そんな今の流牙の姿を見て眞琴は浅倉家の当主として負けられない気持ちが出てきた。

 

「……浅倉衆よ!我が兄に続き、鬼達を殲滅せよ!!」

 

眞琴が浅井衆の先頭に立ち、刀を抜いてお家流を発動する。

 

「淡海の天徃く鳰の羽は、悪を切り裂く正義の翼!北近江、浅井が当主・眞琴長政が諸悪の根源鬼を討つ!我が正義の刃を受けてみよ!出でよ、夕波千鳥!」

 

眞琴が刀を大きく薙ぎ払った瞬間、闇を斬り払うかの如く煌めいた刀の軌道を描くように現れたのは氷の鳥だった

 

「行け!夕波千鳥!全ての鬼を切り刻め!」

 

眞琴の声に応えるように鳴いた氷鳥は意志を持つかのように宙を滑り、凄まじいスピードで鬼を切り刻んだ。

 

しかし、その後信じられない光景が広がった。

 

傷ついた鬼達は他の鬼にかぶり付いてその肉を喰らっていた。

 

その衝撃的すぎる光景に誰もが恐怖という感情に支配され、動けなくなってしまった。

 

しかし、たった一人だけは恐怖に支配されていなかった。

 

「恐れるな、江北の勇者達よ!!!」

 

それは数々のホラーと戦ってきた歴戦の魔戒騎士、流牙だった。

 

流牙は浅井衆を立ち上がらせるために声を上げた。

 

「お前達の手にはこの国と平和を望む民の未来が掛かっている!そして、未来を信じる民の希望だ!!」

 

牙狼剣を掲げ、円を描いてガロの鎧を召喚し、その身に纏う。

 

「お前達の希望はこの場で共に戦っている眞琴だ!眞琴の心が折れない限り、お前達の希望の光は消えない!!」

 

黄金騎士ガロの金色の輝きは浅井衆の心を震わせ、希望の光が宿る。

 

「……っ!道外殿の言う通り!僕はここにいる!ここに居るぞ!浅井衆!共食い鬼など何するものぞ!武功をあげよ!名を知らしめろ!江北が勇者ここにありと!」

 

「それでこそ私の旦那様だよ!まこっちゃん!」

 

「市っ!」

 

「お待たせ!あなたのお市、ただいま参上!さぁ浅井衆のみんな、反撃だよーっ!」

 

市の率いる別働隊がやって来て鬼の大群へ飛び込む。

 

そして、両手に闘具を装着し、その身に光を纏う。

 

「あなたの愛で私が染まり、私の愛であなたが染まる!この愛は全てを打ち貫く鋼鉄の愛!愛染が慈悲、しっかり受け止めて成仏するのよ!」

 

市は馬から高く飛んで闘具を掴む手の力を強くする。

 

「能滅無量罪、能生無量福!砕け!愛染挽歌ぁぁぁぁぁーーーーーーーっ!!!」

 

雄叫びと共に殴りつけた拳は地面を砕き、天を貫くほどの威力だった。

 

吹き飛ばされた地面は鬼達をも巻き込み、天高く飛ばされてしまう。

 

「やるね、市ちゃん!」

 

「へへん!これが私の本気!愛染明王の力を借りて全てのものを粉砕する、愛染挽歌だよ!」

 

「我が妻、お市の愛により敵は総崩れとなった!浅井衆これより吶喊する!皆の者、僕に続けぇぇー!!」

 

市の攻撃で敵の体勢が崩れ、浅井衆が一丸となって切り込んでいく。

 

しかし、切り刻まれ、共食いした鬼達の体が元に戻っていた。

 

「仲間を喰らって身体を復元したのか!?ふざけるなぁあああああっ!!!」

 

流牙の怒りが爆発し、同じく鬼の行動を許せなかった眞琴と市も同じ気持ちで身体を復元した鬼を攻撃していく。

 

こんな外道な鬼には負けたくない、そしてこの国と民を守る……そんな想いが流牙達の心を一つにした。

 

「うぉおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーっ!!!!」

 

流牙の気合いの込められた咆哮……この場にいる戦う者達の心が重なり合った瞬間、奇跡が起きた。

 

「えっ!?ぼ、僕の夕波千鳥が!?」

 

「愛染挽歌の光が……!」

 

眞琴が作り出した夕波千鳥の氷鳥が勝手に動き出し、市の纏う光が同時に流牙の元へ飛んだ。

 

そして、ガロの鎧が金色の輝きを増すと夕波千鳥と愛染挽歌を取り込んで青白い閃光の輝きを放った。

 

その青白い閃光に人と鬼関係なしに目をつぶり、光が止むとそこにいたのは今までのガロでは無かった。

 

その姿に久遠と眞琴と市は目を疑った。

 

「ガロの鎧が……」

 

「僕の夕波千鳥を纏った……!?」

 

「それに、愛染挽歌の力が……」

 

流牙の纏うガロ……牙狼・翔は夕波千鳥の氷鳥と愛染挽歌の光を取り込んでその姿を変えていた。

 

鎧を覆うような氷の美しい装甲に背中には巨大な氷の双翼。

 

両腕の鎧は一回り大きくなり、闘具に似た全てを粉砕するかのような手甲を装着していた。

 

そして、周囲には流牙の意思で自由自在に動く無数の氷の槍が浮いていた。

 

流牙と眞琴と市、そしてこの小谷を守るために勇気を振るい立てて戦う者達の思いが集い、具現化した。

 

その名は……『氷天鳳凰・牙狼』。

 

ガロの姿が変わり、流牙自身も驚いていたがそんな暇はなく、眞琴と市に視線を向ける。

 

「……眞琴、市」

 

「は、はい!」

 

「う、うん!」

 

「行こう、一緒に!」

 

「……はいっ!!」

 

「うん!お兄ちゃん!!」

 

眞琴と市は流牙のガロと自分達のお家流が一つになり、一緒に戦っていると気持ちが高まる。

 

「夕波千鳥!!!」

 

再び夕波千鳥で氷の白鳥を作り出し、鬼を切り裂いていく。

 

「愛染挽歌!!!」

 

切り裂いた所に市の愛染挽歌を纏った闘具で全力で殴り飛ばす。

 

「はぁあああっ!!」

 

流牙が牙狼剣を掲げて振るうと無数の氷の槍が一斉に舞い、鬼達を次々と串刺しにして氷漬けにする。

 

そして、握りしめた拳を全力で氷塊を殴りつけ、中にいた鬼と一緒に氷を粉々に砕いた。

 

牙狼剣と同じソウルメタル製のガロの鎧が夕波千鳥と愛染挽歌を取り込んだことで、魔獣に絶大な効力を与える『氷の力』と『剛の力』を精製した。

 

次々と精製する氷の槍を操り、そして拳で粉砕して鬼の数を一気に減らしていく。

 

「これで終わりだ!!!」

 

氷の槍を集め、掲げた牙狼剣に収束させて巨大な氷の大剣を作り出した。

 

最後の鬼達向けて振り下ろし、全ての氷の力を叩きつけて一瞬にして鬼達を氷結させ、小さな氷の山を作り出した。

 

最後に流牙の必殺の右拳で氷山を粉砕し、全ての鬼を討滅すると、ガロの鎧を魔界に送還する。

 

呆然とする流牙に眞琴と市が駆け寄る。

 

「兄様!どうして僕の夕波千鳥が鎧と一つに!?」

 

「私の愛染挽歌もだよ!あれでドカーンって拳で氷を粉砕しちゃったし!」

 

「俺も何でああなったのか……」

 

チリーン!

 

鈴の音が響き、ザルバのカバーを開いた。

 

「ザルバ?」

 

『それなら俺様が教えてやろう』

 

ガロの鎧と共にあるザルバはあの現象について説明する。

 

『ガロの鎧の素材であるソウルメタルは人の心と精神に感応してその形が変化する性質を持っている。纏っている騎士やその周りにいる人々の強い想いに反応してさっきみたいな現象が起こることがある。今回はお嬢ちゃん達や足軽達の鬼からこの国を守りたい強い気持ちがあのガロを生み出したのだろう』

 

「僕達の想いで……?」

 

「あのガロを……?」

 

「ザルバ殿、一つお尋ねしますが、ガロは今後あの氷を纏った姿にいつでもなれるのですか?」

 

聡明な詩乃は今までの話を聞いて氷天鳳凰・牙狼の力をいつでも使えるのか尋ねた。

 

『いいや。この変化はあくまで偶発的なものでいつでも使えるものじゃない。恐らくは今回だけだろう』

 

「そうですか……」

 

詩乃は流牙が氷天鳳凰・牙狼の力がいつでも使えれば戦略の幅が広がると密かに期待していたが、流石にそう上手くいくわけがないので少しがっかりした。

 

「しかし、ガロとお家流の力が一つになるとは……もしかしたら今後他のお家流を持つ者と流牙が戦う時、そういうことがあるかもしれないな」

 

「そうかな……?」

 

久遠に言われるがピンとこない流牙は頭をかきながら牙狼剣を見つめる。

 

「とりあえず、この辺にいる大体の鬼は倒せたけどまだ残りがいるかもしれないから見回りに行ってくるよ。みんな、後のことは頼む」

 

「……流牙、無茶はするなよ。持っていけ」

 

久遠は陣中食としてもってきた金平糖の入った包みを流牙渡した。

 

「ありがとう。行ってくる」

 

「うむ、行って来い」

 

流牙は久遠の頭を撫でてそのまま村を後にして鬼の探索へ向かった。

 

 

 




平和への一歩を踏みしめ、時は静かに加速する。

光の元に勇者たちは集う。

そして、まだ見ぬ深き闇を知るため、狩へと赴く。

次回『狩 〜Hunting〜』

闇を狩る勇者たちの刃が煌めく。



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