ヒロイン
名前
ジリィーナ・スエロ
愛称
ジル
性別
女
年
17歳
一人称
私
二人称
貴方 君
「生きることって、とっても素晴らしいことなのよ」
「それでも、私はその選択をするわ…もしそれが、私の信念をねじ曲げてしまっても」
「私は、まだ…貴方と一緒にいたいっ!だから…お願い…っ!!」
性格
天真爛漫で、優しい心の持ち主だが、面倒事にはあまり関わりたくないという一般的な考えも持ち合わせている。なので、一人突っ走って行こうとするトアにブレーキをかけるストッパーの役割をしているが、あまり効果はない。結局、故郷で培った話術を最大限に利用して、情報収集などをやらされる。ある意味不憫な少女。その上箱入り娘感があるので、たまに突拍子もないことを言い出しては仲間達にに呆れられるか驚かれている。また、人の生き死に異常な程に敏感。だからなのかトアの死にたがり思考を理解することが出来ず、改善させようとしている。もちろん、自分も死にたくない。
追記
幼い頃の記憶がなく、本当の故郷がどこだか知らない。だが、彼女自身は働いていた宿屋『ローゼス』を自身の故郷だと思っているのであまり気にしていないらしい。
他人の生き死にに敏感なのは失った幼い頃の記憶に鍵があるのかもしれない。
容姿
肩までの青い短い髪と、髪よりも深い青い瞳を持っている。背はそこそこ高く、トアよりもほんの少しだけ大きい。彼女いわく、「トアは細いし小さい」らしい。動きやすい服を好むけれど、スカートを履いている。が、きちんとスパッツは着る。
棍棒
自身の背丈ほどある。普通の棍棒よりも細く、軽いので扱いやすい。また、伸縮自在で一番長い時は自身の背丈ほど。小さいときは手のひらに乗るくらいの長さになる。普段は右足の太ももに付けたガーターベルトのようなものにつけて持ち歩いている。
戦い方
宿屋の看板娘をしていた割には戦い慣れしている。基本は棍棒で突き刺し、振り下ろし、切るように薙いだりする。大振りなふりをするが、小回りもきく。トアよりも歴代主人公の戦い方に似ている。しかし、回復役でもおる。バーサクヒーラー???
技
紅破(こうは)〈炎〉
棍棒を地面に叩きつけ衝撃波を発する。魔神剣的な奴。
烈風(れっぷう)〈炎〉
両手で棍棒を回転させ敵を引き寄せながら巻き込むようにあて攻撃。
蓮花(れんか)〈無〉
3連続の突き攻撃。からの棍棒を前方で回すことで敵を引き寄せ巻き込みながら攻撃する技。
天鏡(てんきょう)〈風〉
敵の懐に一気に入り込み、下から打ち上げるように棍棒を振りその反動使って敵を蹴り更に上へ打ち上げる。
天鏡・翔(てんきょう・しょう)〈風〉
空中にいる敵に対して発動可能。流れるような足での三連撃をした後踵落としの要領で敵を地上に叩きつける。
地鏡(ちきょう)〈地〉
棍棒を地面に突き刺しそこを中心に岩が盛り上がり攻撃する技。
水鏡(すいきょう)〈水〉
トアと行動を共にしている時だけ発動可能。水を纏って大剣のようになった棍棒を一点集中で振り下ろす技。
紅迅烈波(こうじんれっぱ)〈炎〉
連続の突き攻撃から敵の頭を狙って上から叩き落とすように棍棒を振りおろし、体制を崩した相手に強力な横蹴りを食らわせる技。
魔術
ファイアーボール〈炎〉
3つの火の玉を前方に飛ばす魔術。
詠唱
「炎の三連」
「小さな火の粉たちの悪戯」
レッドファング〈炎〉
炎の大きな獣の口が敵を噛み砕く魔術。
詠唱
「獲物を狙う残虐な獣よ、ここに現われよ」
「炎の牙、敵を噛み砕く!」
ファイアースピア〈炎〉
天から炎の槍を呼び出しターゲットの敵とそれの周囲の敵を焼き殺す魔術。
詠唱
「天より振りし裁きの槍よ、我に仇なす者達に鉄槌を!」
「落ちよ!!」
エンシェントノヴァ〈炎〉
古代の正常な炎を呼び出しあたり一面を焼き焦がす。その威力は異常でジルが本気で怒った時にしか出さない魔術。
「古に眠りし正常な炎よ、その姿を今ここに表して敵を滅せよ」
「消えて」
ピクシーサークル
味方の体力を少量回復。
詠唱
「妖精の贈り物」
「無理しないで!」
ライニング
味方の状態異常を全て解除。(つまりリカバー)
詠唱
「かの者を侵す影、消え去れ」
「戦いにくいよね」
フェアリーサークル
範囲内の味方の体力を中回復。
詠唱
「妖精達の、美しき乱舞」
「お願いね」
レイズデッド
戦闘不能の見方を復帰させる。
詠唱
「道に迷いし魂をここに導け」
「戻ってきて!」
フリューネス
範囲内の味方の体力を大幅に回復。また、状態異常を全て解除。
詠唱
「痛みをともなう影たちよ、転じて全てを守る加護となれ」
「まだ負けられないの、だからっ!」
秘奥義
ゲイボルグ
棍棒の先端に炎が纏わりつき、それが切っ先の鋭くなった槍の形をなす。その後にそれで敵を二回突き刺し最後に敵の心臓部分に槍を突き刺そうと空中に高く飛び上がった後狙いを定めるがジルが苦しげに表情を歪め結局は落下していく勢いを使って槍を叩きつけフィニッシュ。
発動時
「さよならの時間だよ」
棍棒が槍になる時
「私が、やらなくちゃならないの…っ)
苦しげに顔を歪ませ
「…それでも、私はっ!!」
フィニッシュの後
「…これは、間違った答えなの…?」